235円
アトラグループのニュース
日経平均株価
始値 18878.86
高値 19162.52(09:07)
安値 18553.14(12:53)
大引け 18950.18(前日比 +373.88 、 +2.01% )
売買高 17億0351万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8231億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は373円高と大幅に3日続伸、一時1万9000円台を回復
2.前日のNYダウは1627ドル高と急伸、新型コロナ感染拡大の鈍化兆しで買い優勢
3.事業規模108兆円の緊急経済対策などを評価し売り方が買い戻しも
4.SUBARUなど自動車株や東エレクなど半導体関連株に買い戻し流入
5.三越伊勢丹や高島屋など百貨店株は外出抑制を警戒し値を下げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比1627ドルと急反発した。米欧で新型コロナウイルス感染症の拡大ペースに鈍化の兆しが見えるとの見方が広がり買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅に3日続伸。本日夕方、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する「緊急事態宣言」が発令される見込みだが、同時に公表される事業規模108兆円の「緊急経済対策」などが評価され、売り方の買い戻しが入ったようだ。
7日の東京市場は、前日のNYダウが1627ドル高と急伸したことに加え、108兆円の「緊急経済対策」が評価され、日経平均は寄り付きから大きく買いが先行。上昇幅は一時580円を超え1万9000円台を回復する場面があった。後場に入ってからは売りが優勢で日経平均は一時マイナス圏に下落したものの、引けにかけて買い戻しが膨らみ、結局370円を超える上昇で取引を終えた。
個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が高く、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体株やトヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、SUBARU<7270>など自動車株が値を上げた。ANAホールディングス<9202>や日本航空<9201>も急伸した。農業総合研究所<3541>はストップ高に買われた。
半面、富士フイルムホールディングス<4901>やデンカ<4061>が反落。KDDI<9433>や花王<4452>、イオン<8267>が値を下げた。緊急事態宣言による外出の自粛が警戒され三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>など百貨店株が値を下げた。ブイキューブ<3681>や興研<7963>が下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、SBG <9984> 、ファストリ <9983> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約147円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は富士フイルム <4901> 、KDDI <9433> 、アステラス <4503> 、セブン&アイ <3382> 、イオン <8267> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)ガラス土石製品、(2)サービス業、(3)ゴム製品、(4)金属製品、(5)建設業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)パルプ・紙、(2)小売業、(3)水産・農林業、(4)電気・ガス業、(5)食料品。
■個別材料株
△プレサンス <3254>
オープンハウスと資本・業務提携。
△チェンジ <3962>
東京地下鉄向けに有事対応時情報共有の専用アプリを開発。
△パークシャ <3993> [東証M]
東京海上と資本・業務提携に向けて基本合意。
△東名 <4439> [東証M]
上期経常を29%上方修正。
△ステムリム <4599> [東証M]
骨髄間葉系幹細胞動員医薬「KOI2」がマイルストーン達成。
△ディスコ <6146>
第4四半期の単体出荷額は21%増。
△ピアラ <7044> [東証M]
新型コロナウイルスの業績への影響ないと発表。
△バイセル <7685> [東証M]
シニア向けサポート事業のMIKAWAYA21と業務提携へ。
△トーセイ <8923>
第1四半期77%営業増益と自社株買い発表。
△ニトリHD <9843>
今期経常は3%増で34期連続最高益、7円増配へ。
▼WNIウェザ <4825>
第3四半期営業減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラ <6029> 、(2)トルク <8077> 、(3)シンクロ <3963> 、(4)プレサンス <3254> 、(5)エアーテック <6291> 、(6)システム情報 <3677> 、(7)MSOL <7033> 、(8)ドリームI <4310> 、(9)eBASE <3835> 、(10)トーセイ <8923> 。
値下がり率上位10傑は(1)薬王堂HD <7679> 、(2)東邦システム <4333> 、(3)デンカ <4061> 、(4)ブイキューブ <3681> 、(5)富士フイルム <4901> 、(6)ダイトウボウ <3202> 、(7)コスモス薬品 <3349> 、(8)ウエルシア <3141> 、(9)鳥貴族 <3193> 、(10)東京一番 <3067> 。
【大引け】
日経平均は前日比373.88円(2.01%)高の1万8950.18円。TOPIXは前日比26.91(1.96%)高の1403.21。出来高は概算で17億0351万株。東証1部の値上がり銘柄数は1877、値下がり銘柄数は255となった。日経ジャスダック平均は2921.82円(46.86円高)。
[2020年4月7日]
株探ニュース
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