タグ:三浦しをん のブログ

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  • オイラはあまりドラマを視る方ではないのだが、TV東京で力を入れて宣伝していた「あの家に暮らす四人の女」を視た。小説を読んだことがあって、入り組んだ話を尺の短いドラマに落とし込めるのだろうかと思っていたが、なんとかしてしまう力量が凄い。https://www.tv-tokyo.co.jp/information/2019/09/30/217402.html  それと、中谷美紀の演技が各場面にて絶妙で、こんなにイイ... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん あの家に暮らす四人の女 
    登録日時:2019/10/01(00:00)  
  • ザックリいうと、ドタバタ活劇小説。主人公のジョー・ブレディーは、マフィアの親分ジオ・カプリッシと同級生で、その親分の経営するストリップ劇場で用心棒をしている。 ふとしたきっかけで、様々なトラブルに巻き込まれるが、凄腕ジョーはなんとか問題を解決しながら、最終的にはテロリストと対決し、ヒーローになって終わる。 ★「用心棒」  デイヴィッド・ゴードン著 早川書房 2018.10.15.発行 つまらなくはなかったが、か... ...続きを読む

    タグ:デイヴィッド・ゴードン 「用心棒」 三浦しをん 「あの家に暮らす四人の女」 
    登録日時:2018/12/09(04:13)  
  • 職場の休み時間、ぼーと朝日新聞を眺めていた。すると、「善悪すべてを映し出す光」という題目が目に飛び込んできた。 潮12月号 大森立嗣/三浦しをん 対談 三浦しをん著「光」という作品は、オイラの公務員懲戒免職事件が、底の底で題材になっている。かつてこのブログでも取り上げたことがある。 けっこう、強烈なネタなので興味のある人は検索してちょーだい。    * 記事によれば、三浦しをんは、ず~っと、大森立嗣に映画を作る... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん  
    登録日時:2017/11/06(00:12)  
  • 私はこれまで何度も、真面目だと人から言われてきた。(略)私は変化を嫌う。特に食べ物は、「これを食べよう」と決めたら、三年は食べ続ける。 以前は学生食堂のスパゲティーミートソースだった。今はファーストキッチンの四番のセットだ。たしか鶏肉の挟まったものだったと思うが、名称は思いでせぬ。 これもすでに三ヶ月、ほぼ毎日食べている。おかげで太った。 そろそろやめたいが、私の中の「真面目君」が、「まだ極めていないから食い続... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん 極め道 
    登録日時:2015/03/16(02:30)  
  • 麻原が逮捕された日、現金を懐に抱えて屋根裏かどこかで、彼は警察に発見されたのだった。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E5%8E%9F%E5%BD%B0%E6%99%83 その態度に、あれだけのクーデターをやっておいて、なんだそのざまはという怒りが湧いてきて、オイラはその心情について、マエストロ掲示板に書いたことを思い出した。 麻原が逮捕されたのは、1995年とある。... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 「約束された場所で」 三浦しをん 「光」 
    登録日時:2014/11/28(01:13)  
  • M’sBARに出向いたのは今日で2度目だ。1階のドアを開けると、この間とはうって変わって閑散としていた。客は、見ず知らずの男が一人しかいない。 オイラが入店してしばらくすると、もう一人、野郎が入ってきた。今日は、ママが休みのようで、アシスタントの女性がその野郎の相手をした。 「また、戻ってきたの?」 アシスタントが呆れていた。この野郎は、いかにも常連なようだ。外様なオイラは、黙って様子をうかがっていた。やたら、... ...続きを読む

