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アプラスフィナンシャルのニュース
日経平均株価
始値 22541.22
高値 22581.28(13:02)
安値 22515.73(09:11)
大引け 22548.90(前日比 +56.22 、 +0.25% )
売買高 8億9168万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆5304億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、前週末の米株安に流されず買い戻し主導で連日の年初来高値
2.中国景気減速への警戒感や英国のEU離脱問題など先行き不透明材料をこなす
3.企業の決算発表本格化を前にして業績底入れに対する思惑が個別株物色を牽引
4.取引時間中は外国為替市場で1ドル108円台後半へ円安に振れたことを好感
5.全体の3分の2の銘柄が上昇するも売買代金は1兆5000億円と閑散商状に
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは255ドル安と反落した。中国経済の減速を嫌気されたほか、懸念材料が出たボーイングとジョンソン・エンド・ジョンソンが売られ指数を押し下げた。
週明けの東京市場では買い優勢の展開となり、日経平均株価は前週末の終値を終始上回る水準で推移した。ただ、上値の重さも意識され、上げ幅は限定的だった。
21日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が下押したこともあって、弱い地合いが想定されたが、フタを開けてみると買いが売りを吸収し強調展開となった。中国の7~9月期GDPなどを受けた景気減速に対する警戒感がくすぶるほか、英国のEU離脱問題に対する先行き不透明感が上値押さえの要因となっているものの、企業の決算発表本格化を前に、業績底入れ思惑が引き続き買い戻しを誘発している。外国為替市場では取引時間中にやや円安含みで推移したことも主力株中心にプラス材料となった。日経平均は連日の年初来高値。全体の3分の2の銘柄が上昇し、業種別でみても値上がり業種が33業種中26業種を占めたが、実需の買いは限定的だったとみられ、明日の東京市場が休場ということもあってか、東証1部の売買代金は1兆5000億円台と低調だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。トヨタ自動車<7203>、日本電産<6594>も買い優勢だった。神戸物産<3038>が高く、オリエンタルランド<4661>も頑強。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>、キャリアインデックス<6538>、ジューテックホールディングス<3157>、カワタ<6292>がストップ高に買われる人気となった。日本鋳鉄管<5612>、東京産業<8070>も値を飛ばした。
半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調。村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>も売りに押された。信越化学工業<4063>も軟調。スノーピーク<7816>が急落、ゴールドウイン<8111>も大幅安。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、曙ブレーキ工業<7238>なども大きく値を下げた。シップヘルスケアホールディングス<3360>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、リクルート <6098> 、ダイキン <6367> 、ファミマ <8028> 、セコム <9735> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約33円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、第一三共 <4568> 、信越化 <4063> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)鉄鋼、(3)建設業、(4)サービス業、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)医薬品、(3)空運業、(4)ガラス土石製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△高砂熱 <1969>
上期経常を一転31%増益・最高益に上方修正。
△ジューテック <3157>
上期経常を一転27%増益に上方修正・6期ぶり最高益更新へ。
△D・アクシス <4245>
ケニアで排水処理事業を行う合弁会社設立へ。
△アルインコ <5933>
上期経常が30%増益で着地・7-9月期も54%増益。
△ロゼッタ <6182> [東証M]
アプライド <3020> [JQ]と業務提携。
△マルマエ <6264>
9月度受注残高が前月比7ヵ月連続プラス。
△近畿車 <7122>
第2四半期決算で投資有価証券売却益を計上へ。
△扶桑電通 <7505> [東証2]
前期経常を96%上方修正。
△ピープル <7865> [JQ]
9月度営業利益が22%増。
△福井コン <9790>
上期経常を41%上方修正・最高益予想を上乗せ。
▼ゴルドウイン <8111>
ラグビー日本代表が準々決勝敗退。
▼テーオーHD <9812> [JQ]
19年の株主優待制度を中止。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ジューテック <3157> 、(2)UMCエレ <6615> 、(3)キャリインデ <6538> 、(4)カワタ <6292> 、(5)ランド <8918> 、(6)鋳鉄管 <5612> 、(7)東京産 <8070> 、(8)芝浦 <6590> 、(9)アイドマMC <9466> 、(10)リブセンス <6054> 。
値下がり率上位10傑は(1)スノーピーク <7816> 、(2)オーイズミ <6428> 、(3)ブレインP <3655> 、(4)ゴルドウイン <8111> 、(5)アプラス <8589> 、(6)ヨシムラHD <2884> 、(7)ブレーキ <7238> 、(8)USENHD <9418> 、(9)ファイズHD <9325> 、(10)ハブ <3030> 。
【大引け】
日経平均は前日比56.22円(0.25%)高の2万2548.90円。TOPIXは前日比6.61(0.41%)高の1628.60。出来高は概算で8億9168万株。東証1部の値上がり銘柄数は1432、値下がり銘柄数は616となった。日経ジャスダック平均は3438.11円(8.12円高)。
[2019年10月21日]
株探ニュース
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