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クリーク・アンド・リバー社のニュース
日経平均株価
始値 32450.64
高値 32730.25(12:34)
安値 32327.90(09:15)
大引け 32388.42(前日比 -384.60 、 -1.17% )
売買高 15億3732万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8131億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は384円安と4日続落、3万2300円台まで下落
2.米ADP雇用統計が強めの内容で前日のNYダウは366ドル安
3.朝安後に下げ渋るが、ETFの分配金捻出売りも警戒され後場下落
4.前日ストップ安のソシオネクストには買いが流入し反発に転じる
5.エーザイは認知症新薬が米国で正式承認も材料出尽くし感で下落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比366ドル安と続落した。強い雇用指標を受け追加利上げを警戒した売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日続落。前日の米株安を受け、売りに押される展開となった。朝安後に下げ渋ったものの、後場に入り再び売り直された。
前日のNYダウは続落。米6月ADP雇用統計が強い内容となり、米国の金融引き締めの長期化観測が強まった。この流れのなか、この日の日経平均は朝方に一時400円超下落し3万2300円台まで下落した。その後、下値には買いが入り売り一巡後下げ渋ったが、後場は引けにかけ再び下げ基調となった。上場投資信託(ETF)の分配金捻出売りも警戒された。週末要因に加え、今晩発表の米6月雇用統計を前にポジション調整売りも出た様子だ。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>などの半導体関連株が安く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>も値を下げた。三菱商事<8058>や三井物産<8031>といった商社株も軟調。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>も売られた。認知症新薬が米国で正式承認されたエーザイ<4523>は材料出尽くし感から急落した。
半面、前日ストップ安に売られたソシオネクスト<6526>は反発に転じた。商船三井<9104>や川崎汽船<9107>といった海運株が堅調。日本航空<9201>や花王<4452>、中外製薬<4519>が値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、第一三共 <4568>、アステラス <4503>、任天堂 <7974>、スズキ <7269>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約9円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約114円。
東証33業種のうち上昇は海運業、空運業の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)陸運業、(2)水産・農林業、(3)倉庫運輸関連、(4)石油石炭製品、(5)鉄鋼。一方、下落率の大きかった5業種は(1)機械、(2)不動産業、(3)輸送用機器、(4)電気機器、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△ABCマート <2670> [東証P]
「3~5月期は7年ぶり最高益」との報道。
△大黒天 <2791> [東証P]
今期経常26%増益計画・前期業績の計画上振れ着地を評価。
△わらべ日洋 <2918> [東証P]
第1四半期営業益40%増で上半期計画進捗率65%。
△デジプラ <3691> [東証G]
デジタルギフト・サービスが「Threads」などと連携。
△大有機 <4187> [東証P]
上半期減益決算も想定線で悪材料出尽くし感。
△ヘリオス <4593> [東証G]
ARDS向け開発推進で子会社設立を発表。
△C&R <4763> [東証P]
3~5月期減益も通期据え置きで安心感。
△4℃ホールデ <8008> [東証P]
3~5月期営業87%増益で業績上振れ期待。
△オンワード <8016> [東証P]
第1四半期大幅増益で業績・配当予想を上方修正。
△ラバブルMG <9254> [東証G]
子会社が「Threads(スレッズ)」活用支援サービス開始。
▼エーザイ <4523> [東証P]
レカネマブ正式承認も出尽くし感が優勢に。
▼トーセ <4728> [東証S]
今期売上高・営業利益予想引き下げを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)わらべ日洋 <2918>、(2)オンワード <8016>、(3)大黒天 <2791>、(4)サクサ <6675>、(5)エスクロAJ <6093>、(6)力の源HD <3561>、(7)4℃ホールデ <8008>、(8)サニーサイド <2180>、(9)ワールド <3612>、(10)西日本FH <7189>。
値下がり率上位10傑は(1)アグロカネシ <4955>、(2)ID&EHD <9161>、(3)OSG <6136>、(4)トビラシステ <4441>、(5)アンビスHD <7071>、(6)スタンレー <6923>、(7)泉州電 <9824>、(8)エーザイ <4523>、(9)ビーウィズ <9216>、(10)WNIウェザ <4825>。
【大引け】
日経平均は前日比384.60円(1.17%)安の3万2388.42円。TOPIXは前日比22.18(0.97%)安の2254.90。出来高は概算で15億3732万株。東証プライムの値上がり銘柄数は456、値下がり銘柄数は1312となった。東証マザーズ指数は787.27ポイント(1.40ポイント高)。
[2023年7月7日]
株探ニュース
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