988円
ゼンリンのニュース
日経平均株価
始値 21961.82
高値 22036.48(12:32)
安値 21906.00(09:53)
大引け 22020.15(前日比 -78.69 、 -0.36% )
売買高 11億2789万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1707億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反落、前日の米株安に追随し利益確定売り優勢に
2.トランプ米大統領の国連総会での中国批判や同氏の弾劾を巡る動きを嫌気
3.9月に入り日経平均は一本調子の上昇をみせてきたが、その反動が表面化
4.電力株や医薬品株などディフェンシブストックが買われ、下げ幅も限定的
5.値下がり銘柄数は1084と比較的少なく、個別株物色の流れは継続
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは142ドル安と反落した。トランプ米大統領が国連での演説で中国に対する強硬な姿勢を示したことから、米中貿易摩擦に対する懸念が再燃し売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株安や円高などを背景に日経平均株価は利益確定の売りが優勢となった。米中摩擦への警戒感が再燃、米政局に対する不透明感も重荷となった。
25日の東京市場は、売りに押される展開。9月に入り日経平均は一貫して水準を切り上げてきたが、目先は連騰の反動で利益確定の動きが強まった。トランプ米大統領が国連総会演説で中国を批判したことにより米中摩擦に対する思惑が再浮上した。また、トランプ米大統領の弾劾調査入りを背景に米政局の不透明感も市場心理を悪化させた。前日の米国株市場では主要株指数が総じて安く、日経平均もこれに追随する動きを強いられた。ただ、電力株や医薬品など内需のディフェンシブストックは強さを発揮し全体相場を支えた。東証1部の値下がり銘柄数も1000を超える程度で比較的少なく、個別株物色の流れは健在だった。売買代金は主力株への買いが手控えられたことで、2兆円台はキープしているものの減少傾向にある。
個別では、任天堂<7974>が大幅安、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>なども売りに押された。キーエンス<6861>、SMC<6273>、ファナック<6954>などFA関連が安い。enish<3667>が急落、シャープ<6753>の下げも目立つ。ダブル・スコープ<6619>、日本通信<9424>も売られた。ニトリホールディングス<9843>が安く、じげん<3679>も下値を探った。
半面、ソニー<6758>が買われ、村田製作所<6981>も堅調。武田薬品工業<4502>、エーザイ<4523>、大日本住友製薬<4506>など薬品株の上昇も目立つ。富士通<6702>も高い。コロプラ<3668>が大商いで値を飛ばしたほか、オルトプラス<3672>は値幅制限いっぱいに買われた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も物色人気。ピーエス三菱<1871>が商いを伴い上昇、ゼンリン<9474>も上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、中外薬 <4519> 、花王 <4452> 、アステラス <4503> 、塩野義 <4507> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約34円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約91円。
東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)空運業、(3)医薬品、(4)不動産業、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)機械、(3)証券商品先物、(4)パルプ・紙、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ベクター <2656> [JQ]
「PayPayボーナス」を入手できるスマホ専用Webサービス開始。
△神戸物産 <3038>
1→2の株式分割を実施。
△メディカルN <3645> [東証M]
16.16%を上限に自社株買いを実施。
△チムスピ <4397> [東証M]
東海東京調査センターが目標株価2300円でカバレッジ開始。
△イワブチ <5983> [JQ]
今期最終を2.2倍上方修正。
△弁護士COM <6027> [東証M]
「クラウドサイン NOW」のサービス開始へ。
△ルネサス <6723>
SMBC日興証券は「1」へ引き上げ。
△パルテック <7587> [東証2]
AI搭載の外観検査サービスの提供を開始。
△セーラー <7992> [東証2]
プラスのOEM製品を中国市場へ展開。
△両毛システム <9691> [JQ]
上期経常を一転5.2倍増益に上方修正・6期ぶり最高益へ。
▼あさひ <3333>
上期経常は一転9%減益で下振れ着地。
▼シャープ <6753>
SMBC日興証券が目標株価を700円に引き下げ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)ナイガイ <8013> 、(3)オーバル <7727> 、(4)コロプラ <3668> 、(5)ルネサス <6723> 、(6)PS三菱 <1871> 、(7)エストラスト <3280> 、(8)エーザイ <4523> 、(9)静ガス <9543> 、(10)東海運 <9380> 。
値下がり率上位10傑は(1)KeePer <6036> 、(2)日ギア <6356> 、(3)enish <3667> 、(4)シャープ <6753> 、(5)サニーサイド <2180> 、(6)WSCOPE <6619> 、(7)日本通信 <9424> 、(8)ハブ <3030> 、(9)カチタス <8919> 、(10)あさひ <3333> 。
【大引け】
日経平均は前日比78.69円(0.36%)安の2万2020.15円。TOPIXは前日比2.86(0.18%)安の1620.08。出来高は概算で11億2789万株。東証1部の値上がり銘柄数は963、値下がり銘柄数は1084となった。日経ジャスダック平均は3388.44円(2.97円高)。
[2019年9月25日]
株探ニュース
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