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GMOインターネットグループのニュース
日経平均株価
始値 27533.88
高値 27549.67(09:00)
安値 27214.61(10:59)
大引け 27350.30(前日比 -437.68 、 -1.58% )
売買高 11億7486万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆7911億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、米長期金利上昇などを嫌気
2.米株市場ではFRB高官のタカ派発言が警戒材料となる
3.金利上昇を背景とした米ハイテク株安が東京市場に波及
4.FOMC議事録の開示を目前に買い手控えムード強まる
5.84%の銘柄下落も売買代金は2兆8000億円と増勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比280ドル安と3日ぶりに反落した。米10年債利回りが急伸したことからハイテク株などを中心に売りが優勢となった。
東京市場では、朝方から売り優勢の展開となり日経平均株価は大きく下値を試す展開を強いられた。前日の米株安などを受けリスク回避ムードが強かった。
6日の東京市場は、リスクオフの流れに晒された。前日の米国株市場ではFRB高官の相次ぐタカ派発言などを受け、米10年債利回りが急伸、これを背景にハイテクセクターなどに売りがかさみ主要株価指数が揃って下落。とくにナスダック総合株価指数の下げが目立った。東京市場でも朝方から売りに押される展開となり、日経平均は一時570円強の急落をみせるなど波乱含みの地合いとなった。ウクライナ情勢の不透明感が依然として拭えないほか、日本時間あす未明に開示される3月開催分のFOMC議事録の内容を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。業種別では石油セクターを除く32業種が下落した。個別でもプライム市場の84%に当たる銘柄が値を下げた。なお、売買代金は2兆8000億円弱と増勢にある。
個別では、売買代金首位の日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など海運株が安く。レーザーテック<6920>も値を下げ2万円台を割り込んだ。ここ強い動きを続けていたソフトバンクグループ<9984>も利益確定の売りに押された。ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>なども安い。ダイセキ環境ソリューション<1712>が急落、デクセリアルズ<4980>、GMOインターネット<9449>なども大幅下落した。ワコム<6727>も安い。
半面、任天堂<7974>がしっかり、第一生命ホールディングス<8750>も買いが優勢だった。オリエンタルランド<4661>が堅調、三井不動産<8801>も頑強だった。コスモエネルギーホールディングス<5021>が大商いで急騰、ピアラ<7044>は連日のストップ高人気となった。山田コンサルティンググループ<4792>、マニー<7730>が高く、トーセイ<8923>も物色人気に。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアステラス <4503>、コナミHD <9766>、エーザイ <4523>、出光興産 <5019>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約10円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、ダイキン <6367>、アドテスト <6857>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約178円。
東証33業種のうち上昇は石油石炭製品のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)空運業、(2)銀行業、(3)不動産業、(4)陸運業、(5)医薬品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)金属製品、(3)鉄鋼、(4)ゴム製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△PバンCOM <3559> [東証P]
ワイヤレス給電導入サービス開始へ。
△カヤック <3904> [東証G]
メタバース・AI・NFTに積極展開。
△ランサーズ <4484> [東証G]
サブスク型でスキル販売できる新プランを開始。
△山田コンサル <4792> [東証P]
案件受注が順調で22年3月期業績は営業増益へ上振れ。
△コスモHD <5021> [東証P]
旧村上ファンド系投資会社が大株主に浮上。
△セカンドX <5028> [東証G]
AI関連の新星で個人マネー集結。
△ピアズ <7066> [東証G]
子会社がフードデリバリーサービス一括管理システムの提供開始。
△マニー <7730> [東証P]
欧州などの需要回復で2月中間期業績は計画上振れ。
△トーセイ <8923> [東証P]
不動産再生事業の拡大で第1四半期最終利益は18%増益。
△ギフトHD <9279> [東証P]
まん防解除で3月既存店売上高は19.6%増。
▼放電精密 <6469> [東証S]
不透明要因を加味し23年2月期営業益予想45%減。
▼スギHD <7649> [東証P]
22年2月期は5期ぶり営業減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ピアラ <7044>、(2)コスモHD <5021>、(3)マーケットE <3135>、(4)富士石油 <5017>、(5)ぴあ <4337>、(6)山田コンサル <4792>、(7)マニー <7730>、(8)Bガレージ <3180>、(9)トーセイ <8923>、(10)丸和運機関 <9090>。
値下がり率上位10傑は(1)ダイセキS <1712>、(2)ダイセキ <9793>、(3)薬王堂HD <7679>、(4)デクセリ <4980>、(5)スギHD <7649>、(6)GMO <9449>、(7)ジェイリース <7187>、(8)C&R <4763>、(9)川崎汽 <9107>、(10)ワコム <6727>。
【大引け】
日経平均は前日比437.68円(1.58%)安の2万7350.30円。TOPIXは前日比26.21(1.34%)安の1922.91。出来高は概算で11億7486万株。東証プライムの値上がり銘柄数は259、値下がり銘柄数は1545となった。東証マザーズ指数は824.35(17.66ポイント安)。
[2022年4月6日]
株探ニュース
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