    タグ:M'sBAR 村上春樹 三浦しをん デイビッド・ゴードン 
    登録日時:2014/10/26(02:01)  
  • 9/24から9/25にかけて、いつものスペイン酒場。 スペインママは、北見修道院に赴いて、シスタービクトリア(106歳)に会ってきたという。もう一人の恩人シスター(96歳)が床に伏せっていて、その面会へ行ったのだ。 スペインママの家族一同と、ふたりのシスターが映っている写真を見せてくれた。オイラが手渡した月刊ムーの切り抜き記事も、ホントウに手渡してきたという。これで少なくともスペイン修道院は、バチカンが拵えたと... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん 
    登録日時:2014/09/26(02:47)  
  • (略)NHK出版からテキスト『和歌文学の世界』も発売されており、教科書というより読み物としておもしろい。第二シーズンに通底するテーマは、私なりに言葉にすると、「現実とフィクションの円環構造」だろうか。 たとえば、ある風景を現実に見た(あるいは想像した)瞬間の感激が、和歌という創作物となって迸る。その和歌に心動かされた後世の人々は、詠まれた風景を現実に目にしたとき、「ただの景色」とは思わず、和歌という創作物のフィ... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん 本よみうり堂 
    登録日時:2014/09/22(02:55)  
  • (略)そしてこの前年に高崎の改装、さらに渋谷、吉祥寺、郡山のオープンと走り回っていた小海も、文芸書の陣頭指揮をとるために仙台へ何度も通った。「もうあの頃のことはごちゃごちゃになってよく思いだせません」と苦笑いする。 震災前には丸善を入れて三店舗だったのが四店舗になり、それぞれの店の商品構成も特徴を持たせる形であらためて考え直し、新規商品を発注し、移動スケジュールに合わせて棚づくりを考え、とかで、もう頭が混乱して... ...続きを読む

    タグ:書店不屈宣言 田島久美子 三浦しをん 
    登録日時:2014/09/17(02:03)  
  • ── 物語という人間の持ったものは言語そのものと密接につながっていて、   言語を持った瞬間にまで物語に至る道筋がたどれるとしたら、   それは要するに、「非近代」という色が濃くなりますね。 村上 そうです。   僕の場合、物語ということで追求していくと、   ある部分そういうところへ行くことになるんじゃないのかな。   ただその非近代を現代にいま持ち込むというのは、   ある意味で危険を伴うことなんですよね。... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 三浦しをん  
    登録日時:2014/08/15(02:58)  
  • (略)島じゅうの山に咲きほこっていた、不吉な赤い花。どうかしていると思った。そんな名前を娘につける信之も、獣のように輔(たすく)のまえに這いつくばっている女も。 「椿が変質者にいたずらされた。あなたのアパートに行った日に」だからもう会えない、と南海子(なみこ)は苦しみを絞るように言った。 輔は見上げてくる南海子の視線を慎重に受け止めた。引き止めてほしがっているのか、「わかった、じゃあね」と言ってほしがっているの... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 三浦しをん 「光」 
    登録日時:2014/08/08(03:09)  
  • 村上 (略)だから僕が伝えたかったのは、カーネル・サンダースみたいのなものは、   実在するんだということなんです。   彼は必要に応じて、どこからともなくあなたの前にすっと出てくるんだ、ということ。   それこそタンジブルなものとして、そこにあるんです。   手を伸ばせば届くんです。   僕は彼を立ち上げて、彼について描くことを通して、そういう事実を読者に伝えたいわけです。 *****************... ...続きを読む

    タグ:村上春樹 三浦しをん 「光」 
    登録日時:2014/08/07(00:37)  
  • 三浦しをんも、ビックリな出来事とが1/27未明に起こった。 色々な事情があって、飲み歴25年の「スナック門」を出入り禁止になったオイラは、やけくそになって、スペイン酒場「ヒラソウル(ひまわり)」の門をくぐった。すると、何度か顔なじみだったうら若きフィリピン風な女性が、男の子を連れ立って、マイクを右手にして美声を振るっていた。 すると何の因縁だろうか、その女性から、オイラの連絡先をメモにしろと仰せつかったのだった... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん 
    登録日時:2014/01/27(03:25)  
  • 再放送のドラマをほぼ毎週、視ているが。「まほろ駅前番外地」TV東京。 三浦しをんがどういう風に小説を書いたのか、ドラマを視ていると、いろいろと想像できる。やっぱりオモロイ。 一話一話、どこからみてもオモロイと思われる。また、そういう風に書いている。これはひとつの型として、頭に刻み込んでおくべきだ。 でも、考えてみれば、こういう型はドラマなら当たり前のことなんだけど。今まで、小説を書いてみようと思ったことがなかっ... ...続きを読む

    タグ:三浦しをん 
    登録日時:2013/11/14(00:46)