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テセックのニュース
日経平均株価
始値 27105.98
高値 27184.54(09:03)
安値 26858.68(10:36)
大引け 27011.33(前日比 -120.01 、 -0.44% )
売買高 10億3347万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6676億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、約5ヵ月ぶりに昨年来安値を更新
2.FOMCの結果発表を目前に買い手控えムードの強い展開
3.米ハイテク株売られ、ナスダック指数の大幅安で警戒感
4.2万7000円台を一時割り込むも前場後半を境に下げ渋る
5.半導体関連の一角が切り返し底上げ効果発揮も上値重い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比66ドル安と反落した。FOMCの決定発表を控え、金融政策の早期引き締めを警戒する売りが膨らんだ。
東京市場では、リスク回避の売りが優勢となり日経平均株価は続落、約5ヵ月ぶりに昨年来安値を更新した。ただ、一部の主力株には押し目買いも観測された。
26日の東京市場は、日本時間の明日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定されるなか買い手控え感の強い地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウが急落後に戻り足に転じたが、結局小幅安で引け、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げは300ポイントを上回った。これを受けて東京市場はリスクオフの地合いとなり、日経平均は寄り後一貫して水準を切り下げ前場中ごろには250円超の下げで2万7000円台を下回った。先物主導で不安定な動きだったが、前場後半を境に下げ渋る展開となった。半導体関連の主力株の一角が上昇に転じるなどで全体相場を押し上げたが、いったん戻り足をみせたものの日経平均は上値も重かった。引けにかけて手仕舞い売りが出て新安値に。2万7000円大台はキープした。
個別では、東京エレクトロン<8035>が軟調、日本電産<6594>、キーエンス<6861>も下値を探った。ファナック<6954>、村田製作所<6981>が安く、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。塩野義製薬<4507>は大幅安。Genky DrugStores<9267>、出光興産<5019>、HIOKI<6866>などが急落したほか、ニフコ<7988>、リコー<7752>などの下げも目立つ。レノバ<9519>も売られた。石川製作所<6208>も値を下げた。
半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が上昇、ディスコ<6146>も値を上げるなど半導体製造装置主力株の一角が買い戻された。ソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>も大きく買われた。ソニーグループ<6758>もしっかり。スズキ<7269>も買いを集め、ベイカレント・コンサルティング<6532>も水準を切り上げた。EduLab<4427>が急騰、サイバーコム<3852>、KeePer技研<6036>なども値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、スズキ <7269> 、任天堂 <7974> 、エムスリー <2413> 、コナミHD <9766> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約50円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、KDDI <9433> 、東エレク <8035> 、塩野義 <4507> 、ファストリ <9983> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約90円。
東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)その他製品、(2)精密機器、(3)保険業、(4)鉄鋼、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)パルプ・紙、(3)繊維製品、(4)ゴム製品、(5)食料品。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
医療・創薬分野向け自社開発AIをビジネスインテリジェンス領域に展開。
△出前館 <2484> [JQ]
ヤフー及びアスクル <2678> と食料品などのクイックコマースを展開。
△ブレインP <3655>
上期経常を33%上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
△WHDC <3823> [東証2]
株主優待制度の優待内容を変更。
△エーアイ <4388> [東証M]
「AITalk」がメタバース型バーチャルイベントサービスに採用。
△XNET <4762>
22年3月期業績予想を上方修正。
△ディスコ <6146>
22年3月期は2期連続営業最高益で増配を見込む。
△テセック <6337> [JQ]
21年4-12月期大幅増収・営業黒字転換。
△ブリッジ <7039> [東証M]
新規e-ラーニングコース「デザイン思考の基礎から実践まで」を提供開始。
△コメリ <8218>
10-12月営業利益は過去最高を更新。
▼マクアケ <4479> [東証M]
第1四半期営業利益は75%減。
▼Genky <9267>
上期営業利益の進捗率45%、1月度既存店売上高2%減。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)エデュラボ <4427> 、(2)サイバーコム <3852> 、(3)KeePer <6036> 、(4)エムアップ <3661> 、(5)ブレインP <3655> 、(6)PCA <9629> 、(7)コムチュア <3844> 、(8)スズキ <7269> 、(9)Jエレベータ <6544> 、(10)オイシックス <3182> 。
値下がり率上位10傑は(1)Genky <9267> 、(2)出光興産 <5019> 、(3)日置電機 <6866> 、(4)きもと <7908> 、(5)ニフコ <7988> 、(6)グレイス <6541> 、(7)塩野義 <4507> 、(8)リコー <7752> 、(9)芝浦機 <6104> 、(10)ジャフコG <8595> 。
【大引け】
日経平均は前日比120.01円(0.44%)安の2万7011.33円。TOPIXは前日比4.77(0.25%)安の1891.85。出来高は概算で10億3347万株。東証1部の値上がり銘柄数は917、値下がり銘柄数は1160となった。日経ジャスダック平均は3629.24円(21.74円高)。
[2022年1月26日]
株探ニュース
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