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総合メディカルホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 23641.10
高値 23995.37(13:57)
安値 23625.13(09:02)
大引け 23873.59(前日比 +554.03 、 +2.38% )
売買高 16億5442万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆0510億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急騰、一時600円を超える上昇で2万4000円近辺まで上昇
2.前日の米株市場でNYダウやナスダック指数など主要株指数大幅高を引き継ぐ
3.新型肺炎の治療薬やワクチン開発に関する報道が投資家心理の改善につながる
4.海外ヘッジファンド筋の先物への買い戻しが、日経平均を押し上げる形となる
5.後場には、中国が米国輸入製品の関税を引き下げるとの報道で上げ加速
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは483ドル高と大幅に3日続伸した。新型肺炎の治療薬に関する期待が膨らんだほか、米1月のADP雇用統計やISM非製造業景況感指数が良好だったことで買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株急伸や為替市場での円安を好感して主力株中心に幅広く買われ、日経平均株価は一時600円以上上昇し、2万4000円台目前まで値を飛ばす場面もあった。
6日の東京市場は、リスク選好ムードが加速し、日経平均は急騰。先物を絡め空売り筋の買い戻しに伴う上昇圧力が働く格好となった。日経平均は寄り付きから300円を超える上昇で大幅続伸して始まり、その後もジリジリと水準を切り上げた。中国で発生した新型肺炎について、治療薬やワクチン開発に関する報道が相次ぎ、過度な不安心理が後退、前日の米国株市場でNYダウが480ドルを超える上昇をみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック指数は史上最高値を更新した。これを受けて、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人の買いを誘導する一方、ヘッジファンドによる先物への買い戻しが全体相場を押し上げた。更に後場取引時間中には、中国が米国から輸入する一部製品の関税を引き下げると伝わり、これを好感する形で上げ幅を拡大した。
個別では、売買代金トップのトヨタ自動車<7203>が活況高の様相を呈し、ソニー<6758>も大きく買われた。村田製作所<6981>、日本電産<6594>が物色人気。ファーストリテイリング<9983>が値を飛ばし、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。武田薬品工業<4502>なども上昇した。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が商いを伴い急伸、総合メディカルホールディングス<9277>は値上がり率トップに買われ、巴川製紙所<3878>はストップ高となった。
半面、ディー・エヌ・エー<2432>は大幅安。明治ホールディングス<2269>が値を下げ、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も売り込まれた。カルビー<2229>の下げも目立つ。コロプラ<3668>、メンバーズ<2130>が急落、フジクラ<5803>、三井海洋開発<6269>、大陽日酸<4091>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ダイキン <6367> 、テルモ <4543> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約165円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は明治HD <2269> 、ディーエヌエ <2432> 、フジクラ <5803> 、東エレク <8035> 、菱地所 <8802> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約8円。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)保険業、(2)精密機器、(3)石油石炭製品、(4)輸送用機器、(5)医薬品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)不動産業、(2)水産・農林業、(3)食料品、(4)その他製品、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△Aiming <3911> [東証M]
スクエニと「ドラゴンクエストタクト」を共同開発。
△Sワイヤー <3929> [東証M]
第3四半期営業利益42%減も第4四半期以降の回復に期待。
△イビデン <4062>
20年3月期最終利益を20億円増額。
△オイレス <6282>
今期経常を16%上方修正。
△トヨタ <7203>
今期税引き前を11%上方修正。
△パンパシHD <7532>
今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新へ。
△PALTEK <7587>
前期経常を89%上方修正。
△ミツウロコG <8131>
4-12月期(3Q累計)経常が3倍増益で着地。
△JAM <8922>
8.00%を上限に自社株TOBを実施。
△総合メデHD <9277>
MBOを実施。
▼ディーエヌエ <2432>
4-12月期(3Q累計)税引き前は赤字転落で着地。
▼スクエニHD <9684>
第3四半期営業利益は通期計画を上回るも利益確定売り優勢。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)総合メデHD <9277> 、(2)パンパシHD <7532> 、(3)巴川紙 <3878> 、(4)ミツバ <7280> 、(5)パスコ <9232> 、(6)ソーダニッカ <8158> 、(7)菱ガス化 <4182> 、(8)ケーユーHD <9856> 、(9)ナック <9788> 、(10)川重 <7012> 。
値下がり率上位10傑は(1)ダイトウボウ <3202> 、(2)コロプラ <3668> 、(3)メンバーズ <2130> 、(4)アトネイチャ <7823> 、(5)レノバ <9519> 、(6)ディーエヌエ <2432> 、(7)カルビー <2229> 、(8)フジクラ <5803> 、(9)三井海洋 <6269> 、(10)日本新薬 <4516> 。
【大引け】
日経平均は前日比554.03円(2.38%)高の2万3873.59円。TOPIXは前日比35.15(2.07%)高の1736.98。出来高は概算で16億5442万株。東証1部の値上がり銘柄数は1838、値下がり銘柄数は271となった。日経ジャスダック平均は3829.12円(20.73円高)。
[2020年2月6日]
株探ニュース
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