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キューブシステムのニュース
日経平均株価
始値 27930.94
高値 28005.59(09:31)
安値 27870.05(12:47)
大引け 27932.20(前日比 +190.30 、 +0.69% )
売買高 12億9540万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8994億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、米株大幅高を好感し上値追いが続く
2.朝方に2万8000円台回復も、その後は伸び悩む展開に
3.米ISM非製造業景況指数の上昇受け米経済への懸念後退
4.為替市場での一時1ドル134円台への円安進行も追い風
5.個別株は高安まちまちでTOPIXはわずかに安く引ける
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比416ドル高と3日ぶりに反発した。7月の非製造業景況感指数が予想外に改善し、景気後退懸念が和らいだ。
東京市場では、主力株をはじめリスクを取る動きが優勢で日経平均株価は続伸。朝方に2万8000円台を回復する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。
4日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われたことを受け、主力株を中心にリスクを取る動きが優勢だった。米国では発表された7月のISM非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇、米経済に対する不安心理が後退したことで、株価上昇要因となった。これを受けて東京市場でも市場のセンチメントが改善、日経平均は朝方に2万8000円台をつける場面があった。しかし、その後は戻り売り圧力も意識され伸び悩む形となり、後場後半は2万7900円台で売り買いを交える展開に終始した。外国為替市場で1ドル=134円台まで円安が進行したことはプラスに働いたが、個別では利益確定売りに押される銘柄も多く、TOPIXはマイナス圏で引けている。本日もプライム市場の売買代金は3兆円台に届かなかった。
個別では、東京エレクトロン<8035>が大きく上値を伸ばし、売買代金首位のレーザーテック<6920>も上昇した。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株が買われ、ファーストリテイリング<9983>も高い。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。リクルートホールディングス<6098>が値を上げ、キーエンス<6861>、ダブル・スコープ<6619>なども上昇した。合同製鐵<5410>が急騰、ミマキエンジニアリング<6638>、クロスキャット<2307>はストップ高を演じた。日東紡績<3110>、飯野海運<9119>なども値を飛ばした。
半面、場中に決算を発表したトヨタ自動車<7203>が売られたほか、Zホールディングス<4689>が急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調、オリックス<8591>、JFEホールディングス<5411>なども安い。キューブシステム<2335>が大幅安、太陽誘電<6976>も下値を探った。JUKI<6440>、セガサミーホールディングス<6460>などの下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約141円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はトヨタ <7203>、太陽誘電 <6976>、コナミG <9766>、オリックス <8591>、クボタ <6326>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約33円。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)医薬品、(4)サービス業、(5)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)保険業、(4)水産・農林業、(5)その他金融業。
■個別材料株
△クロスキャト <2307> [東証P]
4-6月期営業利益が3倍化。
△ぐるなび <2440> [東証P]
上期最終を赤字縮小に上方修正、通期も増額。
△日東紡 <3110> [東証P]
上期予想を上方修正。
△BBSec <4398> [東証S]
22年6月期経常利益予想を上方修正。
△サイエンスA <4412> [東証G]
「デジちゃいむ」のワスドと資本・業務提携。
△合同鉄 <5410> [東証P]
非開示としていた23年3月期営業予想は70億円の黒字を見込む。
△北越メ <5446> [東証S]
23年3月期利益予想の増額修正を好感。
△文化シヤタ <5930> [東証P]
上限13%の自社株買いを好感。
△ミマキエンジ <6638> [東証P]
23年3月期業績予想を営業増益へ上方修正。
△ビプロジー <8056> [東証P]
第1四半期業績の最終2ケタ増益。
▼大末建 <1814> [東証P]
4-6月期営業70%減益。
▼ZHD <4689> [東証P]
4-6月期最終減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)合同鉄 <5410>、(2)ミマキエンジ <6638>、(3)クロスキャト <2307>、(4)日東紡 <3110>、(5)静ガス <9543>、(6)ぐるなび <2440>、(7)飯野海 <9119>、(8)ハードオフ <2674>、(9)WSCOPE <6619>、(10)ビプロジー <8056>。
値下がり率上位10傑は(1)日本コークス <3315>、(2)ZHD <4689>、(3)JUKI <6440>、(4)大末建 <1814>、(5)セガサミー <6460>、(6)キューブシス <2335>、(7)森六 <4249>、(8)JCU <4975>、(9)デンヨー <6517>、(10)CLHD <4286>。
【大引け】
日経平均は前日比190.30円(0.69%)高の2万7932.20円。TOPIXは前日比0.04(0.00%)安の1930.73。出来高は概算で12億9540万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1012、値下がり銘柄数は739となった。東証マザーズ指数は736.02円(12.13円高)。
[2022年8月4日]
株探ニュース
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