135円
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日経平均株価
始値 20366.30
高値 20494.35(13:15)
安値 20331.20(09:10)
大引け 20427.06(前日比 +223.02 、 +1.10% )
売買高 13億0751万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3104億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、米株高に加えてアジア株が軒並み高で追い風
2.米中貿易摩擦懸念も、交渉進展への期待膨らみ市場心理はポジティブに
3.中国関連の機械株が堅調、医薬、食品などのディフェンシブも買われる
4.電子部品セクターが冴えず、日経平均は後場後半に戻り売りで伸び悩む
5.売買代金は2兆3000億円どまり、値上がり銘柄も56%にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは256ドル高と3日続伸した。米中貿易協議の進展に対する期待が強まるなか、航空機大手のボーイングなど中国関連株が買われ指数を押し上げた。
東京市場ではリスク選好の流れが続いた。前日の米株高や取引時間中のアジア株上昇を追い風に主力株中心に買われた。ただ、後場後半は利益確定売りが出て日経平均株価は上値の重さが意識された。
9日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が高かったことや、為替が1ドル=108円台後半で足もと円安含みに推移したこと、また取引時間中は中国・上海株や香港株をはじめアジア株が軒並み上昇したことで、投資家のセンチメントが強気に傾いた。米中貿易摩擦の問題も、トランプ米大統領のツイッター投稿などを受け両国の間で交渉が進展することへの期待が高まった。中国関連に位置付けられる機械株が総じて堅調だったほか、相対的に出遅れていた医薬品、水産、食料品などディフェンシブセクターへの買いが目立った。一方、電子部品株の一角などが軟調な動きをみせた。日経平均は2万0500円近辺では戻り売り圧力も強く、後場後半に伸び悩んだ。値上がり銘柄数も全体の56%を占めるにとどまっている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで堅調、任天堂<7974>も上昇した。ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>がしっかり。ZOZO<3092>は物色人気となった。大日本住友製薬<4506>も高い。NCホールディングス<6236>、ネクステージ<3186>がストップ高、JCRファーマ<4552>も値を飛ばした。サムティ<3244>が高く、エムスリー<2413>も商いを膨らませ大幅高。新明和工業<7224>、カネカ<4118>も値を上げた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、日本電産<6594>も冴えない。アドバンテスト<6857>が売りに押され、バンダイナムコホールディングス<7832>も値を下げた。Ubicomホールディングス<3937>が急落、低位株ではディー・エル・イー<3686>、田淵電機<6624>も利食われた。ヨンドシーホールディングス<8008>、シュッピン<3179>も大きく下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、テルモ <4543> 、リクルート <6098> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約74円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、セコム <9735> 、KDDI <9433> 、太陽誘電 <6976> 。押し下げ効果は約31円。うち17円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)パルプ・紙、(3)精密機器、(4)水産・農林業、(5)食料品。一方、下落は4業種のみで下落率の上位から(1)その他金融業、(2)不動産業、(3)証券商品先物、(4)空運業。
■個別材料株
△パルHD <2726>
3-11月期(3Q累計)最終が20%増益で着地。
△ハニーズHD <2792>
国内堅調で第2四半期は営業利益36%増
△ネクステージ <3186>
今期経常は31%増で5期連続最高益、前期配当を2円増額。
△デュアルT <3469> [東証2]
1円からできる不動産投資を提供。
△アイフリーク <3845> [JQ]
ウェアラブルから「Challet」採用の意向表明書を受理。
△Mラインズ <3901>
「情報プラットフォーム」契約企業数の増加継続。
△ブランジスタ <6176> [東証M]
上限50万株の自社株買いを実施。
△FDK <6955> [東証2]
「チップ型全固体電池のサンプル出荷開始」との報道。
△アルヒ <7198>
東海東京調査センターが目標株価を3100円に設定。
△新明和 <7224>
19年3月期配当予想を増額修正し来期は記念配実施へ。
▼シュッピン <3179>
今期経常を一転8%減益に下方修正。
▼4℃ホールデ <8008>
3-11月期(3Q累計)最終が76%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)NCHD <6236> 、(2)ネクステージ <3186> 、(3)ハニーズHD <2792> 、(4)トーエル <3361> 、(5)JCRファ <4552> 、(6)サムティ <3244> 、(7)テンポイノベ <3484> 、(8)エムスリー <2413> 、(9)チェンジ <3962> 、(10)ZOZO <3092> 。
値下がり率上位10傑は(1)Ubicom <3937> 、(2)DLE <3686> 、(3)エムアップ <3661> 、(4)4℃ホールデ <8008> 、(5)シュッピン <3179> 、(6)アトラエ <6194> 、(7)田淵電 <6624> 、(8)キャリインデ <6538> 、(9)ラクーンHD <3031> 、(10)リソー教育 <4714> 。
【大引け】
日経平均は前日比223.02円(1.10%)高の2万0427.06円。TOPIXは前日比16.68(1.10%)高の1535.11。出来高は概算で13億0751万株。東証1部の値上がり銘柄数は1202、値下がり銘柄数は861となった。日経ジャスダック平均は3283.91円(5.57円高)。
[2018年1月9日]
株探ニュース
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