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レノバのニュース
日経平均株価
始値 27984.79
高値 28094.73(12:54)
安値 27863.38(09:33)
大引け 27943.95(前日比 +28.06 、 +0.10% )
売買高 11億7458万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6762億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、取引終盤に値を消すもプラス圏着地
2.前日の米株市場は小幅上昇にとどまるが、円安が追い風に
3.日経平均は朝方軟調も切り返し、一時2万8000円回復
4.1ドル133円近辺まで急速に円安進み、輸出株を後押し
5.ECB理事会、米CPI、SQ算出などを控えて様子見も
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比16ドル高と小反発した。中国の経済正常化への期待が広がったが、長期金利の上昇が警戒され買い一巡後は伸び悩んだ。
東京市場では、買い優勢の展開で日経平均株価は一時2万8000円大台を回復したが、取引終盤に急速に伸び悩み、上昇幅はわずかだった。
7日の東京市場は、リスク選好の流れが続いたが日経平均の上値も重かった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が朝高後に値を消し、小幅な上昇にとどまった。ただ、外国為替市場で1ドル=133円近辺まで急速な円安が進んだことが自動車など輸出株に追い風材料となり、日経平均は朝方こそ軟調気味に推移したものの、その後は切り返して2万8000円大台を回復した。しかし、後場後半になると利益確定を急ぐ動きが表面化し、日経平均は再び値を消す展開に。それでもマイナス圏には沈むことなく、2万7900円台で引けている。今週予定されるECB理事会や5月の米CPI発表を控え、積極的に上値を買い進む動きはみられなかった。国内でも今週末にメジャーSQ算出を控えていることもあって、様子見ムードが拭えなかった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>がしっかり。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>が物色人気となり、三菱重工業<7011>も上値を追った。ダブル・スコープ<6619>は大商いで値を飛ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。三菱商事<8058>が買いを集めたほか、ジャムコ<7408>、豊和工業<6203>、芝浦メカトロニクス<6590>、Jパワー<9513>などが大幅高を演じた。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が売られ、川崎重工業<7012>も下落した。メルカリ<4385>の下げも目立つ。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が連日のストップ安、Sansan<4443>も急落した。ベイカレント・コンサルティング<6532>が大幅安、アステリア<3853>も大きく利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、SBG <9984>、京セラ <6971>、ダイキン <6367>、太陽誘電 <6976>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約40円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、NTTデータ <9613>、ファストリ <9983>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約84円。うち45円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)輸送用機器、(3)石油石炭製品、(4)非鉄金属、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)不動産業、(3)陸運業、(4)サービス業、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△モロゾフ <2217> [東証P]
第1四半期営業益が上半期計画を超過。
△共同PR <2436> [東証S]
雪雲と連携しメタバース領域でのサービス強化へ。
△シンワワイズ <2437> [東証S]
買い戻し交え異彩の急騰トレンド。
△ジョイ本田 <3191> [東証P]
250万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△カーリットH <4275> [東証P]
防衛関連の一角で人気集中。
△ランサーズ <4484> [東証G]
メタバース空間で学べるデジタル人材育成サービスを開講。
△キャンバス <4575> [東証G]
膵臓がん3次治療対象のCBP501臨床試験の進捗を改めて材料視。
△豊和工 <6203> [東証P]
防衛関連の中小型株に物色向かう。
△極東開発 <7226> [東証P]
200万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△Jパワー <9513> [東証P]
三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを引き上げ。
▼レーザーテク <6920> [東証P]、東エレク <8035> [東証P]
米半導体主力銘柄の一角が軟調で利益確定を急ぐ動きが優勢。
▼フジコーポ <7605> [東証P]
上期営業利益は予想上振れ着地も材料出尽くし。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ジャムコ <7408>、(2)豊和工 <6203>、(3)邦チタ <5727>、(4)芝浦 <6590>、(5)Jパワー <9513>、(6)WSCOPE <6619>、(7)ブレーキ <7238>、(8)大阪チタ <5726>、(9)レノバ <9519>、(10)極東開発 <7226>。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)Sansan <4443>、(3)マーケットE <3135>、(4)メルカリ <4385>、(5)アイスタイル <3660>、(6)ドリームI <4310>、(7)アステリア <3853>、(8)ベイカレント <6532>、(9)FFJ <7092>、(10)フルマルHD <7128>。
【大引け】
日経平均は前日比28.06円(0.10%)高の2万7943.95円。TOPIXは前日比7.92(0.41%)高の1947.03。出来高は概算で11億7458万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1031、値下がり銘柄数は728となった。東証マザーズ指数は661.42円(14.72円安)。
[2022年6月7日]
株探ニュース
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