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ワイエイシイホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 27952.58
高値 28163.87(14:10)
安値 27952.01(09:00)
大引け 28156.97(前日比 +74.27 、 +0.26% )
売買高 9億7229万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆4060億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日続伸、朝安後に押し目買いで切り返す
2.米CPI受けてインフレ懸念後退も米景気減速に警戒感
3.個別株は強弱観拮抗、値上がり銘柄数が過半を占める
4.後場はプラス圏で売りを吸収、この日の高値圏で着地
5.トレファクやコメダなど内需系中小型株が値を飛ばす
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比38ドル安と5日ぶりに反落した。FOMC議事要旨を受けて金融不安による経済への悪影響を警戒した売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が朝安後に切り返し上値追い基調を継続した。前日の米株安が利益確定売りを誘発したが、下値では買い需要が旺盛だった。
13日の東京市場は、朝方は売りが先行し日経平均は2万8000円台を割り込んでスタートした。前日の米国株市場では、朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)は一段のインフレを示唆するものではなく安心感が広がったが、NYダウは上昇してスタートしたものの、その後は軟化した。米景気減速への懸念が上値を重くしている。東京市場では軟調な米株市場の地合いを引き継いで、寄り付きは利食い圧力が意識されたが、その後は押し目買いが優勢に変わり、前場後半に日経平均は小幅ながら上昇に転じた。後場に入っても強調展開が続き、結局この日の高値近辺で引けている。個別株は強弱観拮抗のなかも買い意欲は旺盛で、プライム市場の値上がり銘柄数が全体の51%を占め、値下がり数を上回った。
個別では、キーエンス<6861>が買われ、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。第一三共<4568>が値を上げ、イオン<8267>も買いが優勢だった。SHIFT<3697>も高い。トレジャー・ファクトリー<3093>、広済堂ホールディングス<7868>は値幅制限いっぱいに買われた。コメダホールディングス<3543>が物色人気となり、ハイデイ日高<7611>、ひらまつ<2764>も上値を追った。ネクステージ<3186>も大きく水準を切り上げた。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも冴えない。日本製鉄<5401>、日立製作所<6501>なども安い。セラク<6199>、GSIクレオス<8101>が大幅安、ワイエイシイホールディングス<6298>の下げも目立つ。ローツェ<6323>、ダイコク電機<6430>なども売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、第一三共 <4568>、ダイキン <6367>、ファナック <6954>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約98円。うち65円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、オリンパス <7733>、ソニーG <6758>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約45円。うち25円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は18業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)小売業、(3)倉庫運輸関連、(4)その他金融業、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)空運業、(3)証券商品先物、(4)その他製品、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△CVSベイ <2687> [東証S]
業績回復色鮮明で株主還元姿勢も評価。
△トレファク <3093> [東証P]
今期増益計画と中期計画の上方修正を材料視。
△アズ企画設計 <3490> [東証S]
24年2月期営業益予想31%増を好感。
△コメダ <3543> [東証P]
今期最終8%増益の計画と自社株買いを好感。
△TSIHD <3608> [東証P]
24年2月期営業利益倍増予想で大幅増配も評価。
△WACUL <4173> [東証G]
トップラインの伸び顕著で買い人気継続。
△エヌピーシー <6255> [東証G]
23年8月期は一転して最終増益を計画。
△FFRI <3692> [東証G]
今期純利益見通し上方修正がサプライズに。
△広済堂HD <7868> [東証P]
新中計の数値目標などを好材料視。
△リリカラ <9827> [東証S]
TKP <3479> [東証G]が持ち分法適用関連会社化の見込み。
▼ホームポジ <2999> [東証S]
2月中間期の大幅減益と低進捗率を嫌気。
▼井筒屋 <8260> [東証S]
今期の営業大幅減益見通しを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)トレファク <3093>、(2)広済堂HD <7868>、(3)エコナック <3521>、(4)コメダ <3543>、(5)イオンファン <4343>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)ハイデ日高 <7611>、(8)ひらまつ <2764>、(9)パルHD <2726>、(10)ネクステージ <3186>。
値下がり率上位10傑は(1)セラク <6199>、(2)クレオス <8101>、(3)CSP <9740>、(4)ワイエイシイ <6298>、(5)ローツェ <6323>、(6)ダイコク電 <6430>、(7)冨士ダイス <6167>、(8)ベル24HD <6183>、(9)アイスタイル <3660>、(10)リンクユー <4446>。
【大引け】
日経平均は前日比74.27円(0.26%)高の2万8156.97円。TOPIXは前日比1.01(0.05%)高の2007.93。出来高は概算で9億7229万株。東証プライムの値上がり銘柄数は943、値下がり銘柄数は786となった。東証マザーズ指数は750.77ポイント(5.41ポイント高)。
[2023年4月13日]
株探ニュース
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