日経平均は大幅反落、利上げ懸念から投資家心理悪化

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/01 16:19
*16:19JST 日経平均は大幅反落、利上げ懸念から投資家心理悪化 前週末の米国株式市場は続伸。年末商戦に向けた好調な消費動向が報じられ、寄り付き後、上昇。感謝祭の翌日で短縮取引となる中、小売が好調で相場を支援したほか、利下げ期待を受けた買いが続き終日堅調に推移した。米株市場を横目に、12月1日の日経平均は前営業日比64.68円高の50318.59円と5営業日続伸でスタート。ただ、寄り付き直後から売り優勢の展開となり下げ幅を大きく広げた。後場に入ってからも戻りは鈍く、その後は安値圏でもみ合う展開となった。短期的な過熱を警戒した利益確定売りが引き続き優勢になった。また、日銀の植田総裁の挨拶や記者会見を受けて、次回12月会合での利上げ観測が高まったことも投資家心理を悪化させた。

 大引けの日経平均は前営業日比950.63円安の49303.28円となった。東証プライム市場の売買高は21億6799万株、売買代金は5兆3835億円だった。業種別では、電気・ガス業、鉱業、不動産業など幅広い業種が下落した一方で、銀行業、石油・石炭製品の2業種のみが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は18.5%、対して値下がり銘柄は78.7%となっている。

 個別では、セコム<9735>村田製<6981>住友電<5802>日立建機<6305>、SM
<6273>太陽誘電<6976>浜ゴム<5101>三菱UFJ<8306>ニコン<7731>オークマ<6103>しずおかFG<5831>、三井住友<8316>ローム<6963>千葉銀<8331>スクリン<7735>などの銘柄が上昇。

 一方、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>フジクラ<5803>TDK<6762>中外薬<4519>ソニーG<6758>KDDI<9433>コナミG<9766>テルモ<4543>、リクルートHD<6098>住友不<8830>、第一三共<
4568>、ダイキン<6367>日東電<6988>などの銘柄が下落。 <FA>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
8,224.0
(15:30)
-9.0
(-0.10%)
4543
2,369.5
(15:30)
+0.5
(+0.02%)
6,076.0
(15:30)
+43.0
(+0.71%)
6,941.0
(15:30)
+266.0
(+3.98%)
18,455.0
(15:30)
+1,205.0
(+6.98%)
2,353.5
(15:30)
-9.0
(-0.38%)
8,096.0
(15:30)
-153.0
(-1.85%)
3,740.0
(15:30)
-10.0
(-0.26%)
6273
56,800.0
(15:30)
+630.0
(+1.12%)
4,600.0
(15:30)
-60.0
(-1.28%)
19,760.0
(15:30)
+50.0
(+0.25%)
4,300.0
(15:30)
-32.0
(-0.73%)
6762
2,446.0
(15:30)
+13.0
(+0.53%)
20,250.0
(15:30)
+50.0
(+0.24%)
6963
2,217.5
(15:30)
+23.5
(+1.07%)
3,859.0
(15:30)
-2.0
(-0.05%)
3,399.0
(15:30)
+20.0
(+0.59%)
3,840.0
(15:30)
+25.0
(+0.65%)
7731
1,861.5
(15:30)
+26.0
(+1.41%)
13,675.0
(15:30)
+60.0
(+0.44%)
2,498.5
(15:30)
-31.0
(-1.22%)
4,908.0
(15:30)
-41.0
(-0.82%)
1,702.5
(15:30)
+10.0
(+0.59%)
7,576.0
(15:30)
+257.0
(+3.51%)
2,680.0
(15:30)
+5.0
(+0.18%)
9735
5,418.0
(15:30)
+93.0
(+1.74%)
23,025.0
(15:30)
+630.0
(+2.81%)
56,150.0
(15:30)
-590.0
(-1.03%)
18,655.0
(15:30)
-630.0
(-3.26%)

「#日経平均株価の見通し材料」 の最新ニュース