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ピックルスコーポレーションのニュース
日経平均株価
始値 26814.23
高値 26858.68(09:17)
安値 26687.47(09:44)
大引け 26804.60(前日比 -244.87 、 -0.91% )
売買高 16億6292万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8714億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反落、米株大幅安受けリスクオフに
2.米株市場は6月消費者信頼感指数を受けた景況感悪化を嫌気
3.ナスダック下落目立ち、アジア株全面安で投資家心理冷やす
4.6月配当権利落ちに伴う下げも影響したが、後半は下げ渋る
5.TOPIXリバランスに伴い売買代金は3.8兆円と膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比491ドル安と続落した。6月の米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことから、消費関連株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では主力株をはじめ広範囲に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は反落し2万7000円台を再び割り込んだ。
29日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が大幅下落したことを受けリスク回避ムードが強まった。米国では6月の消費者信頼感指数の発表を受けた景況感悪化がハイテク株や消費関連株への売りを誘発、特にナスダック総合株価指数の下落率が目立った。東京市場でもこれが嫌気され、日経平均が前日までの4日続伸した反動もあって目先利益確定売りの動きが優勢となった。中国や香港、台湾、韓国といったアジア株市場が軒並み安かったことも投資家心理を冷やした。また、きょうは6月末の配当権利落ち日に当たり、その分下げが助長された面もある。ただ、後場は押し目買いも観測され引けにかけて下げ渋った。TOPIX浮動株比率の見直しに絡む取引の影響で、プライム市場の売買代金は3兆8000億円台と大きく膨らんだ。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力2銘柄が下落、トヨタ自動車<7203>が冴えず、ソニーグループ<6758>も軟調。日本郵船<9101>なども売り優勢の展開となった。ファーストリテイリング<9983>が安く、キーエンス<6861>、任天堂<7974>なども下落した。日阪製作所<6247>が急落、フジオフードグループ本社<2752>、ピックルスコーポレーション<2925>なども大幅安、新日本科学<2395>などの下げも目立つ。
半面、東京電力ホールディングス<9501>が逆行高で目を引いたほか、ダブル・スコープ<6619>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大きく買われた。オリエンタルランド<4661>がしっかり、富士通<6702>も堅調だった。アスクル<2678>は大幅高、ロードスターキャピタル<3482>も物色人気。このほか、スギホールディングス<7649>が値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はバンナムHD <7832>、ヤマハ <7951>、ネクソン <3659>、トレンド <4704>、エーザイ <4523>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約26円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>、アステラス <4503>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約108円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)空運業、(3)陸運業、(4)石油石炭製品、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)鉱業、(3)海運業、(4)ガラス土石製品、(5)輸送用機器。
■個別材料株
△アスクル <2678> [東証P]
6月単体売上高が3ヵ月ぶりに前年を上回る。
△パレモ・HD <2778> [東証S]
第1四半期は営業損益が黒字転換。
△enish <3667> [東証S]
ゲームアプリ「五等分の花嫁」で新イベントを開催。
△AMI <3773> [東証G]
大規模な自己株取得を好感。
△ロードスター <3482> [東証P]
日銀による鉄壁の緩和政策維持で投資マネー流入。
△サイステップ <3810> [東証S]
東証が信用取引に関する臨時措置を解除。
△バンクオブイ <4393> [東証G]
「メメントモリ」の事前登録数が50万人を突破。
△東京通信 <7359> [東証G]
メタバース事業創出に向け合弁会社設立へ。
△スギHD <7649> [東証P]
150万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△東電HD <9501> [東証P]
岸田首相の原子力活用発言を材料視。
▼ピックルス <2925> [東証P]
第1四半期営業利益は49%減。
▼メルカリ <4385> [東証P]
ユナイテッド <2497> [東証G]が保有株の一部売却で需給悪化懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)レオン <6272>、(2)スギHD <7649>、(3)アスクル <2678>、(4)キャリインデ <6538>、(5)日進工具 <6157>、(6)ソラスト <6197>、(7)アグレ都市 <3467>、(8)ロードスター <3482>、(9)燦HD <9628>、(10)マーケットE <3135>。
値下がり率上位10傑は(1)日阪製 <6247>、(2)フジオフード <2752>、(3)ピックルス <2925>、(4)アイル <3854>、(5)日特塗 <4619>、(6)モバファク <3912>、(7)新日本科学 <2395>、(8)ソーダニッカ <8158>、(9)フォーバル <8275>、(10)CLHD <4286>。
【大引け】
日経平均は前日比244.87円(0.91%)安の2万6804.60円。TOPIXは前日比13.81(0.72%)安の1893.57。出来高は概算で16億6292万株。東証プライムの値上がり銘柄数は787、値下がり銘柄数は987となった。東証マザーズ指数は668.55円(8.82円安)。
[2022年6月29日]
株探ニュース
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