1,958円
大光銀行のニュース
日経平均株価
始値 22036.72
高値 22216.98(12:51)
安値 22032.72(09:04)
大引け 22177.02(前日比 +224.62 、 +1.02% )
売買高 13億8834万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆5511億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸でフシ目の2万2000円台を回復
2.米株高に加え1ドル113円90銭近辺まで進んだ円安を好感
3.12月1日に米中首脳会談が決まり、貿易摩擦緩和に期待感も
4.日経平均寄与度の高い値がさ株が買い集め、TOPIXの戻り鈍い
5.1400超の銘柄が上昇、売買代金も2兆5500億円と増勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは108ドル高と続伸した。今週末の米中首脳会談で、何らかの合意があるとの期待が高まり買いが優勢となった。
東京市場では、米株高や円安を背景にリスクオンの流れが続き、日経平均株価は4日続伸で2万2000円台を回復。4日間で670円も水準を切り上げた。
28日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数がいずれも上昇、外国為替市場では1ドル=113円90銭近辺まで円安方向に振れ、これがリスク選好ムードを後押しした。米中貿易摩擦問題への警戒感は払拭できていないものの、今週末のG20と合わせ、12月1日に米中首脳会談が開催される見通しとなったことで、何らかの進展がみられるのではないかとの思惑が強まった。これが先物を絡めた買い戻しを誘発し日経平均を押し上げた。値上がり銘柄数は1400を超え、買い気の強い地合いだったとはいえるものの、日経平均寄与度の高い値がさ株への買いが目立つ一方、時価総額の大きいメガバンクやトヨタなどTOPIXに反映されやすい銘柄が冴えない動きで、やや日経平均偏重型の上昇となった。東証1部の売買代金は引き続き増勢にある。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が高く、任天堂<7974>も上昇。ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ソニー<6758>、村田製作所<6981>が高く、花王<4452>も物色人気を集めた。武田薬品工業<4502>も買い優勢。大日本住友製薬<4506>がストップ高に買われ、インターネットイニシアティブ<3774>も急伸。ダブル・スコープ<6619>、オプトラン<6235>なども大きく上値を伸ばした。
半面、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>が後場急反落、トヨタ自動車<7203>、塩野義製薬<4507>が軟調、三井物産<8031>など総合商社株も冴えない。ティア<2485>が急落、シップヘルスケアホールディングス<3360>、VTホールディングス<7593>、LIXILグループ<5938>なども大きく値を下げた。長谷川香料<4958>、オリンパス<7733>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、大日本住友 <4506> 、ダイキン <6367> 、KDDI <9433> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約143円。うち76円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、スズキ <7269> 、ヤマハ <7951> 、オリンパス <7733> 、ホンダ <7267> 。押し下げ効果は約65円。うち47円はユニファミマ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は19業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)機械、(3)医薬品、(4)情報・通信業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)輸送用機器、(3)保険業、(4)陸運業、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△カカクコム <2371>
ドイツ証券が目標株価を2400円に引き上げ。
△インフォMT <2492>
三菱重 <7011> が「BtoBプラットフォーム 請求書」を採用。
△ラサ商事 <3023>
7.99%を上限に自社株買いを実施。
△フジタコーポ <3370> [JQ]
新株予約権6万個が権利行使。
△フェイスNW <3489> [東証M]
東証1部市場変更に向け立会外分売を実施。
△アプリックス <3727> [東証M]
子会社がスマート打刻サービスの取り扱い開始。
△チェンジ <3962>
BPwグループなどと「AppGuard」の販売契約を締結。
△BBSec <4398> [JQ]
JSOLと販売パートナー契約締結。
△大日本住友 <4506>
米国でのラツーダ後発品に絡む特許侵害訴訟が終結。
△理経 <8226> [東証2]
AIを用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験に協力。
▼ティア <2485>
公募増資と売り出しを実施。
▼シップHD <3360>
250億円の海外CBを発行。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)大日本住友 <4506> 、(2)テラスカイ <3915> 、(3)IIJ <3774> 、(4)WSCOPE <6619> 、(5)オプトラン <6235> 、(6)ランド <8918> 、(7)ハウスドゥ <3457> 、(8)北の達人 <2930> 、(9)KLab <3656> 、(10)タムラ <6768> 。
値下がり率上位10傑は(1)ティア <2485> 、(2)ユニファミマ <8028> 、(3)MDV <3902> 、(4)シップHD <3360> 、(5)VTHD <7593> 、(6)LIXILグ <5938> 、(7)シスメックス <6869> 、(8)ファストロジ <6037> 、(9)学研HD <9470> 、(10)大光銀 <8537> 。
【大引け】
日経平均は前日比224.62円(1.02%)高の2万2177.02円。TOPIXは前日比9.50(0.58%)高の1653.66。出来高は概算で13億8834万株。東証1部の値上がり銘柄数は1413、値下がり銘柄数は620となった。日経ジャスダック平均は3564.86円(19.86円高)。
[2018年11月28日]
株探ニュース
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