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ヴィッツのニュース
日経平均株価
始値 29883.92
高値 30048.23(09:25)
安値 29838.43(09:02)
大引け 29916.14(前日比 +256.25 、 +0.86% )
売買高 12億5738万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆4335億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は7日続伸、朝方に3万円大台を回復する場面も
2.前日の米株市場は休場も欧州株の全面高が追い風材料に
3.国内での新型コロナ感染拡大ペース鈍化がプラスに働く
4.自民党総裁選を控え、新政権下での経済対策への期待も
5.ソフトバンクGが活況、全体売買代金も高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場は、レイバーデーの祝日で休場。
東京市場では、前週から続くリスク選好の流れが継続、日経平均株価は朝方にフシ目の3万円大台を回復する場面があった。ただ、その後は利益確定の売りが出て上値が重くなった。
7日の東京市場は、寄り付きからリスクを取る動きが優勢で、高く始まった後もじりじりと水準を切り上げ朝方に3万円大台回復を果たした。前日の米国株市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、欧州株市場が全面高に買われていたことが市場心理を強気に傾けた。国内での新型コロナ感染拡大ペースが下火となったこともプラスに働いた。緊急事態宣言が期間延長となる見通しとなったが、自民党総裁選を控え新政権下での経済対策などに対する期待が、買いを後押しした。ただ、日経平均は前日までの6営業日で2000円強の上昇をみせていることもあって過熱感も意識されており、朝方に3万円トビ台できょうの高値をつけてからは利益確定売りに伸び悩んだ。東証1部全体の67%の銘柄が上昇し、売買代金は3兆4000億円台と高水準だった。
個別では、売買代金で断トツとなったソフトバンクグループ<9984>が大幅高となったほか、任天堂<7974>が堅調、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>も大きく買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。JR東日本<9020>も買いが優勢だった。東京機械製作所<6335>が連日のストップ高となったほか、関西スーパーマーケット<9919>、NIPPO<1881>、ACCESS<4813>なども値幅制限いっぱいに買われた。
半面、日本郵船<9101>が上昇一服、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。オリエンタルランド<4661>が値を下げ、日立製作所<6501>、アドバンテスト<6857>なども軟調。東洋製罐グループホールディングス<5901>、日清紡ホールディングス<3105>が急落、ZOZO<3092>も大幅安。ヤクルト本社<2267>の下げも目立った。明和産業<8103>も利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、信越化 <4063> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約192円。うち135円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、エムスリー <2413> 、洋缶HD <5901> 、NTTデータ <9613> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約59円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落はパルプ・紙、金属製品、海運業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)空運業、(2)情報・通信業、(3)陸運業、(4)倉庫運輸関連、(5)水産・農林業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)ガラス土石製品、(2)証券商品先物、(3)食料品、(4)電気・ガス業、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△NIPPO <1881>
「株式の非公開化を検討している」との報道。
△東エレデバ <2760>
22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△アールプラン <2983> [東証M]
戸建住宅の販売好調で上期業績計画上振れ。
△タスキ <2987> [東証M]
DX推進など奏功し21年9月期業績予想を上方修正。
△アイル <3854>
利益成長トレンド継続で中計発表も株価を刺激。
△ヴィッツ <4440>
DXソリューションが岐阜県IoTコンソーシアムの基本システムに採用。
△ACCESS <4813>
投資事業組合運用益の計上で上期最終損益は赤字幅縮小。
△東京機 <6335>
アジアインベストメントファンドが投資ファンドが大株主に浮上。
△キーエンス <6861> 、村田製 <6981> 、任天堂 <7974>
日経平均に新規採用を好感。
△アルメディオ <7859> [東証2]
ナノマテリアル事業強化に向け工場建設へ。
▼ZOZO <3092>
日経平均不採用で失望売り膨らむ。
▼ナイガイ <8013>
百貨店の時短営業など響き7月中間期業績は計画下振れ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)関西スーパ <9919> 、(2)東京機 <6335> 、(3)NIPPO <1881> 、(4)ACCESS <4813> 、(5)ヴィッツ <4440> 、(6)アイル <3854> 、(7)東邦鉛 <5707> 、(8)東エレデバ <2760> 、(9)PCA <9629> 、(10)SBG <9984> 。
値下がり率上位10傑は(1)洋缶HD <5901> 、(2)日清紡HD <3105> 、(3)ヤクルト <2267> 、(4)ZOZO <3092> 、(5)ラクーンHD <3031> 、(6)ナイガイ <8013> 、(7)明和産 <8103> 、(8)ケイアイ不 <3465> 、(9)ティーライフ <3172> 、(10)ヤマウラ <1780> 。
【大引け】
日経平均は前日比256.25円(0.86%)高の2万9916.14円。TOPIXは前日比22.16(1.09%)高の2063.38。出来高は概算で12億5738万株。東証1部の値上がり銘柄数は1477、値下がり銘柄数は602となった。日経ジャスダック平均は4039.96円(4.09円安)。
[2021年9月7日]
株探ニュース
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