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早稲田アカデミーのニュース
日経平均株価
始値 23770.93
高値 23782.49(09:00)
安値 23656.62(15:00)
大引け 23656.62(前日比 -181.10 、 -0.76% )
売買高 7億9662万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆4338億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、薄商いのなか後場に一段安となりこの日の安値で引ける
2.米国株市場ではナスダック指数が12日ぶり反落、東京市場もこの流れに追随
3.アジア株市場は高安まちまちの展開ながら、為替の円高進行がマイナス要因に
4.後場はアルゴリズム売買などによる先物売りの影響で現物株に下げ圧力が働く
5.大発会始値と大納会終値との比較では日経平均はほぼ4000円の上昇となる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは23ドル高と続伸し、連日で最高値を更新した。年末商戦が好調だったとの観測からナイキやP&Gなど消費関連株が上昇した。
週明けの東京市場では、薄商いのなか目先の利益確定売り圧力が優勢となり、日経平均株価は続落。後場に下げ幅を広げ安値引けとなった。
2019年の大納会を迎えた30日の東京市場は、手掛かり材料難のなか前週末に続き下値を探る展開。12月13日に開けたマドを埋めに行く格好で利益確定の動きが強まった。前週末の米国株市場はNYダウが小幅上昇したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は12営業日ぶりの反落となるなど上値の重さが意識され、東京市場もこれに追随する動きを強いられた。アジア株市場は高安まちまちだったが、外国為替市場でドル売り・円買いの動きが強まり輸出セクター中心に逆風となった。後場に入るとアルゴリズム売買による先物売りに引っ張られる形で日経平均は一段安となり、大引けは180円あまりの下落でこの日の安値で着地した。値下がり銘柄数は全体の約7割強に達した。なお、年間でみると日経平均は2年ぶりの上昇、大発会の始値との比較で4000円の上昇となっている。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が下落、資生堂<4911>も売りに押された。ソニー<6758>が軟調、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>なども値を下げた。レーザーテック<6920>が利食われ、安川電機<6506>も冴えない。アダストリア<2685>が大幅安、コロプラ<3668>、エニグモ<3665>も売られた。新日本科学<2395>も安い。
半面、任天堂<7974>がしっかり、ニトリホールディングス<9843>が買い優勢となった。パイプドHD<3919>が大商いで値上がり率トップに買われ、日本電子材料<6855>も値を飛ばした。パルコ<8251>も物色人気。さくらインターネット<3778>が買いを集めたほか、丸運<9067>も高い。アイフル<8515>が出来高を膨らませ堅調、ムゲンエステート<3299>、力の源ホールディングス<3561>なども上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、バンナムHD <7832> 、TDK <6762> 、東エレク <8035> 、協和キリン <4151> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約13円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、アドテスト <6857> 、信越化 <4063> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約64円。
東証33業種のうち上昇は鉱業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)その他製品、(2)パルプ・紙、(3)証券商品先物、(4)情報・通信業、(5)鉄鋼。一方、下落率の大きかった5業種は(1)金属製品、(2)電気・ガス業、(3)建設業、(4)食料品、(5)ガラス土石製品。
■個別材料株
△岡山製紙 <3892> [JQ]
上期経常を一転34%増益に上方修正・10期ぶり最高益、通期も増額。
△パイプドHD <3919>
第3四半期累計は経常3.4倍増益。
△バリューデザ <3960> [東証M]
11月の取扱高でハウスプリペイド事業が417.85億円に。
△キャピタルA <3965> [東証2]
岩井コスモ証券が投資判断「A」で継続。
△バンクオブイ <4393> [東証M]
「ミトラスフィア」の台湾・香港・マカオ向け配信日決定。
△ラクオリア <4579> [JQG]
テゴプラザン第3相臨床試験で主要評価項目を達成。
△中北製 <6496> [東証2]
上期経常を34%上方修正、通期も増額。
△プレミアG <7199>
東証が貸借銘柄に選定。
△ケーヨー <8168>
3-11月期経常利益11.7億円で通期計画を大幅超過。
△ニトリHD <9843>
3-11月期(3Q累計)経常が8%増益で着地・9-11月期も29%増益。
▼ナノキャリア <4571> [東証M]
NC-6004の膵がん対象第3相試験に基づく承認申請せず。
▼インスペック <6656> [東証2]
東証が信用規制を強化。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)パイプドHD <3919> 、(2)電子材料 <6855> 、(3)パルコ <8251> 、(4)ランド <8918> 、(5)アグロカネシ <4955> 、(6)ダイセキS <1712> 、(7)丸運 <9067> 、(8)酒井重 <6358> 、(9)さくらネット <3778> 、(10)早稲アカ <4718> 。
値下がり率上位10傑は(1)アダストリア <2685> 、(2)JBR <2453> 、(3)プロネクサス <7893> 、(4)帝繊維 <3302> 、(5)エニグモ <3665> 、(6)コロプラ <3668> 、(7)キャンディル <1446> 、(8)藍沢 <8708> 、(9)オークネット <3964> 、(10)エイチーム <3662> 。
【大引け】
日経平均は前日比181.10円(0.76%)安の2万3656.62円。TOPIXは前日比11.82(0.68%)安の1721.36。出来高は概算で7億9662万株。東証1部の値上がり銘柄数は542、値下がり銘柄数は1541となった。日経ジャスダック平均は3837.58円(14.46円高)。
[2019年12月30日]
株探ニュース
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