日経平均は続落、米株安引き継ぐも下げ渋り

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/21 16:03
日経平均は続落。20日の米国市場では主要ハイテク株の売りが続いたほか、世界経済の減速懸念を背景とした原油先物相場の下落も嫌気され、NYダウは551ドル安と大幅に続落。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで296円安からスタートした。
寄り付き直後には21243.38円(前日比339.74円安)まで下落する場面があったが、予想PER(株価収益率)12倍に迫る水準では押し目買いも入り、下げ幅を縮める展開となった。中国・上海株の下げ渋りや日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測も株価を下支えした。

大引けの日経平均は前日比75.58円安の21507.54円となった。東証1部の売買高は13億9258万株、売買代金は2兆4105億円だった。業種別では、鉱業、証券、卸売業などが下落率上位で、その他も全般軟調。電気機器とパルプ・紙のみプラスを確保した。

個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>三菱UFJ<8306>、ファーストリテ
<9983>などがさえない。トヨタ自<7203>は小幅に下落した。同業シャイアー買収について欧州委員会から承認を取得した武田薬<4502>は3%超安。オリンパス<7733>は社内弁護士による記者会見を受けて後場急落した。社内基準未達の製品出荷が報じられた三菱電<6503>、レーティング引き下げ観測のスクエニHD<9684>も軟調。また、新株予約権付社債(CB)を発行する高島屋<8233>が東証1部下落率トップとなった。一方、ソフトバンクG<9984>キーエンス<6861>はしっかり。カルロス・ゴーン会長逮捕に揺れる日産自<7201>は反発した。米国市場の流れを引き継いで東エレク<8035>SUMCO<3436>といった半導体株の上げが目立ち、村田製<6981>などの電子部品株も堅調。また、LIFULL<2120>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
197.0
(13:15)
+4.0
(+2.07%)
1,186.5
(13:20)
-24.5
(-2.02%)
4,148.0
(13:20)
+30.0
(+0.72%)
2,710.0
(13:20)
+64.5
(+2.43%)
3,466.0
(13:20)
+104.0
(+3.09%)
66,080.0
(13:20)
+880.0
(+1.34%)
2,528.5
(13:20)
+14.5
(+0.57%)
356.5
(13:20)
-8.3
(-2.30%)
2,707.5
(13:20)
+25.0
(+0.93%)
2,401.0
(13:20)
+4.0
(+0.16%)
7974
9,142.0
(13:20)
+39.0
(+0.42%)
24,665.0
(13:20)
+185.0
(+0.75%)
8233
1,249.5
(13:20)
+7.5
(+0.60%)
1,861.5
(13:20)
+19.5
(+1.05%)
6,293.0
(13:20)
+45.0
(+0.72%)
54,670.0
(13:20)
+670.0
(+1.24%)
9,380.0
(13:20)
+213.0
(+2.32%)