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富士ソフトサービスビューロのニュース
日経平均株価
始値 19689.85
高値 19784.38(09:56)
安値 19611.79(09:05)
大引け 19669.12(前日比 -228.14 、 -1.15% )
売買高 10億6542万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9656億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、前週末大幅高の反動で利益確定売り優勢に
2.トランプ大統領の経済再開への指針発表も既に織り込み済み
3.国内は緊急事態宣言の効果確認にまだ時間を要するとの見方
4.日銀ETF買いの見送り観測もマーケット心理を冷やす材料に
5.中小型株に買い目立ち、値上がり銘柄数が値下がりを上回る
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比704ドル高と大幅続伸した。米経済活動の再開や新型コロナ治療薬への期待感が高まり買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の反動もあって日経平均株価が下値を探る展開となり、1万9600円台で引けた。ただ、中小型株は値上がりする銘柄が多かった。
20日の東京市場は、主力株に利益確定の動きが目立った。トランプ米大統領が経済活動再開に向けた指針を明らかにしたことなどを好感し、前週末の米国株市場でNYダウが700ドル強の急騰をみせたが、東京市場では米株市場に先立って日経平均を大幅上昇させていたこともあって、上値が重かった。米国では新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化しているとの観測が出ているものの、日本では緊急事態宣言の効果を確認するには時期尚早との見方が強く、買い手控え感もぬぐえない。日銀のETF買いが見送られたとの観測で、後場寄り軟化する場面も。ただ、全体指数と連動しない中小型株には買われる銘柄も多く、前後場を通じて東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗、結局わずかながら値上がり数が上回った。売買代金は低調で2兆円に届かなかった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>も売られた。ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も軟調。キーエンス<6861>が値を下げ、ダイキン工業<6367>も下落。中外製薬<4519>も安い。テラスカイ<3915>、エイベックス<7860>が大幅安、大幸薬品<4574>の下げも目立つ。ファイズホールディングス<9325>も利食われた。ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>も下値を探った。
半面、売買代金断トツのソフトバンクグループ<9984>が頑強、武田薬品工業<4502>も買いが優勢。富士フイルムホールディングス<4901>もしっかり。レーザーテック<6920>も上昇した。アステリア<3853>、テモナ<3985>、IBJ<6071>はストップ高に買われた。ウェーブロックホールディングス<7940>も一時値幅制限いっぱいまで買われる場面があった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、武田 <4502> 、アドテスト <6857> 、電通グループ <4324> 、トレンド <4704> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約20円。うち12円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、テルモ <4543> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約101円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)銀行業、(3)その他金融業、(4)鉄鋼、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)保険業、(3)その他製品、(4)建設業、(5)鉱業。
■個別材料株
△カナミックN <3939>
ピアラ <7044> [東証M]の「#SAVE YOUR LIFE」へ販売協力を開始。
△メドレー <4480> [東証M]
オンライン服薬指導支援システムを9月に開始へ。
△日水薬 <4550>
新型コロナウイルスの検出試薬キットを4月下旬に発売。
△デルタフライ <4598> [東証M]
DFP-14323が第3相臨床試験に移行の見通し。
△富士ソSB <6188> [東証2]
新型コロナ感染症特別利子補給事業のコールセンター業務を受託。
△ゲームウィズ <6552>
ブロックチェーンゲーム「EGGRYPTO」を正式リリース。
△RPA <6572>
グループ会社がネオキャリアとの共同サービスをリリース。
△リテールPA <8167> [東証2]
4月24日付で東証1部に指定。
△ビジョン <9416>
テレワーク企業など向け電話代行サービスを開始。
△アークス <9948>
今期経常は8%増益へ。
▼ゲンダイ <2411> [JQ]
今期経常は赤字転落へ。
▼タカキタ <6325>
前期経常を一転38%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アステリア <3853> 、(2)テモナ <3985> 、(3)IBJ <6071> 、(4)ウェーブHD <7940> 、(5)ショーケース <3909> 、(6)カナミックN <3939> 、(7)トレファク <3093> 、(8)GMOクラウ <3788> 、(9)ティア <2485> 、(10)ヤマシン―F <6240> 。
値下がり率上位10傑は(1)タカキタ <6325> 、(2)富士PS <1848> 、(3)エイベックス <7860> 、(4)テラスカイ <3915> 、(5)アセンテック <3565> 、(6)アグロカネシ <4955> 、(7)ダイダン <1980> 、(8)四国化 <4099> 、(9)大幸薬品 <4574> 、(10)ツナグGHD <6551> 。
【大引け】
日経平均は前日比228.14円(1.15%)安の1万9669.12円。TOPIXは前日比10.13(0.70%)安の1432.41。出来高は概算で10億6542万株。東証1部の値上がり銘柄数は1060、値下がり銘柄数は1035となった。日経ジャスダック平均は3121.76円(26.07円高)。
[2020年4月20日]
株探ニュース
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