3,222円
多木化学のニュース
日経平均株価
始値 27660.62
高値 27776.33(09:31)
安値 27614.86(10:27)
大引け 27761.57(前日比 +347.69 、 +1.27% )
売買高 11億0828万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6793億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、買い先行の展開に
2.前日のNYダウは435ドル高と上昇し安心感が広がる
3.日経平均は2万7700円台と2カ月ぶり高値圏に上昇
4.レーザーテクや東エレクなど値がさ半導体株が買われる
5.OPECプラスは増産もINPEXや石油資源は値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比435ドル高と3日ぶりに反発した。米ADP雇用統計が市場予想を下回り、FRBによる利上げ懸念が後退し買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。値がさハイテク株などが買われ、日経平均は4月上旬以来、2ヵ月ぶりに2万7700円台に値を上げた。
前日の米株式市場で、NYダウは3日ぶりに大幅反発した。米ADP雇用統計は市場予想を下回り米金融引き締めへの警戒感が後退し、ハイテク株を中心に買いが流入した。これを受け、東京市場も買い優勢となり、半導体関連など値がさ株を中心に値を上げた。2日のOPECプラスで増産が決定されたが、規模は小さいとの見方から原油価格は上昇したことで、石油関連株は堅調だった。ただ、今晩は米雇用統計の発表が予定されていることから、後場にかけては高値圏での一進一退状態となった。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、ソニーグループ<6758>や富士通<6702>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、日本電産<6594>が値を上げた。村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>といった電子部品株がしっかり。INPEX<1605>や石油資源開発<1662>も高い。ファーストリテイリング<9983>や良品計画<7453>など消費関連株が買われ、リクルートホールディングス<6098>やセブン&アイ・ホールディングス<3382>もしっかり。
半面、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、日産自動車<7201>といった自動車株が値を下げ、デンソー<6902>も軟調。任天堂<7974>や東芝<6502>、信越化学工業<4063>が安く、東京海上ホールディングス<8766>や日本航空<9201>、JR東海<9022>が売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、テルモ <4543>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約232円。うち130円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はデンソー <6902>、KDDI <9433>、トヨタ <7203>、コナミHD <9766>、東京海上 <8766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約22円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)精密機器、(3)非鉄金属、(4)石油石炭製品、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)空運業、(3)その他金融業、(4)輸送用機器、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△フルッタ <2586> [東証G]
21年度アサイーパウダー出荷量が8割超える伸び。
△ABCマート <2670> [東証P]
5月既存店売上が3ヵ月連続で前年上回る。
△アダストリア <2685> [東証P]
5月既存店売上高が3ヵ月連続で前年上回る
△リボミック <4591> [東証G]
早大との共同研究成果が学術誌に掲載。
△ACSL <6232> [東証G]
政府のインフラ点検などのIT化方針と伝わりドローン関連の関心高まる。
△良品計画 <7453> [東証P]
5月既存店売上高が2ヵ月連続で前年上回る。
△Uアローズ <7606> [東証P]
5月既存店売上高が3ヵ月連続で前年上回る。
△助川電気 <7711> [東証S]
島根原発の再稼働容認で投資マネー再流入の動き。
△ピープル <7865> [東証S]
第1四半期営業益3.5倍がサプライズに。
△ファストリ <9983> [東証P]
5月国内ユニクロ既存店売上高が2ヵ月連続で前年上回る。
▼東ソー <4042> [東証P]
モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を格下げ。
▼スクエニHD <9684> [東証P]
「FF16」発売日が23年夏決定で失望売り。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日水薬 <4550>、(2)アステリア <3853>、(3)ジャムコ <7408>、(4)GMO-GS <3788>、(5)T-BASE <3415>、(6)FIG <4392>、(7)Uアローズ <7606>、(8)SREHD <2980>、(9)ファイズHD <9325>、(10)システナ <2317>。
値下がり率上位10傑は(1)カプコン <9697>、(2)ヴィアHD <7918>、(3)スクエニHD <9684>、(4)ドリームI <4310>、(5)多木化 <4025>、(6)飯野海 <9119>、(7)アイル <3854>、(8)Jテック・C <3446>、(9)関西ペ <4613>、(10)サンコール <5985>。
【大引け】
日経平均は前日比347.69円(1.27%)高の2万7761.57円。TOPIXは前日比6.75(0.35%)高の1933.14。出来高は概算で11億0828万株。東証プライムの値上がり銘柄数は995、値下がり銘柄数は774となった。東証マザーズ指数は670.37円(9.83円高)。
[2022年6月3日]
株探ニュース
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