588円
クロス・マーケティンググループのニュース
日経平均株価
始値 27466.82
高値 27493.75(09:01)
安値 26890.94(14:02)
大引け 27131.34(前日比 -457.03 、 -1.66% )
売買高 13億2031万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆1569億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反落、一時2万7000円を割り込む場面も
2.前日の欧州株が軒並み急落、米国株も乱高下でリスクオフ
3.FOMCを前に警戒感、ウクライナ情勢も買い手控え要因に
4.アジア株安や米株先物の軟調な動きが市場心理悪化させる
5.後場終盤は空売りの買い戻しが入り日経平均も下げ幅縮小
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比99ドル高と7日ぶりに反発した。FRBによる早期金融引き締め警戒感やウクライナ情勢の緊迫化から、一時急落も売り一巡後は急速に買い戻された。
東京市場では、リスク回避の動きが強まり主力株中心に広範囲に売り込まれた。日経平均株価は一時700円近い下げで2万7000円大台を割り込む場面もあった。
25日の東京市場は、前日の欧州株式の急落や米国株市場の乱高下を受けてリスクオフに傾き、主力株をはじめ買いポジションを低める動きが加速した。日経平均先物を絡めたインデックス売りも下げ足を助長し、後場に入ると一時700円近い下げで2万6800円台まで水準を切り下げる場面があった。25~26日の日程で行われるFOMCを控え、FRBによる金融引き締め政策前倒しに対する警戒感や、緊迫の度合いを強めるウクライナ情勢も重荷となり、買い向かう動きは限定的だった。後場は軟調なアジア株市場や米株価指数先物が値を下げるのを横目に売り圧力が強まり一段安となったが、取引終盤は空売りの買い戻しで下げ渋った。東証1部の値下がり銘柄数は全体の84%を占めている。売買代金は3日ぶりに3兆円を上回った。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が大きく売られ、ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>も安い。日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株の下げも目立つ。ソフトバンクグループ<9984>が下落し、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。日本M&Aセンターホールディングス<2127>、インソース<6200>が急落、オイシックス・ラ・大地<3182>、Sansan<4443>なども大幅安となった。
半面、キヤノン<7751>、KDDI<9433>、日産自動車<7201>などがしっかり。セブン&アイ・ホールディングス<3382>もプラス圏を維持した。共立印刷<7838>が物色人気となり、ピーバンドットコム<3559>が大幅高に買われた。飯田グループホールディングス<3291>、山崎製パン<2212>なども堅調。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、京セラ <6971> 、セコム <9735> 、キヤノン <7751> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。うち16円はKDDI1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、リクルート <6098> 、アドテスト <6857> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約210円。
東証33業種のうち上昇は電気・ガス業、食料品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)水産・農林業、(3)陸運業、(4)鉱業、(5)小売業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)サービス業、(3)その他金融業、(4)機械、(5)電気機器。
■個別材料株
△リアルワルド <3691> [東証M]
「Visa e ギフト」との連携開始を材料視。
△ナレッジS <3999> [東証M]
12月度主要KPIの順調な伸びを確認。
△多木化 <4025>
バカマツタケの商業生産に向けた栽培方法確立。
△細火工 <4274> [JQ]
緊迫度合い高まるウクライナ情勢を横目に物色人気。
△Gセキュリ <4417> [東証M]
アイエスエフネットとセキュリティエンジニア育成で連携強化。
△ゼネテック <4492> [JQ]
アプリ・システム事業のバートを子会社化。
△アイビー <4918> [JQ]
「JAK阻害剤」の特許査定受領。
△共立印刷 <7838>
デジタルコミック拡充などで22年3月期営業利益予想を上方修正。
△KIMOTO <7908>
第4四半期に固定資産売却益を計上。
△しまむら <8227>
1月既存店売上高が3ヵ月連続で前年上回る。
▼日本M&A <2127>
22年3月期第3四半期決算の発表を延期。
▼オイシックス <3182>
新物流センターの移転時トラブル発生。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)共立印刷 <7838> 、(2)PバンCOM <3559> 、(3)マーケットE <3135> 、(4)多木化 <4025> 、(5)SMN <6185> 、(6)OKK <6205> 、(7)飯田GHD <3291> 、(8)山パン <2212> 、(9)きもと <7908> 、(10)滝沢鉄 <6121> 。
値下がり率上位10傑は(1)日本M&A <2127> 、(2)インソース <6200> 、(3)PCA <9629> 、(4)オープンドア <3926> 、(5)オイシックス <3182> 、(6)クロスマーケ <3675> 、(7)Sansan <4443> 、(8)RSテクノ <3445> 、(9)日製鋼 <5631> 、(10)SHIFT <3697> 。
【大引け】
日経平均は前日比457.03円(1.66%)安の2万7131.34円。TOPIXは前日比33.25(1.72%)安の1896.62。出来高は概算で13億2031万株。東証1部の値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は1832となった。日経ジャスダック平均は3607.50円(55.15円安)。
[2022年1月25日]
株探ニュース
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