1,112円
JESCOホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 23242.74
高値 23431.04(12:38)
安値 23225.39(09:01)
大引け 23296.77(前日比 +311.26 、 +1.35% )
売買高 12億0989万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1242億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、米株高受け大幅高も後半に伸び悩む
2.後場寄りに一段高、一時は2月のコロナ暴落前の水準を上回る
3.米国ではワクチンや新薬開発思惑を背景に経済回復期待強まる
4.先物主導で買われ、景気敏感株の大型株など中心に買い集まる
5.全体の75%強が上昇、売買代金は7営業日ぶり2兆円台乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比378ドル高と3日続伸した。FDAが23日、血漿を投与する新型コロナ治療法を特別認可したのを受け、コロナ感染の拡大抑止とそれに伴う経済回復への期待から買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け朝方から買い優勢の展開となり、日経平均株価は一時450円近い上昇で2万3400円台まで買われる場面があった。
25日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株価指数が揃って上昇し、ナスダック総合指数とS&P500指数が史上最高値を更新したことを受け、リスクオンムード。寄り付きから景気敏感の大型株など中心に買いが先行し、その後も次第高の展開となった。米国では新型コロナウイルスのワクチン開発や新たな治療法に対する期待が経済回復を早めるとの思惑につながり株高を後押ししており、日本株もこれに追随する形に。日経平均は先物買いが主導して、後場取引を開始してまもなく2万3400円台まで上値を伸ばし、新型コロナ感染拡大の影響で急落する前の2月21日終値2万3386円を上回って推移する場面があった。ただ、その後は戻り売り圧力が高まり伸び悩んだ。東証1部全体の75%強の銘柄が上昇し、売買代金も8月14日以来7営業日ぶりに2兆円台に乗せている。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大幅高に買われたほか、資生堂<4911>も上昇した。トヨタ自動車<7203>が堅調。JR東日本<9020>も買い優勢だった。ANAホールディングス<9202>も活況高となった。ヴィッツ<4440>が一時ストップ高となり、ピアラ<7044>は値上がり率トップに買われた。ぐるなび<2440>が商いを伴い大幅高、ダブル・スコープ<6619>も物色人気となった。
半面、売買代金トップの任天堂<7974>が安く、ニトリホールディングス<9843>も売られた。エムスリー<2413>も冴えない。レーザーテック<6920>が売りに押され、神戸物産<3038>も値を下げた。富士通<6702>も安い。ツナググループ・ホールディングス<6551>、大幸薬品<4574>が大幅安、オイシックス・ラ・大地<3182>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、資生堂 <4911> 、リクルート <6098> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約108円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、中外薬 <4519> 、オリンパス <7733> 、アドテスト <6857> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約25円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は精密機器、その他製品、医薬品の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)空運業、(2)繊維製品、(3)銀行業、(4)不動産業、(5)鉄鋼。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)小売業、(2)食料品、(3)情報・通信業、(4)電気機器、(5)サービス業。
■個別材料株
△JESCO <1434> [東証2]
ベトナムのホテルプロジェクトに関する案件を受注。
△キャリアデザ <2410>
求職者に直接アプローチを行う転職アプリをリリース。
△ぐるなび <2440>
「GoTo Eatキャンペーン事業」の事業者に採択。
△ランシステム <3326> [JQ]
テレワーク向けリモートデスクトップソリューションの販売を開始。
△菊池製作 <3444> [JQ]
「除菌剤の噴霧ロボットの開発開始」との報道。
△大和重 <5610> [東証2]
5万株を上限とする自社株買いを発表。
△アマダ <6113>
三菱UFJMS証券が目標株価を1400円へ引き上げ。
△ハナツアーJ <6561> [東証M]
国内需要取り込みに営業方針を転換。
△タムラ <6768>
上期営業利益予想を上方修正。
△バリュエンス <9270> [東証M]
「なんぼや」が東南アジアに進出。
▼JPHD <2749>
株主優待制度を変更。
▼ASTI <6899> [東証2]
第1四半期営業赤字に転落。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ピアラ <7044> 、(2)ヴィッツ <4440> 、(3)グロブライド <7990> 、(4)ランド <8918> 、(5)ぐるなび <2440> 、(6)グリーンズ <6547> 、(7)プロレド <7034> 、(8)ソフトクリエ <3371> 、(9)東洋エンジ <6330> 、(10)オープンドア <3926> 。
値下がり率上位10傑は(1)ツナグGHD <6551> 、(2)大幸薬品 <4574> 、(3)オイシックス <3182> 、(4)藤久 <9966> 、(5)ボルテージ <3639> 、(6)JPHD <2749> 、(7)C&R <4763> 、(8)エニグモ <3665> 、(9)蛇の目 <6445> 、(10)オプトラン <6235> 。
【大引け】
日経平均は前日比311.26円(1.35%)高の2万3296.77円。TOPIXは前日比18.10(1.13%)高の1625.23。出来高は概算で12億0989万株。東証1部の値上がり銘柄数は1643、値下がり銘柄数は467となった。日経ジャスダック平均は3523.28円(14.35円高)。
[2020年8月25日]
株探ニュース
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