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NTTデータグループのニュース
日経平均株価
始値 37797.06
高値 37817.78(09:03)
安値 37397.27(11:03)
大引け 37552.16(前日比 +113.55 、 +0.30% )
売買高 14億3044万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆7014億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、欧米株高を受けてリスク選好
2.上値も重く一時値を消す、マイナス圏に沈む場面も
3.SOX指数上昇で円安進行も半導体関連株は冴えない
4.金融、建設、食料品など内需株は買い優勢の展開に
5.業種別には高安まちまち、売買代金は今年最低水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比253ドル高と3日続伸した。中東情勢に対する懸念が緩和しリスク選好の買いが優勢となった。
東京市場では、前日に続き買い戻し優勢の地合いとなり、日経平均株価は続伸した。ただ、上値も重く前場は小幅下落に転じる場面もあった。
23日の東京市場は、前日の欧米株高を受けリスク選好の地合いが続いたが、売買代金上位の半導体主力銘柄が総じて軟調な動きとなるなど、盛り上がりに欠ける展開だった。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が7日ぶりに反発し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇、外国為替市場では更に円安が進んだことで、半導体セクターには追い風が意識されたが、これを好感する動きは朝方の取引開始直後に限られた。半導体関連株が寄り後一斉に値を消す展開となり、日経平均も一時はマイナス圏に沈んだ。主要企業の決算発表が本格化するなか、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因に。一方、金融株や建設、食料品といった内需株が買われ、全体相場を支えた。業種別には高安まちまちで、個別株ベースでもプライム市場の値上がり銘柄数は全体の6割に届かなかった。売買代金もフシ目の4兆円を大きく下回り今年最低だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが頑強な値動きを示したほか、三井E&S<7003>も上値を追った。ファーストリテイリング<9983>が買われ、キーエンス<6861>も高い。東京海上ホールディングス<8766>も値を上げた。レノバ<9519>は大幅高に買われ、古野電気<6814>、ペプチドリーム<4587>も活況高。東急建設<1720>も物色人気となった。大阪ガス<9532>も上昇した。
半面、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>など半導体主力株はいずれも朝高後に売りがかさみ下値を探る展開に。TOWA<6315>が値を下げ、さくらインターネット<3778>が大幅下落、日本郵船<9101>も安い。LIXIL<5938>の下げも目立つ。SHIFT<3697>、タツモ<6266>も売りに押された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、信越化 <4063>、NTTデータ <9613>、ダイキン <6367>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約113円。うち72円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はデンソー <6902>、レーザーテク <6920>、ディスコ <6146>、アドテスト <6857>、京セラ <6971>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約37円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)証券商品先物、(3)建設業、(4)その他金融業、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)ゴム製品、(3)金属製品、(4)ガラス土石製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△タスキHD <166A> [東証G]
資産コンサルティングベンチャーのオーラを子会社化。
△SDSHD <1711> [東証S]
M&A及び事業投資のための合弁会社を設立。
△東急建設 <1720> [東証P]
24年3月期営業利益大幅増額で6割増益予想に。
△デジハHD <3676> [東証P]
国産生成AI開発事業者のチューリングに資本参加。
△エルテス <3967> [東証G]
「なりすまし詐欺広告検知対策パッケージ」を提供開始。
△ストライク <6196> [東証P]
案件成約組数が計画上回り上期業績は計画上振れ。
△ザイン <6769> [東証S]
超高速無線伝送技術をNICT・広大と共同開発。
△三信電 <8150> [東証P]
ソリューション事業好調で24年3月期業績は営業利益が計画上回る。
△宮崎銀 <8393> [東証P]
33万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△大ガス <9532> [東証P]
国内外事業の増益で24年3月期純利益2.3倍へ。
▼LIXIL <5938> [東証P]
欧州低迷で前期は最終赤字で着地へ。
▼エクセディ <7278> [東証P]
AT部門の減損計上で前期は一転最終赤字で着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)レノバ <9519>、(2)ミガロHD <5535>、(3)宮崎銀 <8393>、(4)古野電 <6814>、(5)ペプドリ <4587>、(6)あみやき <2753>、(7)サンケン <6707>、(8)三信電 <8150>、(9)デジハHD <3676>、(10)ビジョン <9416>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)霞ヶ関C <3498>、(3)LIXIL <5938>、(4)ソシオネクス <6526>、(5)SHIFT <3697>、(6)タツモ <6266>、(7)メドレー <4480>、(8)オークワ <8217>、(9)フューチャー <4722>、(10)エクセディ <7278>。
【大引け】
日経平均は前日比113.55円(0.30%)高の3万7552.16円。TOPIXは前日比3.77(0.14%)高の2666.23。出来高は概算で14億3044万株。東証プライムの値上がり銘柄数は936、値下がり銘柄数は651となった。東証グロース250指数は650.64ポイント(0.61ポイント安)。
[2024年4月23日]
株探ニュース
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