TIW藤根 靖晃さんのブログ
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最近書いたブログ
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11年6月期は震災や減損損失計上で最終赤字。12年6月期会社計画は概ね妥当とみる <再評価には何らかの支援材料が必要> 同社はPV製造装置と材料・部材が今後の収益の柱に成長するとしているが、本格的な収益貢献を確認できるにはもうしばらく時間を要するだろう。株式市場で 再評価されるには、太陽電池や次世代ディスプレイ等の受注モメンタムが一段と加速し、収益貢献のタイミングが想定より前倒しで到来するなどの支援材料が必 ... ...続きを読む
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12年3月期会社計画は保守的、TIW13年3月期見通しは下方修正 <株価見通しは市場平均並とする> 12/3期会社計画には上ぶれ余地が十分ある、13/3期予想PER7.7倍など株価指標面が割安である、などからこの先、株価の大幅な株価下落は考え難 い。ただし、円高、世界景気後退見通しといったマクロ環境悪化の中で株価が市場平均をアウトパフォームする固有の要因も見出し難い。このためTIW株価 見通しは市場平均並と... ...続きを読む
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1Qは大震災影響の中で好発進となる、計画上方修正を予想する <足元の株価レベルは魅力的な水準> インド販売鈍化や急激な円高で株価は軟調。しかし、13/3期予想PER11.6倍、実績PBR1倍割れは中期的スタンスで魅力的な水準と考える。 1Q(4-6月)が同社危機対応力の高さを示す好決算であった、小型車やインド事業の中長期的な成長期待、などが背景。市場全体の落ち着きを待ちたい。 <1Qは2割減益に止まる、通期上... ...続きを読む
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1Qは建機向けが支えた、自動車向けシール、FPCの後半の回復が期待される <足元の株価は魅力的な水準> 12/3期予想PER9.4倍、実績PBR1倍割れの株価水準は中期的視点で魅力的と考える。(1)主力シールで下期に11%台の営業利益率を会社が見込 んだ点は体質改革進捗を示しポジティブ。(2)自動車市場拡大に伴うシール需要の増加に加え、世界トップのフレキシブル基板(以下FPC)の成長余地も高 い。(3)201... ...続きを読む
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新製品の販売が本格化するまでは苦戦か <アリセプトの北米特許満了の影響が本格化 > 10年11月に北米特許が満了したアルツハイマー治療剤アリセプトの減収が本格化している。抗潰瘍剤パリエット/アシフェックス(北米は13年5月)も同 様な状況が予想される。焦点はこの主力2剤に代わる新製品に移る。乳がん治療剤ハラヴェン、てんかん治療剤ぺランパネル、MGI製品等によりがん、脳・神 経領域へ新たな飛躍を図るがこの主力2... ...続きを読む
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12年3月期会社計画は下期V字回復を展望 <株価は評価不足と考える> 東日本大震災影響が強い1Q(4-6月)に営業黒字を確保した。会社計画で後半V字回復を見込んだことはポジティブ。新興国二輪伸長やABS・VSA(車 両挙動安定化制御システム)などメカトロ製品市場拡大を追い風に、中期的にも成長が期待できる。13/3期TIW予想PER11倍台に割安感がある。 <アジア貢献により1Qは黒字を確保> 12/3期1Q... ...続きを読む
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12年3月期1QのYahoo!JAPAN総ページビュー数は前年同期比8.5%増加 <下期に広告出稿は正常化> 同社は東日本大震災後、情報・復興支援情報ページの提供を増やした。広告主の自粛もあり、12/3期1Q(4-6月)は前年同期比1.9%増収、同 3.3%営業増益と、同社としては低い伸びに止まった。ただ、12/3期1QのYahoo!JAPAN月間総ページビュー数は前年同期比8.5%増加。内 モバイルフォン... ...続きを読む
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6月の既存店売上高はプラスに転じた <中国で生産工場を設立予定> サイゼリヤは工場を中心としたエリア展開をしている為、出店速度は緩やかである。国内は当面、年間40店舗程度の純増計画。海外では中国で生産工場の設立 を進めている。日本で確立したビジネスモデル(工場生産による原価低減・合理化) の実用化実験を行う。国内既存店売上高は前年比マイナスが続いていたが、6月は10カ月ぶりにプラスに転じた。震災により閉鎖し... ...続きを読む
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12年3月期1Qは好調な出足 <12/3期1Q営業利益は550億円程度のもよう> 7月15日の日本経済新聞によると、12/3期1Q(4-6月)営業利益が550億円程度との観測記事が掲載された。同社1Q営業利益計画は、東日本大震 災の影響を157億円減見込んだ380億円(11/3期1Q実績608億円)。6月開催の事業説明会では、小林社長が「震災影響は国内自動車生産の前倒し により40〜50億円の損失縮小が見込... ...続きを読む
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中期計画では12年度営業利益率5%以上を目標に掲げる <今後は経営の効率化が図れるかに注目> 震災影響のなか業績面で健闘している点は既に株価に織り込まれたとTIWでは判断しており、当面市場平均並みの展開を予想。今後は海外の社会インフラ構築などで同社の強みを活かした展開を加速させ、経営の効率も向上させることができるかが注目される。 <12/3期会社予想は利益面で保守的な印象> 同社は6月9日に中期経営計画の進捗... ...続きを読む
