698円
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日経平均株価
始値 22568.19
高値 22568.19(09:00)
安値 22426.55(11:17)
大引け 22472.78(前日比 -35.25 、 -0.16% )
売買高 14億4603万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4046億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら4日ぶり反落、連休谷間で利益確定売りが優勢
2.為替の円安は追い風も主力株に軟調銘柄多く、石油や鉱業など資源関連安い
3.今週4日に米雇用統計発表を控え、これを見極めたいとの思惑も手控え要因
4.中小型株は総じて買われ、値上がり銘柄数は値下がりを400以上上回る
5.JTが商いを伴い高く、村田製、日東電工など電子部品株も買われる展開に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは64ドル安と3日続落した。4月の米ISM製造業景気指数が予想を下回ったことや、決算で売上高が市場予想を下回ったファイザーやメルクが売られ指数を押し下げた。
東京市場では、寄り付きこそ日経平均株価はプラスでスタートしたが、その後は売り物に押され前日終値を下回る水準で推移した。終盤戻り足に転じたがプラス圏には届かなかった。
2日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが3日続落したものの、1ドル=110円近辺まで円安が進行したことを背景に朝方はリスク選好ムードにあった。しかし大型連休の谷間で、明日から4連休を控えていることもあって上値も重かった。今週末4日には米雇用統計発表もあり、これを見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。業種別ではサービスや食料品などの内需株の一角が上昇する一方、石油や鉱業、空運などが軟調。地銀株がしっかりした動きをみせたが、不動産株は売りに押されるものが目立った。ただ、前日と比較して売買代金減少のなか主力大型株は売りに押され気味だったが、中小型株には買われるものが多く、値上がり銘柄数は値下がりを400以上も上回った。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、武田薬品工業<4502>も冴えない。富士フイルムホールディングス<4901>が大きく値を下げ、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株も売り物に押された。伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が急落、フォスター電機<6794>も大幅安となった。レノバ<9519>、イビデン<4062>なども安い。
半面、JT<2914>が高く、東海カーボン<5301>も上昇した。村田製作所<6981>、日東電工<6988>なども買い優勢。信越化学工業<4063>もしっかり。アウトソーシング<2427>が値を飛ばし、ヤマトホールディングス<9064>も物色人気。アイ・エス・ビー<9702>、第一工業製薬<4461>も高い。豊田合成<7282>、ダブル・スコープ<6619>が買われ、トクヤマ<4043>も上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は日東電 <6988> 、信越化 <4063> 、ファストリ <9983> 、ヤマトHD <9064> 、JT <2914> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約44円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、富士フイルム <4901> 、ソフトバンク <9984> 、ホンダ <7267> 、テルモ <4543> 。押し下げ効果は約41円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)その他金融業、(2)ガラス土石製品、(3)サービス業、(4)食料品、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)空運業、(4)不動産業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△アウトソシン <2427>
1-3月期(1Q)税引き前は56%増益で着地。
△JT <2914>
6月から「プルーム・テック」を全国展開。
△リアルワルド <3691> [東証M]
セブン銀 <8410> とポイントの現金受取サービスで連携。
△スガイ <4120> [東証2]
前期経常を64%上方修正。
△リケンテクノ <4220>
19年3月期営業益予想17%増で1円増配へ。
△クリエート <5187>
1-3月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
△ニチダイ <6467> [JQ]
19年3月期営業利益は27.1%増。
△ヤマトHD <9064>
前期経常が一転増益で上振れ着地、今期は61%増益、1円増配へ。
△ビジョナリー <9263> [JQ]
事業基盤の拡大などを図る新会社を設立。
△よみランド <9671>
前期経常を65%上方修正。
▼EPS <4282>
上期経常は18%減益で着地。
▼ロイヤルHD <8179>
1-3月期(1Q)経常は25%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)クリエート <5187> 、(2)アウトソシン <2427> 、(3)Gunosy <6047> 、(4)アトラ <6029> 、(5)ニホンフラ <7820> 、(6)リケンテクノ <4220> 、(7)セレス <3696> 、(8)キリン堂HD <3194> 、(9)日本M&A <2127> 、(10)ヤマトHD <9064> 。
値下がり率上位10傑は(1)CTC <4739> 、(2)EPS <4282> 、(3)コネクシオ <9422> 、(4)フォスター <6794> 、(5)ヒトコム <3654> 、(6)トランスコス <9715> 、(7)ミルボン <4919> 、(8)栄研化 <4549> 、(9)出光興産 <5019> 、(10)富士フイルム <4901> 。
【大引け】
日経平均は前日比35.25円(0.16%)安の2万2472.78円。TOPIXは前日比2.66(0.15%)安の1771.52。出来高は概算で14億4603万株。東証1部の値上がり銘柄数は1218、値下がり銘柄数は782となった。日経ジャスダック平均は3963.50円(27.93円高)。
[2018年5月2日]
株探ニュース
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