東京株式（前引け）＝前日比５４円高、石油関連株などが買われる

　３日前引けの日経平均株価は前日比５４円６３銭高の１万７８７３円３５銭。前場の東証１部の売買高概算は６億７３９６万株、売買代金は約１兆７４１億円。値上がり銘柄数は１０９０、値下がり銘柄数は１００２、変わらずは７６銘柄だった。

　日経平均株価は反発。２日の米株式市場でＮＹダウが前日比４６９ドル高と急伸したことを受け、東京株式市場も朝方から買いが優勢の展開。一時２００円を超す上昇となり１万８０００円台を回復する場面があった。原油価格の急騰を受け、石油関連株などが値を上げた。ただ、買い一巡後は上値を抑えられ前引けにかけ上昇幅は縮小した。

　個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>や任天堂<7974.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が高く、富士フイルムホールディングス<4901.T>やデンカ<4061.T>が値を上げた。武田薬品工業<4502.T>やＫＤＤＩ<9433.T>も高い。国際石油開発帝石<1605.T>や石油資源開発<1662.T>が急伸した。東芝<6502.T>も高い。半面、ブイキューブ<3681.T>が安く、ＴＤＫ<6762.T>や太陽誘電<6976.T>が値を下げた。ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>やテルモ<4543.T>も売られた。

出所：MINKABU PRESS