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三井住友フィナンシャルグループのニュース
【↓】日経平均 大引け| 続急落、米景気後退懸念で史上2番目の下げ幅 (8月2日)
日経平均株価
始値 37444.17
高値 37471.52(09:01)
安値 35880.15(14:58)
大引け 35909.70(前日比 -2216.63 、 -5.81% )
売買高 29億7030万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆6429億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は2216円安と続急落、下落幅は歴代2位の水準
2.米7月ISM製造業景況指数が予想下回り景気後退懸念が浮上
3.NYダウ安などを嫌気し売りが膨らみ、3万6000円台を割る
4.東エレクやアドテスト、ディスコといった半導体関連株が急落
5.三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなどの銀行株も売られる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比494ドル安と3日ぶりに反落した。ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことで米景気懸念に繋がり売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続急落。米景気後退懸念が強まるなか、日経平均の下落幅は2000円を超え3万6000円台を割り込む全面安となった。
前日の米株式市場は、米7月ISM製造業景況指数が予想を下回り、景気後退懸念が膨らんだことを受け、NYダウは急落。ナスダック指数も大幅安となった。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7%超下落した。この流れのなか、東京株式市場には売りが膨らみ、寄り付き後に3万7000円台を割り込むと下げは加速し下落幅は2000円を超えた。前引けにかけてやや値を戻す場面もあったが、後場に入り再び売り直され3万6000円台を割り込んだ。今晩の米7月雇用統計の発表を控え警戒感も膨らんだ。東証プライム市場の値上がり銘柄数は全体の約1%にとどまる全面安で、下落幅は1987年10月20日(3836円安)に次ぐ歴代2位だった。半導体関連株が急落し、銀行や自動車株などが軒並み安に売られた。
個別銘柄では、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が大幅安となり、ソフトバンクグループ<9984>や信越化学工業<4063>が売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が下落し、東京海上ホールディングス<8766>や第一生命ホールディングス<8750>も安い。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>が売られ、三菱重工業<7011>や日立製作所<6501>、ソニーグループ<6758>も下落した。
半面、日本製鉄<5401>やアステラス製薬<4503>、武田薬品工業<4502>が値を上げ、コナミグループ<9766>や日本ハム<2282>、JVCケンウッド<6632>が逆行高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はコナミG <9766>、日ハム <2282>、アステラス <4503>、ZOZO <3092>、武田 <4502>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約21円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、信越化 <4063>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約816円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)医薬品、(3)鉄鋼、(4)小売業、(5)空運業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)証券商品先物、(2)銀行業、(3)保険業、(4)電気機器、(5)卸売業。
■個別材料株
△日ハム <2282> [東証P]
上期最終を8%上方修正。
△エディオン <2730> [東証P]
4-6月期最終益2.1倍で上限550万株の自社株買い発表。
△モノタロウ <3064> [東証P]
上期は2ケタ増収増益。
△佐藤食品 <2814> [東証S]
4-6月期(1Q)経常は29%増益・上期計画を超過。
△アステラス <4503> [東証P]
4-6月期最終14%増益。
△JVCケンウ <6632> [東証P]
4-6月期増益がポジティブサプライズに。
△アストマクス <7162> [東証S]
4-6月期は経常利益13倍増で着地。
△プログリット <9560> [東証G]
英語コーチングサービスの値上げを発表。
△コナミG <9766> [東証P]
4-6月期営業47%増益。
▼ユニネク <3566> [東証G]
上期経常は9%減益で着地。
▼トピー <7231> [東証P]
4-6月期営業利益9割減。
▼ファイズHD <9325> [東証S]
4-6月期最終減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)JVCケンウ <6632>、(2)日ハム <2282>、(3)コナミG <9766>、(4)ドウシシャ <7483>、(5)エディオン <2730>、(6)アステラス <4503>、(7)モノタロウ <3064>、(8)オービック <4684>、(9)コーセー <4922>、(10)日本製鉄 <5401>。
値下がり率上位10傑は(1)大和 <8601>、(2)東京精 <7729>、(3)楽天銀 <5838>、(4)コクサイエレ <6525>、(5)九州FG <7180>、(6)スクリン <7735>、(7)寿スピリッツ <2222>、(8)めぶきFG <7167>、(9)千葉興 <8337>、(10)ソシオネクス <6526>。
【大引け】
日経平均は前日比2216.63円(5.81%)安の3万5909.70円。TOPIXは前日比166.09(6.14%)安の2537.60。出来高は概算で29億7030万株。東証プライムの値上がり銘柄数は14、値下がり銘柄数は1626となった。東証グロース250指数は576.29ポイント(46.96ポイント安)。
[2024年8月2日]
株探ニュース
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