yuhsanさんのブログ

241~260件 / 全396件

最近書いたブログ

  • ブログ

    アノマリーどこまで

     毎年、決算発表のピークを迎える5月中ごろ株価が大きく調整しています。ここ2~3年の傾向として、5月以外でも、4半期決算が発表される8月、11月、2月に同じような下げが見て取れます。 その後は大体上昇しているところを見ると、この安値は絶好の買い場と考える人が増えてきて、同じことは繰り返さないのではと思っておりました。ところが……。 例年なら3月の配当落ちから4月に掛けてひと相場があった後に、5月から調整に入るケ... ...続きを読む

  • ブログ

    証券コードに出てこない成長産業とは

     昨年の株価は年間で6割近く上がったのですが、私のファンドは3割弱でした。 くやし~~~!と、いってみたところで後の祭り。 所得が増えて生活水準が上がると、人の欲望は物から消費に移ってきます。物は一度買ってしまうと終わりですが、消費は一度味わうと、また次々に欲望が湧いてきます。 消費は内需の本命といっても、昨年のアベノミクス第2幕で活躍したのは、ゲーム、アニメ、アプリ、スマホ、情報、通信……、と今までの内需関連... ...続きを読む

  • ブログ

    私の年次報告書

     私は、「富士山初日の出」という名のファンドを運営しています。ロゴマークにもしています。 ファンドの本年上期(2014年1~6月)の成績は、 所有株の時価: 年初より12%増加 年間受け取り配当金: 昨年9月配当より5%増加(信用取引分を除いた税抜き) 累計キャッシュ・フロー: ファンドから資金受け取り 株数の増減: 2%ほど増加 銘柄の入れ替え: なし 相場の見方: アベノミクス第3幕入りで需給変化 となりま... ...続きを読む

  • ブログ

    絶対儲かる株の話

     結論から先にいっておきますが、この話は、「うそ」です。恐ろしい結末が待っています。 今から4~5年前のことです。私の大学時代の友人たちが、年4回。飲み屋に集合して、好きな話をやっていました。 この日は彼を含めて5人が集まり、それぞれ健康や、海外旅行の話に興じていました。皆すっかりいい年になって、退職後10年生の自慢話といった雰囲気です。ちょっとした料理とビールで、すっかり盛り上がったところで、トイレから帰って... ...続きを読む

  • ブログ

    テレビ番組で紹介されていた「おっぱい投資法」について

     ある民放のテレビの投資番組で、株式投資に迷っている若い人に、「おっぱい投資法」という方法で、昨年1,800万円を儲けた若い男性を紹介していました。 製作者の意図が、株式投資をためらっている人の背中を押すというのであれば、大変よくできた番組といえます。 ただ、中身についてはいい加減で、これを見て株の世界に入った多くの人は、株の世界が簡単なものではないことに気がつくはずです。確かに名前だけが奇抜で目を引きますが、... ...続きを読む

  • ブログ

    7月1日の株価の意味するものは……

     皆さん、こんにちは。 6月1日以来、約1ヶ月間、お休みしましたが、その間、ずーっと励ましをいただいた方に厚く感謝いたします。しばらくの間、またお邪魔したします。どうぞよろしく。 さて、今日は7月1日の株価についてです。 この日、集団的自衛権の行使容認の閣議決定がなされるという、日本にとっては歴史的な一日でした。 寄り前までの情報では、前日のアメリカ株が3桁の下落、8時50分に発表された日銀短観の予想より悪い内... ...続きを読む

  • ブログ

    時よ止まれ

     誰しも、若いときの秘めた思い出として、この言葉をお持ちでしょう。 あのときの思い出が胸をよぎるとき、どうしてこんなに早く時が過ぎてゆくのか、改めて深い感慨に沈みます。 それでは……。 株式投資では、投資の成果は時間の函数として表されるように、時間が大きな要因になります。私の投資法でも、年代別に40歳までは「ためる」、60歳までに「ふやす」、退職後は「あそぶ」をモットーにして、手持ちの生涯時間に応じて、投資方法... ...続きを読む

  • ブログ

    いくら催促されても

     出せません。出すつもりもないのです。 理由としては、 (1)これ以上の日銀の追加緩和策は、通貨安競争の引き金を引くとして、欧米諸国からの非難を浴びる恐れがあり、政策対応しなくとも貿易収支の改善がない限り、円安に向かうとの読みがある。 (2)アベノミクスの第三の矢として期待されている分野については、自民党の政権基盤からの反対が強く、集団的自衛権論議に悪影響を及ぼすなどで、時間を掛けて結論出したいところ。 私は、... ...続きを読む

  • ブログ

    夢と恐怖とのはざまで-時間の枯渇

     本屋さんの株のコーナーには、夢と恐怖が並んでいます。 「100万円の資金を1年間で1億にした主婦…」と夢の話。 「40年働いた退職金を株で失くして保護生活…」と脅します。 いったい株とは、天使なのでしょうか、それとも悪魔なのでしょうか。 これらの本も、よく読んでみると、「夢」は再現性のないおとぎ話のようなもので、「悪魔」もそうならないために、といった但し書き付きです。夢でもなければ、恐怖を感じるほどのこともな... ...続きを読む

  • ブログ

    情報収集と情報分析-この1週間

     情報が株価を動かすということは、今も昔も変わりあません。戦争勃発や石油掘削などの情報をいち早く入手して、株で大もうけしたという話は、今でも語り継がれています。証券会社などでは、収益の源泉になる情報の入手に、費用を惜しまないようです。 ただ、今日のような情報社会では、株価を動かすような情報は、ほとんど一瞬のうちに世界中に伝わりますから、その情報で株取引をしても、大儲けになるとは限りません。むしろ裏情報をひそかに... ...続きを読む

