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アルパインのニュース
【続伸、終日22000円を上回って推移】26日(月)
■概況■22153.63、+260.85
26日(月)の日経平均は続伸。23日の米国市場では、セントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示したことを受けて債券利回りが低下、これを材料視する格好からNYダウは347ドル高となった。シカゴ先物は22000円を超えていたほか、原油相場の上昇なども材料視された。こうした流れを引き継いで22000円回復して始まった。その後上げ幅を縮める局面もみられたが、後場半ばには再び上げ幅を拡大させるなど、終日22000円を上回っている。
大引けの日経平均は先週末比260.85円高の22153.63円となった。東証1部の売買高は12億4254万株、売買代金は2兆2469億円だった。業種別では、非鉄金属、保険が小安い他は31業種が上昇しており、精密機器、医薬品が2%を超える上昇となったほか、情報通信、パルプ紙、卸売、電力ガス、証券が上位だった。
◆注目銘柄◆
薄商いの中で先物主導によるインデックス売買による影響が大きく、ファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>などが日経平均をけん引。売買代金上位では、任天堂<7974>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>が強い。一方で、JT<2914>、日本電産<6594>、東海カーボン<5301>が利食い優勢。
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【大幅に3日続伸、米株高で買い先行も後場こう着】27日(火)
■概況■22389.86、+236.23
27日(火)の日経平均は大幅に3日続伸。26日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、399ドル高となった。長期金利の上昇が一服し、ハイテク株を中心に買いが向かった。本日の日経平均は米株高を好感して238円高からスタートすると、前引けにかけて一時22502.05円(前日比348.42円高)まで上昇する場面があった。ただ、25日線の位置する22500円水準では利益確定の売りが出やすく、本日予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの思惑もあり、後場に入るとこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比236.23円高の22389.86円となった。東証1部の売買高は13億2910万株、売買代金は2兆6299億円だった。業種別では、鉱業、電気機器、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、サービス業、陸運業など5業種が下落した。
◆注目銘柄◆
任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファナック<6954>など売買代金上位は全般堅調。米国市場の流れを引き継いで東エレク<8035>や日本電産<6594>といったハイテク株の上昇が目立った。アルパイン<6816>との経営統合前倒しが伝わったアルプス電<6770>は6%近い上昇。日揮<1963>や千代化建<6366>といったプラント大手も一部証券会社のレポートを受けて急伸した。また、サイバーコム<3852>は5G(次世代通信規格)関連としてストップ高水準まで買われた。
一方、売買代金上位ではKDDI<9433>が小安い。一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたサッポロHD<2501>は3%安となり、ヤマトHD<9064>も下げ目立つ。また、決算発表のラクーン<3031>や前日に上場来高値を更新したアウトソシング<2427>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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【反落、先物主導のインデックス売りに振らされる】28日(水)
■概況■22068.24、-321.62
28日(水)の日経平均は大幅に反落。大引けにかけて下げ幅を拡大させており、本日の安値で取引を終えた。注目されたパウエル議長の議会証言では、議員らとの質疑応答で米経済の力強さとインフレ見通しへの自信について言及し長期金利が上昇。これを受けて米国市場は下げに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円安の22175円となり、これにサヤ寄せする格好となった。その後は25日線近辺での推移となり、22200円台でのこう着が続いていたが、後場は為替市場での円高やアジア市場の弱い値動き等が神経質にさせており、引けにかけて先物主導でじりじりと下げ幅を拡大させていた。
大引けの日経平均は前日比321.62円安の22068.24円となった。東証1部の売買高は15億4229万株、売買代金は2兆9369億円だった。業種別では、精密機器、空運が小幅に上昇となった他は、31業種が下げており、鉱業、鉄鋼、石油石炭、パルプ紙、銀行、輸送用機器、その他金融、機械が弱い。
◆注目銘柄◆
