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東プレのニュース
日経平均株価
始値 33112.31
高値 33556.52(14:29)
安値 33096.93(09:00)
大引け 33519.70(前日比 +823.77 、 +2.52% )
売買高 18億5915万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆6357億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均株は大幅高、今年最大800円超の上げ幅に
2.10月の米CPIが予想下回り市場センチメントが改善
3.米長期金利が急低下、米ハイテク株高の流れに追随
4.半導体関連株に物色人気集中し全体相場押し上げる
5.先物の影響が大きく、値上がり銘柄は6割にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは、前日比489ドル高と3日続伸した。米CPIの上昇率が市場予想を下回り追加利上げ観測が後退したことが好感された。
東京市場では、主力株中心にリスク選好の地合いが加速し、日経平均株価は800円を超える上昇となり今年最大の上げ幅を記録した。
15日の東京市場は、前日の欧米株市場が全面高に買われたことを受け投資家心理が改善、指数寄与度の高い主力銘柄中心に高水準の買いが入った。日経平均は朝方高く始まった後も先物に引っ張られ一貫して上値を指向、終値で3万3000円台半ばまで水準を切り上げた。時価は9月中旬以来2ヵ月ぶりの高値圏に浮上している。前日発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想を下回り、米長期金利が急低下した。これを受けて米国株市場ではハイテク株を中心に買いが入り、ナスダック総合株価指数の上げが目立ったが、東京市場はこれに追随する形で買い戻しが活発化した。特に半導体関連株に物色人気が集中し、全体相場を押し上げる格好に。ただ、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の6割にとどまり、先物主導のインデックス買いの影響が大きかった。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>が堅調、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>などが大きく買われ、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>なども水準を切り上げた。ルネサスエレクトロニクス<6723>、キーエンス<6861>も高い。出光興産<5019>が急伸、リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。ベネフィット・ワン<2412>、パソナグループ<2168>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>がストップ高に買われ、ツルハホールディングス<3391>、ギフティ<4449>も値を飛ばした。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調、SMC<6273>も値を下げた。三菱重工業<7011>も冴えない。T&Dホールディングス<8795>は大幅安。このほか、ベース<4481>、フリュー<6238>が急落したほか、電通グループ<4324>の下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、テルモ <4543>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約428円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は電通グループ <4324>、丸井G <8252>、ガイシ <5333>、KDDI <9433>、日本取引所 <8697>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約27円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)精密機器、(3)電気機器、(4)ゴム製品、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)銀行業、(3)電気・ガス業、(4)水産・農林業、(5)建設業。
■個別材料株
△ホクリヨウ <1384> [東証S]
24年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△パソナG <2168> [東証P]
ベネ・ワン <2412> のTOB応募で特別利益計上の見込み。
△まんだらけ <2652> [東証S]
前期好調に続き今期も増収増益へ。
△ツルハHD <3391> [東証P]
「非上場化検討で複数のPEファンドが関心」との報道。
△Aバランス <3856> [東証S]
7~9月期営業利益3倍化で投資資金が再攻勢。
△シェアテク <3989> [東証G]
24年9月期営業利益は連続過去最高益を計画。
△出光興産 <5019> [東証P]
業績予想の上方修正に自社株買い・株式5分割などサプライズ視。
△ツナグGHD <6551> [東証S]
24年9月期は連続営業最高益で増配を予定。
△フォスター <6794> [東証P]
24年3月期利益及び配当予想を上方修正。
△コプロHD <7059> [東証P]
24年3月期利益及び配当予想を上方修正。
▼オープンH <3288> [東証P]
24年9月期営業減益見通しを嫌気。
▼電通グループ <4324> [東証P]
今期業績と配当予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ベネ・ワン <2412>、(2)コプロHD <7059>、(3)グロバルLM <3486>、(4)パソナG <2168>、(5)ギフティ <4449>、(6)JBR <2453>、(7)ツルハHD <3391>、(8)ミマキエンジ <6638>、(9)出光興産 <5019>、(10)東プレ <5975>。
値下がり率上位10傑は(1)ベース <4481>、(2)フリュー <6238>、(3)FFJ <7092>、(4)カナミックN <3939>、(5)電通グループ <4324>、(6)ワタミ <7522>、(7)T&D <8795>、(8)オープンH <3288>、(9)SHOEI <7839>、(10)オーケストラ <6533>。
【大引け】
日経平均は前日比823.77円(2.52%)高の3万3519.70円。TOPIXは前日比27.93(1.19%)高の2373.22。出来高は概算で18億5915万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1058、値下がり銘柄数は539となった。東証グロース250指数は691.74ポイント(19.37ポイント高)。
[2023年11月15日]
株探ニュース
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