434円
ユー・エム・シー・エレクトロニクスのニュース
日経平均株価
始値 26043.45
高値 26057.30(09:00)
安値 25851.54(11:09)
大引け 26014.62(前日比 +107.69 、 +0.42% )
売買高 13億7344万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7284億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、29年半ぶりに2万6000円台を回復
2.ワクチン開発期待を背景にNYダウが最高値更新しリスクオン
3.非鉄、鉄鋼など景気敏感株や金融株などバリューシフトの動き
4.途中、日経平均はマイナス圏に沈むもその後切り返す展開
5.値下がり銘柄数は1350弱と値上がり銘柄数を大幅に上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比470ドル高と続伸した。新型コロナウイルスワクチン開発による経済正常化期待で、景気敏感株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け日経平均株価は続伸し2万6000円台を回復。ただ、前日に500円超の上昇をみせた反動で上値も重かった。
17日の東京市場は、前日の欧米株高を受け世界株高の流れを引き継ぐ形で始まった。前日の米国株市場ではNYダウが今年2月以来約9ヵ月ぶりに過去最高値を更新し、リスクオンムードを更に後押しする状況にある。ワクチン開発期待を背景に、景気敏感株の物色の流れが強まっており、東京市場でもきょうは非鉄や鉄鋼など景気敏感株や大手銀行などの金融株、更にコロナ禍で売り込まれた空運株などに物色の矛先が向いた。日経平均は1991年5月以来約29年半ぶりに2万6000円大台に乗せた。もっとも、ここ最近の急騰でスピード警戒感も強まっており、取引時間中は利益確定売りに値を消す場面もあった。日経平均は一時マイナスに転じたが、後場に入ると再び買い直される展開となった。ただ、小型株中心に安い銘柄が目立ち、東証1部の値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回った。
個別では、売買代金トップのファーストリテイリング<9983>が上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上値指向。東京エレクトロン<8035>も値を上げた。レノバ<9519>が物色人気、JR東日本<9020>、JAL<9201>、東京海上ホールディングス<8766>なども高い。三菱重工業<7011>も買いを集めた。エンプラス<6961>、ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>、エー・アンド・デイ<7745>、市光工業<7244>などが大幅高となった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、ソニー<6758>も上昇一服。チェンジ<3962>は急落した。エムスリー<2413>が安く、キーエンス<6861>、リクルートホールディングス<6098>も軟調。スカラ<4845>がストップ安に売り込まれ、ブイキューブ<3681>も大幅安。GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約96円。うち53円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、SBG <9984> 、中外薬 <4519> 、リクルート <6098> 、トレンド <4704> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約72円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)鉱業、(3)保険業、(4)鉄鋼、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)情報・通信業、(3)サービス業、(4)金属製品、(5)小売業。
■個別材料株
△ピクセル <2743> [JQ]
長崎IRへの参入方針を決定。
△グリムス <3150> [東証2]
11月24日付で東証1部に指定。
△イオンファン <4343>
10月既存店売上高9.7%減で改善傾向継続。
△ドラフト <5070> [東証M]
12月14日を基準日として1株を2株へ株式分割。
△UMCエレ <6615>
7~9月期営業大幅黒字化受け投資資金攻勢。
△エンプラス <6961>
自社株買いと消却を発表。
△三菱重 <7011>
「1000キロ先のドローン操作する技術を21年度にも実用化」と報道。
△市光工 <7244>
20年12月期業績予想を上方修正。
△JAL <9201> 、ANAHD <9202>
ワクチン開発と東京五輪開催の思惑。
△レノバ <9519>
再生可能エネの主役株として最高値街道走る。
▼ITbook <1447> [東証M]
地盤調査改良事業など落ち込み上期業績は営業赤字拡大。
▼スカラ <4845>
中計実現に向けたコスト先行で21年6月期業績予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)UMCエレ <6615> 、(2)エンプラス <6961> 、(3)レノバ <9519> 、(4)A&D <7745> 、(5)イオンファン <4343> 、(6)市光工 <7244> 、(7)ゼビオHD <8281> 、(8)ダイヤHD <6699> 、(9)ベクトル <6058> 、(10)JUKI <6440> 。
値下がり率上位10傑は(1)スカラ <4845> 、(2)フロンティM <7038> 、(3)チェンジ <3962> 、(4)ブイキューブ <3681> 、(5)大和冷 <6459> 、(6)GMO-GS <3788> 、(7)Ubicom <3937> 、(8)LTS <6560> 、(9)ショーケース <3909> 、(10)ベイカレント <6532> 。
【大引け】
日経平均は前日比107.69円(0.42%)高の2万6014.62円。TOPIXは前日比2.85(0.16%)高の1734.66。出来高は概算で13億7344万株。東証1部の値上がり銘柄数は753、値下がり銘柄数は1347となった。日経ジャスダック平均は3578.78円(23.81円安)。
[2020年11月17日]
株探ニュース
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