840円
日本M&Aセンターホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 27440.84
高値 27467.34(09:12)
安値 27297.50(10:57)
大引け 27313.13(前日比 -375.29 、 -1.36% )
売買高 10億6875万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆4719億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、前日の欧米株安受けリスクオフ
2.FOMC前に米長期金利が上昇し、これを嫌気する売り
3.自動車、医薬品、商社などが下げ全体指数押し下げる
4.海運が買われるも33業種中で値上がりはわずか4業種
5.値下がり銘柄数は1500弱で全体の8割の銘柄が下げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比313ドル安と反落した。FOMCの結果発表を控え、FRBの大幅利上げへの警戒感から売りが優勢となった。
東京市場では、主力株など中心にリスク回避目的の売り圧力が広範囲に波及、日経平均株価は大幅安で2万7000円台前半まで水準を切り下げた。
21日の東京市場は、前日の欧米株市場が全面安商状に売り込まれ、これを引き継ぐ形で下値を試す展開を余儀なくされた。米国株市場ではFOMCの結果公表を目前に長期金利が大幅に上昇し、これを嫌気する形で景気敏感株やハイテク株に売りがかさんだ。東京市場でも自動車セクターや医薬品、商社株などに値を下げる銘柄が目立ち全体指数を押し下げた。日経平均は先物主導で2万7300円近辺まで売り込まれ、後場寄りに下げ渋る場面もみられたが、引け際に手仕舞い売りを浴び、結局本日の安値圏で引けている。7月19日以来約2ヵ月ぶりの安値をつけた。業種別では海運株が買われたものの、33業種中値上がりはわずか4業種にとどまっている。また、値下がり銘柄数は1500近くに達しプライム市場全体の8割強を占めた。
個別では、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が値を下げたほか、僅差で売買代金2位に食い込んだトヨタ自動車<7203>も売りに押された。東京エレクトロン<8035>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>なども下落した。ダイキン工業<6367>も安い。
ダブル・スコープ<6619>がストップ安で売り物を残し、インソース<6200>、ビューティガレージ<3180>も急落。日本M&Aセンターホールディングス<2127>などの下げも目立った。
半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が買い優勢だったほか、第一生命ホールディングス<8750>など大手生保株もしっかり。東京海上ホールディングス<8766>も堅調。ファーストリテイリング<9983>は朝安後下げ渋り、小幅ながらプラス圏に切り返した。ツルハホールディングス<3391>が大幅高、コシダカホールディングス<2157>も商い増勢のなか値を飛ばした。日本製鋼所<5631>も物色人気を集めた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ネクソン <3659>、東京海上 <8766>、日製鋼 <5631>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約8円。うち4円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367>、東エレク <8035>、第一三共 <4568>、KDDI <9433>、京セラ <6971>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約102円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)海運業、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)ガラス土石製品、(3)空運業、(4)医薬品、(5)卸売業。
■個別材料株
△ツルハHD <3391> [東証P]
6~8月期営業増益確保し対通期進捗率3割超に。
△ソフトウェア <3733> [東証S]
20万株を上限とする自社株をToSTNeT-3で取得。
△いい生活 <3796> [東証S]
8月売上高は2ケタ増で6ヵ月連続で前年上回る。
△ネクシィーズ <4346> [東証P]
関連会社が楽天グループ <4755> [東証P]とオンライン診療で協業。
△キャンバス <4575> [東証G]
CBP501臨床第2相試験で良好な結果。
△Pアンチエイ <4934> [東証G]
子会社が幹細胞エキスがコア成分のスキンケアブランドを発売。
△日製鋼 <5631> [東証P]
23年3月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる。
△インバウT <7031> [東証G]
10月13日を基準日として1株→3株に株式分割。
△レーサム <8890> [東証S]
オアシスによる経営権取得を好感。
△コスモスイニ <8844> [東証S]
地価上昇とインバウンドで商機拡大。
▼インソース <6200> [東証P]
業績修正幅小幅にとどまり出尽くし感が優勢に。
▼四国電 <9507> [東証P]
未定としていた中間配当は無配に。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ネクシィーズ <4346>、(2)ツルハHD <3391>、(3)コシダカHD <2157>、(4)日製鋼 <5631>、(5)シルバライフ <9262>、(6)KLab <3656>、(7)山梨銀 <8360>、(8)フィールズ <2767>、(9)グッドコムA <3475>、(10)共和電 <6853>。
値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619>、(2)インソース <6200>、(3)Bガレージ <3180>、(4)ユニチカ <3103>、(5)ファーマF <2929>、(6)ギフティ <4449>、(7)プロレド <7034>、(8)Jマテリアル <6055>、(9)スタティアH <3393>、(10)日本M&A <2127>。
【大引け】
日経平均は前日比375.29円(1.36%)安の2万7313.13円。TOPIXは前日比26.47(1.36%)安の1920.80。出来高は概算で10億6875万株。東証プライムの値上がり銘柄数は288、値下がり銘柄数は1491となった。東証マザーズ指数は710.26ポイント(17.68ポイント安)。
[2022年9月21日]
株探ニュース
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