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藤田観光のニュース
【↓】日経平均 大引け| 反落、中東情勢緊迫化でリスク回避の売り優勢 (4月15日)
日経平均株価
始値 39056.93
高値 39232.80(15:00)
安値 38820.95(09:19)
大引け 39232.80(前日比 -290.75 、 -0.74% )
売買高 16億0886万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆9857億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、中東の地政学リスクを嫌気
2.前週末の米株急落受け、朝方700円超の下げみせる
3.3万9000円割れも、その後は押し目買いで下げ渋る
4.半導体関連主力株が売られ、電力株への買い目立つ
5.S高銘柄相次ぎ物色意欲旺盛、全体売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比475ドル安と5日続落した。インフレや中東情勢の緊迫化を背景に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米株大幅安を受けリスクオフの流れに。日経平均株価は一時3万8000円台まで水準を切り下げたが、その後は下げ幅を縮小した。
15日の東京市場は、リスク回避目的の売りがかさみ、日経平均は大きく下値を探る展開で始まった。前週末の米国株市場では、中東でのイランとイスラエルの対立が一段と緊迫化するなか、地政学リスクを嫌気してハイテク株を中心に幅広く売り込まれる地合いとなった。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが急速に弱気に傾き、朝方は先物主導の売り圧力も加わり、日経平均の下げ幅は700円を超える下げで、フシ目の3万9000円大台を割り込む場面もあった。ただ、その後は買い戻しや押し目買いが入り漸次下げ渋る展開に。3万9000円台前半は上値も重く戻り足も限られ、結局300円近い下げで着地した。なお、商いは盛り上がりを欠いており、売買代金は4兆円を下回った。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が大きく値を下げたほか、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>などがいずれも下値を探る展開。ファーストリテイリング<9983>も軟調。アステラス製薬<4503>も大幅安となった。ソニーグループ<6758>が冴えず、ソフトバンクグループ<9984>も値を下げた。パソナグループ<2168>、ジンズホールディングス<3046>がストップ安となり、マネーフォワード<3994>も急落した。
半面、売買代金2位にランクインした東京電力ホールディングス<9501>や北海道電力<9509>などをはじめ電力株が買われ、半導体関連ではローツェ<6323>が逆行高と気を吐いた。三菱重工業<7011>もしっかり。IDOM<7599>、テラスカイ<3915>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、Gunosy<6047>がストップ高に買われる人気となった。ビックカメラ<3048>が活況高となり、RPAホールディングス<6572>も物色された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は日東電 <6988>、オリンパス <7733>、東京海上 <8766>、リクルート <6098>、ブリヂストン <5108>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約17円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、アステラス <4503>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約147円。
東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)海運業、(3)非鉄金属、(4)石油石炭製品、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)医薬品、(2)空運業、(3)情報・通信業、(4)その他製品、(5)その他金融業。
■個別材料株
△ビックカメラ <3048> [東証P]
今期業績・配当予想の増額修正を評価。
△TSIHD <3608> [東証P]
25年2月期は2ケタ営業増益で増配見通し、自社株買いも発表。
△データセク <3905> [東証G]
米SMCI
△テラスカイ <3915> [東証P]
今期営業73%増益見込みでNTTデータとの資本・業務提携。
△QPS研究所 <5595> [東証G]
今期は一転最終黒字転換の見通しでポジティブ視。
△Gunosy <6047> [東証P]
24年5月期業績予想の上方修正と自社株買い発表。
△ベイカレント <6532> [東証P]
今期は連続最高益見通しで増配・自社株買いも発表。
△コレック <6578> [東証S]
太陽光パネル販売企業の子会社化で今期経常34%増益を計画。
△エリアクエス <8912> [東証S]
上限52万株の自社株買いと配当予想増額を材料視。
△GRCS <9250> [東証G]
第1四半期営業利益が黒字転換し通期計画上回って着地。
▼パソナG <2168> [東証P]
今期特別配当実施も減益決算で慎重姿勢。
▼アスタリスク <6522> [東証G]
今期は一転営業赤字の見通しで失望感。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)IDOM <7599>、(2)テラスカイ <3915>、(3)インターアク <7725>、(4)ベイカレント <6532>、(5)ベクトル <6058>、(6)Gunosy <6047>、(7)ビックカメラ <3048>、(8)アークランズ <9842>、(9)TSIHD <3608>、(10)RPA <6572>。
値下がり率上位10傑は(1)パソナG <2168>、(2)JINSHD <3046>、(3)マネフォ <3994>、(4)SHIFT <3697>、(5)Sansan <4443>、(6)アステラス <4503>、(7)ラクス <3923>、(8)藤田観 <9722>、(9)トランザク <7818>、(10)高島屋 <8233>。
【大引け】
日経平均は前日比290.75円(0.74%)安の3万9232.80円。TOPIXは前日比6.44(0.23%)安の2753.20。出来高は概算で16億0886万株。東証プライムの値上がり銘柄数は690、値下がり銘柄数は910となった。東証グロース250指数は680.75ポイント(6.62ポイント安)。
[2024年4月15日]
株探ニュース
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