サイバーコム<3852>が連日で大きく上昇。5G関連の中核銘柄として個人主体の資金が集中しているようである。またVテクノロジー<7717>も強い値動きとなっている。東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を25000円から40000円に引き上げていることが買い材料視されている。第3四半期決算と10.5世代FPD投資の盛り上がりや受注拡大を考慮して、業績予想を上方修正しているもよう。会社側の営業利益計画、18.3期120億円、19.3期140億円に対して、東海東京証券では、18.3期124億円、19.3期180億円と予想している。その他、TDCソフト<4687>、ワールドHD<2429>、オプトHD<2389>が堅調。一方で、共英製鋼<5440>、日本マイクロニクス<6871>、ワコム<6727>、テレビ朝日<9409>、ヤフー<4689>の弱さが目立った。
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【大幅続落、米株安・円高受けて一時400円超安】1日(木)
■概況■21724.47、-343.77
1日(木)の日経平均は大幅続落。28日の米国市場でNYダウは大幅続落し、380ドル安となった。原油安や軟調な経済指標を受けて売りに押された。為替相場も一時1ドル=106.50円台まで円高方向に振れ、本日の日経平均はこうした流れから167円安でスタートした。政府が今国会での裁量労働制の拡大を断念すると伝わり、政治情勢に対する懸念を弱材料視する向きもあったようだ。日経平均は寄り付き後も下げ幅を広げ、後場には21645.22円(前日比423.02円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比343.77円安の21724.47円となった。東証1部の売買高は15億1848万株、売買代金は2兆7893億円だった。業種別では、鉱業、機械、倉庫・運輸関連業、金属製品、化学が下落率上位だった。一方、上昇したのは空運業のみだった。
◆注目銘柄◆
任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>など売買代金上位は全般軟調。コマツ<6301>や信越化<4063>は3%超、ダイキン<6367>は4%超下落した。コマツやダイキンは中国の景気減速に対する懸念から売られたようだ。川崎重<7012>も新幹線の台車亀裂問題を受けて下げ目立つ。また、セイコーHD<8050>、竹内製作<6432>、大平洋金<5541>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位では日立<6501>が小じっかり。中期経営計画を発表したJAL<9201>は4%超上昇した。決算発表のパーク24<4666>や業績上方修正の丹青社<9743>も上げ目立つ。また、高レーティング観測のネクステージ<3186>、5G(次世代通信規格)関連のアイエスビー<9702>やサイバーコム<3852>が東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【大幅に3日続落、米政策懸念でリスク回避ムード】2日(金)
■概況■21181.64、-542.83
2日(金)の日経平均は大幅に3日続落。1日の米国市場ではトランプ政権の保護主義的な貿易政策に対する懸念が強まり、NYダウは420ドル安と大幅に3日続落した。本日の日経平均はこうした流れから384円安でスタートすると、前場に一時21088.96円(前日比635.51円安)まで下落した。後場に入ると買い戻しや押し目買いが入りやや下げ渋ったが、「日銀が19年度ごろに金融緩和の出口戦略を検討」などと伝わり、円相場が1ドル=105円台に上昇するとともに日経平均は弱含む場面もあった。
大引けの日経平均は前日比542.83円安の21181.64円となった。東証1部の売買高は16億0100万株、売買代金は3兆0235億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、精密機器、鉄鋼、ゴム製品、輸送用機器、非鉄金属が下落率上位だった。一方、その他製品は小幅な下げにとどまった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>といった指数寄与度の大きい値がさ株の下げが目立ち、トヨタ自<7203>も2%超下落した。その他売買代金上位は三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、三井住友<8316>など全般軟調。一部証券会社が業績予想を下方修正した日揮<1963>、レーティング引き下げ観測の中外薬<4519>などは大きく売られた。また、決算発表の伊藤園<2593>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位では任天堂<7974>、SUMCO<3436>、Vテク<7717>が逆行高。Vテクは目標株価引き上げの動きが見られた。2月の月次売上高が好材料視された松屋<8237>、第1四半期が大幅増益となった巴工業<6309>は上げ目立つ。また、アグロカネショ<4955>、サイバリンクス<3683>、日東精工<5957>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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