日経平均は小幅続伸、米国市場は休場も世界的な景気拡大への期待などが支えに

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;23721.17;+6.29TOPIX;1883.87;-0.03

[寄り付き概況]

　日経平均は小幅に続伸してスタートした。15日の米国市場はキング牧師生誕日の祝日で休場だった。シカゴ日経225先物清算値は23685円となった。米国休場で手掛かり材料に乏しいものの、世界的な景気拡大への期待などが支えとなり、日経平均は5日線水準での押し目買いの動きが先行したようだ。ただ、為替相場が1ドル＝110円台半ばから後半と引き続き円高推移しており、手掛けづらさが意識されそうだ。

　売買代金上位では、ソフトバンクＧ<9984>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>などがしっかり。三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株は小高い。利益率改善見通しが報じられた村田製<6981>の上げが目立ち、中小型株では前日ストップ高の北の達人<2930>が活況を見せている。一方、任天堂<7974>、ＫＤＤＩ<9433>、楽天<4755>、コマツ<6301>などがさえない。ローム<6963>、ＪＦＥ<5411>、ＩＨＩ<7013>
は下げ目立つ。

　セクターでは、水産・農林業、石油・石炭製品、食料品が上昇率上位。反面、鉄鋼、海運業、不動産業が下落率上位となっている。
＜DM＞