東京株式(大引け)=9円高、朝高後マイナス転換も後半に切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/06 15:49
 週明け6日の東京株式市場はリスク選好ムードのなか、買い優勢で始まったが、買い一巡後に日経平均株価は伸び悩みマイナス圏に沈む場面もあった。後半に買い直され、小幅ながら続伸して引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比9円23銭高の2万2548円35銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は19億3816万株、売買代金概算は3兆3497億9000万円。値上がり銘柄数は794、対して値下がり銘柄数は1156、変わらずは83銘柄だった。

 前週末に米国株市場でNYダウが4日続伸となり、連日の過去最高値を更新、これを受けてきょうの東京市場も朝方はリスクを取る動きが先行した。外国為替市場でドル高・円安が進んだことも輸出株中心に追い風要因となった。日経平均は一時1996年6月につけたバブル崩壊後の戻り高値である2万2666円にあと22円まで肉薄する場面もあったが、それを目前にして利益確定売り圧力が強まり、一時マイナス圏に沈み100円超の下落をみせる局面も。後場後半は再び押し目買いが厚くなり、切り返しに転じた。大引けは小幅ながら前週木曜日の終値を上回って引けた。日銀のETF買いの観測も浮上するなか、これまで乗り遅れていた機関投資家資金などによる押し目買いの動きが強まった。

 個別では、ソニー<6758.T>が売買代金トップで上昇、ファーストリテイリング<9983.T>キーエンス<6861.T>も高い。安川電機<6506.T>ダイキン工業<6367.T>なども買い優勢だった。DTS<9682.T>旭ダイヤモンド工業<6140.T>長瀬産業<8012.T>が値を飛ばし、愛眼<9854.T>ニチコン<6996.T>なども物色人気となった。日立造船<7004.T>が買われ、サトーホールディングス<6287.T>も買いを集めた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が売られ、任天堂<7974.T>も軟調な動き。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、古河電気工業<5801.T>は急落した。日本ライフライン<7575.T>がストップ安に売り込まれたほか、ステラ ケミファ<4109.T>日本トムソン<6480.T>などの下げも目立つ。UACJ<5741.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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