日経平均は小幅続伸、決算受け個別では値動き活発

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/01 15:49
日経平均は小幅続伸。31日の米国株式市場は高安まちまちだったが、好決算のフェイスブックが大きく買われるなどし、本日の日経平均も米ハイテク株高を好感して23円高からスタートした。前場中ごろには20929.63円(前日比156.14円高)まで上昇する場面もあったが、1月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がおよそ3年ぶりの低水準となると急失速し、その後は前日終値近辺でのもみ合いが続いた。
前日は10-12月期決算発表の第1のピークで、業績動向を手掛かりに売り買いが交錯する展開となった。

大引けの日経平均は前日比14.90円高の20788.39円となった。東証1部の売買高は14億1807万株、売買代金は2兆4860億円だった。業種別では、精密機器、医薬品、空運業が上昇率上位だった。一方、その他製品、海運業、銀行業が下落率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の37%にとどまった。

個別では、村田製<6981>が8%を超える上昇。堅調な決算を受けて悲観的な見方が後退し、太陽誘電<6976>など他の電子部品株にも買いが波及した。業績予想を下方修正したファナック<6954>だが、需要下げ止まりへの期待から2%近い上昇。アンリツ
<6754>は引き続き活況で大幅続伸した。その他売買代金上位ではファーストリテ
<9983>が堅調で、ソニー<6758>や武田薬<4502>は小じっかり。任天堂<7974>とゲーム事業で協業と伝わったLINE<3938>は急伸。またアイビーシー<3920>ニチイ学館<9792>などはストップ高となった。一方、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売予想を下方修正した任天堂は9%安。業績下方修正のZOZO<3092>は大きく売られる場面があり、コマツ<6301>も決算を受けて軟調だった。その他ではソフトバンクG<9984>やメガバンク株がさえない。また、メガチップス<6875>はストップ安水準まで売られた。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,897.0
(15:30)
-81.0
(-1.62%)
718.0
(15:30)
+8.0
(+1.12%)
5,350.0
(12/28)
0.0
(---)
4,181.0
(15:30)
-7.0
(-0.16%)
6301
4,350.0
(15:30)
+7.0
(+0.16%)
1,410.0
(15:30)
-29.0
(-2.01%)
3,369.0
(15:30)
-48.0
(-1.40%)
6,320.0
(15:30)
-170.0
(-2.61%)
4,175.0
(15:30)
+13.0
(+0.31%)
2,269.0
(15:30)
-16.5
(-0.72%)
2,559.5
(15:30)
-6.0
(-0.23%)
7974
9,264.0
(15:30)
-86.0
(-0.91%)
1,665.0
(11/04)
0.0
(---)
53,820.0
(15:30)
-870.0
(-1.59%)
9,185.0
(15:30)
-69.0
(-0.74%)