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千葉銀行のニュース
日経平均株価
始値 38702.54
高値 38895.06(13:18)
安値 38591.79(10:26)
大引け 38837.46(前日比 -85.57 、 -0.22% )
売買高 17億0486万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2707億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、売り一巡後は下げ幅縮小
2.米株市場でダウ下落、東京市場でも利食い誘発
3.日米で長期金利低下は追い風も景気減速を警戒
4.為替が円高に振れ、自動車などの輸出株に逆風
5.売買代金上位の主力軟調も中小型株物色は活発
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比115ドル安と反落した。ISM製造業景況感指数の悪化を受け金融株やエネルギー株が売られた。
東京市場では、日経平均株価は売りに押される展開。前日の米国株市場でNYダウが反落したことを受け、利益確定の動きが誘発されたが、下値では押し目買いが入り、朝方売り一巡後は底堅さを発揮した。
4日の東京市場は、終日マイナス圏で推移する軟調な地合いだった。前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルあまり下げる荒れた展開。下げ渋ったものの反落したことで、東京市場もこれに追随する動きとなった。日米ともに長期金利が低下基調となったことは追い風材料ながら、足もとで景気減速が警戒されている。外国為替市場ではドルが売られ、円高方向に振れたことも自動車株など輸出セクター中心に上値を重くした。今週末の米雇用統計発表を控え、買い向かう動きも限られた。ただ、中小型の個別株物色は活発で、日経平均は後半に下げ渋った。プライム市場の売買代金上位銘柄を見ると安いものが目立つが、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも800弱で拮抗している。全体売買代金は連日で4兆円台をキープした。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が下落歩調を強め、ディスコ<6146>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも利益確定売りに押された。ソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。三井物産<8031>など総合商社も売られた。筑波銀行<8338>、千葉銀行<8331>など地銀株が大幅安、霞ヶ関キャピタル<3498>も下落した。
半面、東京エレクトロン<8035>がしっかり、三菱重工業<7011>も買いが優勢だった。ソニーグループ<6758>が堅調。リクルートホールディングス<6098>が買われ、JT<2914>も上値追い。任天堂<7974>が高く、メルカリ<4385>も物色された。永谷園ホールディングス<2899>がストップ高で買い物を残し、メディアスホールディングス<3154>、マースグループホールディングス<6419>、SHIFT<3697>などが大幅高、サイボウズ<4776>、ダブル・スコープ<6619>なども物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、リクルート <6098>、TDK <6762>、ソニーG <6758>、ヤマハ <7951>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、レーザーテク <6920>、SBG <9984>、テルモ <4543>、三井物 <8031>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約103円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)サービス業、(3)不動産業、(4)空運業、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)保険業、(4)電気・ガス業、(5)銀行業。
■個別材料株
△永谷園HD <2899> [東証P]
MBO発表でTOB価格3100円にサヤ寄せ。
△マーチャント <3121> [東証S]
株主優待制度に関する発表を材料視。
△ダイドー <3205> [東証S]
南青山不動産が大株主に浮上で思惑。
△IGポート <3791> [東証S]
新クールジャパン戦略決定でアニメ関連株などに資金。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
三菱電機 <6503> の光熱費シミュレーションを開発。
△インフォコム <4348> [東証P]
ブラックストーンの買収報道でコメント開示。
△日鋳造 <5609> [東証S]
製造費を低減させる3Dプリンター技術を開発。
△中発条 <5992> [東証S]
28年3月期営業益目標を55億円に上方修正。
△KeePer <6036> [東証P]
5月キーパーラボ運営事業の既存店売上高は2ヵ月ぶり増収。
△サーキュ <7379> [東証G]
クラウドW <3900> ・パークシャ <3993> と資本・業務提携。
▼INPEX <1605> [東証P]
需給悪化懸念でWTI価格は一時74ドル割れ。
▼Kudan <4425> [東証G]
新株予約権を発行で将来的な1株価値の希薄化を懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)永谷園HD <2899>、(2)メディアス <3154>、(3)マースGHD <6419>、(4)SHIFT <3697>、(5)力の源HD <3561>、(6)Lドリンク <2585>、(7)アンビスHD <7071>、(8)マーケットE <3135>、(9)サイボウズ <4776>、(10)WSCOPE <6619>。
値下がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)筑波銀 <8338>、(3)千葉銀 <8331>、(4)栃木銀 <8550>、(5)ほくほくFG <8377>、(6)コンコルディ <7186>、(7)池田泉州HD <8714>、(8)名古屋銀 <8522>、(9)オルガノ <6368>、(10)ニチアス <5393>。
【大引け】
日経平均は前日比85.57円(0.22%)安の3万8837.46円。TOPIXは前日比10.59(0.38%)安の2787.48。出来高は概算で17億0486万株。東証プライムの値上がり銘柄数は794、値下がり銘柄数は799となった。東証グロース250指数は631.29ポイント(14.63ポイント高)。
[2024年6月4日]
株探ニュース
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