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テモナのニュース
日経平均株価
始値 23849.76
高値 23908.85(10:46)
安値 23784.31(14:34)
大引け 23827.73(前日比 -33.48 、 -0.14% )
売買高 12億3541万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3771億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小反落、中国での新型肺炎の感染者数急増の報道が重荷に
2.米株市場は主要指数が最高値更新も、先物絡みの売り圧力で追随できず
3.前引けはプラス圏に切り返したものの、後場はアジア株安を受け再び軟化
4.後場はソフトバンクGが売り込まれたことも全体地合い悪化の要因となる
5.新型肺炎関連は総じて売られ、代わって半導体関連株に物色の矛先が向く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは275ドル高と反発し、過去最高値を更新した。新型コロナウイルスの中国での感染拡大に減速の兆候がみられたことでリスクオンの買いが優勢となった。
東京市場では、為替の円高などを背景に気迷いムードとなり、売り買い交錯のなか日経平均株価は弱含む展開。前場はプラス圏も大引けは安くなった。
13日の東京市場は、朝方は売り買い交錯で前引けにかけやや買い優勢に傾いたものの、後場は売り物に押され次第に水準を切り下げる展開。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要指数が揃って最高値を更新したことで、リスク選好ムードにあったが、取引開始直前に中国で新型肺炎の感染者数が急増したことが伝わり、為替が円高に振れたこともあって買い手控えられる流れとなった。下値では買いが厚く、前引けにかけプラス圏に浮上したが、後場はアジア株市場が総じて軟化したこともあって、日経平均は再び下値を切り下げる展開に。オプションSQを控え先物絡みの商いの影響を受けたほか、後場はソフトバンクGが売られたことも地合いを悪くした。新型肺炎関連株は総じて下落する一方、半導体関連株が買われ全体相場を支えた。
個別では、売買代金で群を抜くソフトバンクグループ<9984>は後場値を崩し大幅安。任天堂<7974>、ソニー<6758>も冴えない。ダイキン工業<6367>が値を下げ、SMC<6273>も売られた。武田薬品工業<4502>も水準を切り下げた。アトラエ<6194>、エン・ジャパン<4849>、ブイキューブ<3681>はストップ安に売られた。ダイトウボウ<3202>が急落、シチズン時計<7762>、サンリオ<8136>なども安い。
半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、東京エレクトロン<8035>も値を上げた。レーザーテック<6920>が活況高。資生堂<4911>が上昇、大幸薬品<4574>は大幅高に買われた。ヤマハモーターロボティクスホールディングス<6274>、テモナ<3985>、システムサポート<4396>、マクロミル<3978>がストップ高に買われ、チェンジ<3962>は値幅制限上限に張りついたまま大引けにストップ高配分された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、信越化 <4063> 、NTTデータ <9613> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約86円。うち50円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ダイキン <6367> 、第一三共 <4568> 、オリンパス <7733> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約98円。うち63円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)金属製品、(2)空運業、(3)石油石炭製品、(4)ゴム製品、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)パルプ・紙、(3)機械、(4)情報・通信業、(5)海運業。
■個別材料株
△共同PR <2436> [JQ]
今期経常は30%増で3期連続最高益、2円増配へ。
△チェンジ <3962>
10-12月期(1Q)経常は8.3倍増益・通期計画を大幅超過。
△システムサポ <4396>
株式分割の実施と大幅増益、配当実質3倍増額を好感。
△AIins <4488> [東証M]
今期経常を61%上方修正。
△シダックス <4837> [JQ]
4-12月期(3Q累計)最終が赤字縮小で着地。
△浜井産 <6131> [東証2]
20年3月期営業益予想を上方修正。
△YMRH <6274>
ヤマハ発 <7272> がTOBで完全子会社化。
△CKD <6407>
今期経常を90%上方修正。
△アルヒ <7198>
20年3月期最終利益を上方修正。
△コーア商HD <9273> [東証2]
上期経常が2.4倍増益で着地・10-12月期も3.5倍増益。
▼荏原 <6361>
今期経常は28%減益へ。
▼ソフトバンクG <9984>
4-12月期最終利益が7割減。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)YMRH <6274> 、(2)テモナ <3985> 、(3)チェンジ <3962> 、(4)システムサポ <4396> 、(5)マクロミル <3978> 、(6)アイモバイル <6535> 、(7)アルヒ <7198> 、(8)トヨカネツ <6369> 、(9)ファイズHD <9325> 、(10)オプトHD <2389> 。
値下がり率上位10傑は(1)アトラエ <6194> 、(2)エンジャパン <4849> 、(3)ブイキューブ <3681> 、(4)ダイトウボウ <3202> 、(5)ワイヤレスG <9419> 、(6)ジェイリース <7187> 、(7)ネットマーケ <6175> 、(8)エフオン <9514> 、(9)ツナグGHD <6551> 、(10)システム情報 <3677> 。
【大引け】
日経平均は前日比33.48円(0.14%)安の2万3827.73円。TOPIXは前日比5.84(0.34%)安の1713.08。出来高は概算で12億3541万株。東証1部の値上がり銘柄数は878、値下がり銘柄数は1190となった。日経ジャスダック平均は3806.70円(8.62円安)。
[2020年2月13日]
株探ニュース
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