1,964円
椿本チエインのニュース
日経平均株価
始値 22613.30
高値 22631.32(09:05)
安値 22518.94(09:40)
大引け 22544.84(前日比 -167.91 、 -0.74% )
売買高 14億5078万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2899億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、米国株安が重荷となり利益確定売りを誘発する格好に
2.米ナスダック指数が約1ヵ月ぶりの下げ幅で、東京市場も電機株などに影響
3.明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、買い向かう動きは限定的に
4.個別には好業績株など中心に買いが入り、値上がり銘柄数も900に上る
5.日銀によるETF購入配分見直し観測を背景にメガバンクの上値指向は継続
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは76ドル安と4日ぶりに反落した。決算発表を受けインテルが大幅安となったほか、マイクロソフトやアップルなどハイテク株が売られ指数を押し下げた。
週明けの東京市場では利益確定の動きが優勢の地合いで、日経平均株価は途中下げ渋る場面はあったものの、後場は改めて売り圧力が強まる展開だった。
30日の東京市場は、終始売りに押される展開を強いられた。前週末の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って下落した。特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数の軟調が目立ち、約1ヵ月ぶりとなる下げ幅をみせるなど東京市場への影響が懸念されるなか、電機セクターなど中心に逆風となった。また、明日に結果が判明する日銀金融政策決定会合の結果を前に、積極的に買い向かう動きも見られなかった。ただ、個別株をみると決算発表絡みで好業績株を中心に押し目買い意欲も強く、値下がり1100強に対し、値上がり銘柄数も900を超えた。また、メガバンクは日銀のETF買いの配分見直しの思惑を背景に買いが優勢となり、TOPIXの下げは日経平均に比べ小幅にとどまっている。
個別では、ファーストリテイリング<9983>の下げが目立ったほか、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。エーザイ<4523>が大幅安、コマツ<6301>、ソニー<6758>も売りに押された。三菱総合研究所<3636>が急落、イントラスト<7191>、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>はストップ安に売り込まれた。アマノ<6436>、大日本住友製薬<4506>などの下げも目立つ。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が売買代金断トツで株価も上昇。トヨタ自動車<7203>もしっかり。アルプス電気<6770>が高くブリヂストン<5108>も上値を追った。イーブックイニシアティブジャパン<3658>がストップ高、アルゴグラフィックス<7595>も一時値幅制限上限まで買われた。ソフトバンク・テクノロジー<4726>が商い増勢のなか値を飛ばしたほか、椿本チエイン<6371>が物色人気となり、アイネス<9742>、マックス<6454>も大幅高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は塩野義 <4507> 、アルプス <6770> 、ファナック <6954> 、アステラス <4503> 、リコー <7752> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約23円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、エーザイ <4523> 、テルモ <4543> 、リクルート <6098> 、ソフトバンク <9984> 。押し下げ効果は約93円。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)銀行業、(3)鉱業、(4)倉庫運輸関連、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)医薬品、(3)電気・ガス業、(4)サービス業、(5)精密機器。
■個別材料株
△明星工 <1976>
4-6月期(1Q)経常は67%増益で着地。
△シミックHD <2309>
10-6月期(3Q累計)経常が33%増益で着地・4-6月期も63%増益。
△イーブック <3658>
4-6月期(1Q)経常は5.8倍増益で着地。
△ソフバンテク <4726>
4-6月期(1Q)経常は5.5倍増益で着地。
△東映アニメ <4816> [JQ]
今期経常を一転6%増益・最高益に上方修正。
△椿本チ <6371>
今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新へ。
△アルゴグラフ <7595>
4-6月期(1Q)経常は38%増益で着地。
△ヒガシ21 <9029> [東証2]
4-6月期(1Q)経常は68%増益で着地。
△ハマキョウ <9037>
4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地。
△IXナレッジ <9753> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は36%増益、自社株買いも発表。
▼東日システム <3316> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は27%減益で着地。
▼M&Aキャピ <6080>
10-6月期(3Q累計)経常が10%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)イーブック <3658> 、(2)ノムラシス <3940> 、(3)アルゴグラフ <7595> 、(4)ソフバンテク <4726> 、(5)アイネス <9742> 、(6)椿本チ <6371> 、(7)川西倉 <9322> 、(8)マックス <6454> 、(9)セーレン <3569> 、(10)ハマキョウ <9037> 。
値下がり率上位10傑は(1)三菱総研 <3636> 、(2)イントラスト <7191> 、(3)PI <4290> 、(4)エステー <4951> 、(5)M&Aキャピ <6080> 、(6)JSP <7942> 、(7)アマノ <6436> 、(8)双信電機 <6938> 、(9)大日本住友 <4506> 、(10)山洋電 <6516> 。
【大引け】
日経平均は前日比167.91円(0.74%)安の2万2544.84円。TOPIXは前日比7.61(0.43%)安の1768.15。出来高は概算で14億5078万株。東証1部の値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数は1124となった。日経ジャスダック平均は3831.29円(17.10円安)。
[2018年7月30日]
株探ニュース
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