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12年3月期は海外制御の伸びや計測機器の改善が期待できそう <中期的に株価上昇余地ありとの見方は不変> 軸足を置く制御の海外を中心とした将来の利益成長ポテンシャル、計測機器の採算改善の持続等から、同社の収益構造が中期的に大きく転換しつつあるとの TIW見解に変わりはない。現在の株価には中期的な上昇余地があるとの見方も不変。今後示される予定の中期経営計画の中身に引続き注目したい。 <12/3期の制御は営業増益... ...続きを読む
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震災影響は軽微、株主還元を強化 <株価は上昇余地があるだろう> 株価は上昇余地があるだろう。その理由は、(1)東日本大震災後の影響は軽微で、主要販路の通信販売と主力製品のアクアコラーゲンシリーズが共に堅調に推 移しており、利益拡大が持続している、(2)予想配当引き上げによる株主還元の姿勢を示した、(3)自己株取得により株式の需給改善が見込める、などによ る。 <11/7期3Q累計は2桁増収増益で着地> 11... ...続きを読む
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12/3期は利益面で会社計画を上回る余地があるだろう <現在の株価には上昇余地があると考える> TIWでは現在の株価水準には上昇余地があると見ている。その理由は、12/3期以降、売上、利益共に11/3期までのような大幅な伸びは期待しにくい局面にあるものの、12/3期TIW予想PERは6.5倍と指標面で割安感があると考えているため。 <11/3期業績は利益面で計画を上回った> 11/3期業績は売上高2,549... ...続きを読む
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12/3期の産メカの収益が大きく落込む可能性は小さいと考える <現在の株価は依然評価不足とみる> 現在の株価は、12/3期TIW予想PERが13倍台の水準。今上半期は震災影響による自動車機器の停滞は避けられないとみるが、海外の社会インフラ関連 需要の安定的成長持続、産メカの高い競争力及び収益力、高いシェアを持つパワー半導体の成長ポテンシャルなどを考慮すれば、現在の株価は依然評価不足との TIWの見方を変える必... ...続きを読む
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12/3期通期計画は非公表。足元の受注は再浮上している <市場平均並みの株価展開を予想する> TIWでは市場平均並みの株価展開を予想する。その理由は、足元の受注は再浮上しているものの、11/3期1Q(4-6月)の受注(106億円)が過去最高レベルの水準だった反動で、12/3期では前期ほどの急激な受注増は得にくいと見るため。 <足元の受注は再浮上している> 11/3期業績は売上高359億円(前期比2.3倍)、... ...続きを読む
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11/3期はポジティブな内容。12/3期は下期の巻き返しにまだ確信が持てず <判断変更のタイミングは今夏以降到来の可能性> 現在の株価は、12/3期TIW予想PERが10倍強、前期実績PBRが1.4倍台の水準。回復モメンタムの強く表れた11/3期決算であったが、12 /3期下期の回復度合いについてはまだ確信を持てる状況ではない。今夏以降、震災の間接的な影響が見えてきた段階で通期の下振れ懸念が後退すれば、株価に... ...続きを読む
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12/3期も業績低迷するも、会社予想ほどには落ち込まない見通し <株価水準は妥当> 12/3期TIW予想PER20.7倍や13/3期予想PER17.5倍に割安感が無いものの、11/3期末実績PBR0.74倍に割安感があることや、業績の上振れが期待できることなどから現状の株価水準が妥当と判断する。 <11/3期、営業減益> 11/3期の営業利益は168億円(前期比5.8%減)となった。為替の円高デメリットによ... ...続きを読む
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11/12期1Qはセグメント別に好悪ありつつもまずまずの滑り出し <株価は上昇余地があるだろう> 株価は上昇余地があるだろう。その理由として、(1)11/12期1Q(1-3月)は主力製品のハードディスク(HD)が不調であったものの、3月末から は回復、石油化学は堅調を維持、などから会社計画に対してはやや余裕含みの進捗をしている、(2)指標面に割安感がある、などによる。 <11/12期1Qは石油化学の好調が増... ...続きを読む
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震災影響は今11/8期のみに留まりそう。中期成長ストーリーは不変 <中期的な成長への見方は変わらず> 現在の株価に特段の割安感も見られず、TIWでは当面市場平均並みの株価展開を予想。強気に転じるには、かつて記録していた40%程度の営業利益率の回復 が見えてくる必要があると考える。とはいえ、同社はニッチながら高度な技術・品質レベルの要求される市場で高い競争力・シェアを維持しており、新興市場を 中心に中期的な医療... ...続きを読む
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生物学的製剤アクテムラなど新製品の伸長を予想 <がん領域と骨・関節領域に安定した成長基盤> 抗インフルエンザ剤タミフルの行政備蓄が一巡したため減収となっているが主力のがん領域、骨・関節領域は成長を持続している。今後、生物学的製剤アクテム ラの内外での伸長、腎性貧血治療剤ミルセラ(09年7月申請)の承認などを見込めば安定した成長基盤は崩れていないと考える。株価は東日本大震の影響など を反映して冴えない動きだが上... ...続きを読む