日経平均は大幅続伸、米中株高を好感して21000円台回復

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/13 15:41
日経平均は大幅続伸。12日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反発し、372ドル高となった。与野党が連邦政府の新予算案で基本合意し、政府機関の閉鎖回避への期待が広がったほか、米中の通商協議が進展しているとの期待も高まった。本日の日経平均は米株高を好感して節目の21000円台を回復してスタートすると、寄り付き後も上げ幅を広げる展開となった。中国株高も支援材料となって後場の寄り付き直後に
21213.74円(前日比349.53円高)まで上昇する場面があり、その後は高値もみ合いが続いた。

大引けの日経平均は前日比280.27円高の21144.48円となった。終値としては昨年12月18日以来、およそ2カ月ぶりに21000円台を回復した。東証1部の売買高は14億1320万株、売買代金は2兆7221億円だった。業種別では、鉱業、石油・石炭製品、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、パルプ・紙など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の63%となった。

個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>が5%近い上昇となり、日経平均を約56円押し上げた。その他売買代金上位ではソニー<6758>任天堂<7974>太陽誘電<6976>、武田薬<4502>などが堅調で、村田製<6981>やトヨタ自<7203>は小高い。SUMCO<3436>は5%超、資生堂<4911>は4%超上昇した。前日の決算発表銘柄では国際帝石<1605>が商いを伴って急伸。また、日カーボン<5302>は決算を好感した買いが続き、連日でストップ高を付けた。一方、ZOZO<3092>は戻り待ちの売りに押され3%超の下落。ファーストリテ<9983>は小安く引けた。決算発表銘柄では東海カーボ<5301>が材料出尽くし感から売り先行となり、楽天<4755>は朝高後マイナスに転じた。また、レオパレス21<8848>は3日ぶりに取引時間中に売買成立したが、結局ストップ安水準まで下落して取引を終えた。
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