  • ブログ

    ヘッジファンドの一人負け

     「えっ! それって、ヘッジファンドの一人勝ち」の間違えじゃないの? 「いえ! 間違いじゃありません」 出所は、CNBCのコメンテーターを務める瀬川さんです。正確には、瀬川さんのコメントを、私なりに編集したものですから、責任の所在は彼にはありません。 16日のCNBC「ラップトゥディ」の中で、瀬川さんは、5月第2週の主体別売買動向で、外国人(▲1,213億円)以外、国内勢の、個人(1,372億円)、投資信託(4... ...続きを読む

  • ブログ

    株で生活できるでしょうか

     「プロになって、その道の頂点に立ちたい」との思いは誰にもあります。この欄でも時折、「会社を辞めて株で生活します!」という書き込みを見かけます。株で生活するということは、収入源を株に頼ること、つまりプロの投資家になることです。 その道を極めるためには、腕と道具、それに修行が必要といわれています。囲碁、ゴルフなどには、それぞれに、プロとアマとが明確に区別され、プロになるには相当険しい道のりが待っています。 株にも... ...続きを読む

  • ブログ

    新しく株を始める方へ

     といっても、アドバイスではありません。私自身の40年に及ぶ株式投資の足跡を振り返り、もし「40年若返ることができたなら……、こうしたい」との思いから、初心に立ち返って、投資法をチェックしてみたかったのです。 今年に入って、株価は低迷しています。この欄をご覧になっておられる多くの方も、先行きに不安をもたれておられるのではないでしょうか。アベノミクスに対する期待も、しぼむ一方のようです。 株価は年初から13%ほど... ...続きを読む

  • ブログ

    損切り、塩漬け、難平買い

     株を買って、期待通りに動かなかったときにぶつかる問題は、そのまま持つか、買い増すか、投げるか・・・です。何にもしなければ塩漬け、買いは難平、売りは損切り、ということになります。 実は同じヘッドラインで、2011年6月11日に投稿しています。株のテーマも、ゴルフの週刊誌と同じように、今週は「スライスの直し方」、来週は「ドライバーの飛距離を伸ばすには」……とやって、1ヶ月先には、また同じテーマに戻ります。損切り、... ...続きを読む

  • ブログ

    時間という資源

     皆さんお元気ですか? 私は毎年、この時期に集中的に日記を書き込んでいました。でも、今年はなぜかお休み。旅?体調?……、いえいえ、時間という資源がそろそろ尽きてきたからです。 株にとって時間がどれだけ重要か、今回はこれについて、私なりの考え方で、お邪魔することといたしました。 今年に入って、株価のほうは調整を続けています。昨年の急騰が嘘のように、4ヶ月連続の下落となっています。昨年まで元気だった方も、今年はどう... ...続きを読む

  • ブログ

    14,000円を割らない理由(わけ)

     早いもので、そろそろ3月も終わりです。この3ヶ月間、昨年の右肩上がりの相場が嘘のように、16,000円台から14,000円への、さえない相場が続いています。原因は、外国人売りに対して、日本人の現物買いが追いついていないからです。 外国人の指数売りについて行けないのは、先週にも触れた市場の構造問題にも、原因がありそうです。外国人の先物売りが、相場の転換点になった例は、90年の資産バブルのときや、08年のリーマン... ...続きを読む

  • ブログ

    Wi-Fiと電子書籍

     今回は、Wi-Fiと電子書籍の紹介です。この欄をご覧になっておられるような知的レベルの高い方でも、Wi-Fiと電子書籍については案外ご存知ないのでは。 実は明日、私の友達を集めて、キンドルストアで発売された、電子書籍「五能線」の出版記念会を行う予定になっています。出席者は、大会社のOBが多く、それなりの職責を経て卒業しているはずですが、在職中はパソコンに触れることなく、リポート作成は若手社員と割り切って、仕事... ...続きを読む

  • ブログ

    需給相場の行き着く先は-その2

     もう一度、「株価は何で動くのか」を考えて見ましょう。株価は「短期では需給で決まり、長期ではファンダで動く」でした。 解決策としては、「短期の需給改善を図り、多くの市場参加者で動く投資環境を作る」ことです。 目下の需給では、信用取組や先物売買といった面からではなく、外国人の大量売りに対して、日本人による現物の買いが少ないことです。 昨年、日本市場で16兆円も買い越した外国人は、アメリカの金融緩和縮小から、今年は... ...続きを読む

  • ブログ

    需給相場の行き着く先は-その1

     今年の相場は、 一つは、流れが下向きになっていること、 二つは、上下波動が大きいこと、 が特徴です。 昨年は右肩上がりの相場でしたが、今年に入って流れは、下向きに変わってしまいました。昨年大きく買い越した外国人が、市場から資金を引き上げている一方、それを埋める日本人の買いが入らないため、需給が悪化しているからです。外国人売りは、アベノミクスに対する期待値の後退もありますが、昨年買いを入れたヘッジファンドの反動... ...続きを読む

  • ブログ

    保有株の評価替え

     今年から、売買益に掛かる税率が倍になりました。「源泉徴収あり」の特定口座で取引されている方にとっては、すでに儲けが大幅に減って、税の負担に驚いておられるのでは……。 「まあ文句を言っても仕方ない。今まで以上に稼いで税金払ってやるから!」 とばかり、頑張るのですが、なかなかうまく行きません。何しろ相手はヘッジファンドや、機関投資家。彼らの税金は従来通りで、いろいろの形での控除がある上に、大量の資金を高速の機械で... ...続きを読む