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ダイレクトマーケティングミックスのニュース
日経平均株価
始値 26555.23
高値 26709.26(10:57)
安値 26440.62(09:12)
大引け 26659.75(前日比 +112.70 、 +0.42% )
売買高 13億2098万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8190億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、ナスダック安に流されず上値指向継続
2.朝方は売りに押されるも、その後は次第に水準を切り上げる
3.取引時間中は堅調な米株先物やアジア株市場の上昇が追い風
4.米経済の減速懸念も、上海ロックダウン6月解除の観測好感
5.日本時間今晩予定の米小売売上高発表を前に上げ幅は限定的
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比26ドル高と小幅に続伸した。原油価格の上昇で石油株やディフェンシブ株などが買われた。
東京市場では、主力株中心に買いが優勢の展開となり、日経平均株価は上値追い基調を継続した。米株価指数先物やアジア株の上昇が追い風となった。
前日の欧州株市場が高安まちまちの展開で、米国株市場ではハイテク株が売られナスダック総合株価指数が軟調だったこともあり、本日の東京市場は、朝方取引開始前は売りが先行するとの見方が強かった。しかし、寄り後は、日経平均がいったんマイナス圏に沈む場面もあったが、その後次第に買いが厚くなった。2万6000円台後半では戻り売りが顕在化したものの、じりじりと下値を切り上げる展開が続いた。米国経済の減速懸念が市場のセンチメントを冷やしているが、一方で中国では上海市が6月にロックダウンを解除する方針を示したことが、ポジティブ材料として捉えられている。日本時間今晩に予定される4月の米小売売上高の結果を見極めたいとの思惑もあり、上げ幅は100円あまりにとどまった。値上がり銘柄数は全体の55%にとどまっている。
個別では、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運大手への買いが目立ったほか、東京エレクトロン<8035>や、任天堂<7974>も上昇した。三井松島ホールディングス<1518>は出来高を伴い連日のストップ高。INPEX<1605>が買われ、ENEOSホールディングス<5020>も値を上げた。ファーストリテイリング<9983>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢だった。このほか、日医工<4541>、キトー<6409>、近鉄エクスプレス<9375>がストップ高を演じた。
半面、アサヒグループホールディングス<2502>は急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも安い。SUMCO<3436>が軟調、HOYA<7741>、ダイキン工業<6367>なども冴えない。ベイカレント・コンサルティング<6532>が値を下げた。クロス・マーケティンググループ<3675>が大幅安、チェンジ<3962>マネーフォワード<3994>などの下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、コナミHD <9766>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約90円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアサヒ <2502>、電通グループ <4324>、エムスリー <2413>、NTTデータ <9613>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約48円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)石油石炭製品、(4)その他製品、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)食料品、(2)銀行業、(3)小売業、(4)電気・ガス業、(5)保険業。
■個別材料株
△INPEX <1605> [東証P]、石油資源 <1662> [東証P]
中国需要回復期待でWTIは約2ヵ月ぶり高値。
△モブキャスト <3664> [東証G]
スマホ向け新作ゲームを開発中だと発表。
△エッジテクノ <4268> [東証G]
AIソリューション好調で22年4月期業績は計画上振れ。
△シダックス <4837> [東証S]
コロナ禍による影響一巡で業績急回復へ。
△キトー <6409> [東証P]
米KKR系が10月下旬メドにTOB実施へ。
△エスケーエレ <6677> [東証S]
22年9月期営業利益予想の上方修正と自社株買いを好感。
△サンテック <6777> [東証S]
今期も営業28%増益見通しで利益成長路線まい進。
△フェローテク <6890> [東証S]
22年3月期営業益2.3倍で今期も3割超の増益見込む。
△広済堂HD <7868> [東証P]
23年3月期は営業増益で5期ぶり復配を予定。
△レオパレス <8848> [東証P]
収益水準や財務体質の順調な回復を評価継続。
▼アサヒ <2502> [東証P]
原材料費増で第1四半期は営業利益83%減。
▼レアジョブ <6096> [東証P]
今期大幅営業減益と無配を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日医工 <4541>、(2)キトー <6409>、(3)三井松島HD <1518>、(4)近鉄エクス <9375>、(5)フロンティM <7038>、(6)レオパレス <8848>、(7)ティラド <7236>、(8)ウィズメタク <9260>、(9)ツガミ <6101>、(10)新日本科学 <2395>。
値下がり率上位10傑は(1)レアジョブ <6096>、(2)クロスマーケ <3675>、(3)アサヒ <2502>、(4)JKHD <9896>、(5)テスHD <5074>、(6)チェンジ <3962>、(7)バルカー <7995>、(8)サニーサイド <2180>、(9)マネフォ <3994>、(10)Dmミックス <7354>。
【大引け】
日経平均は前日比112.70円(0.42%)高の2万6659.75円。TOPIXは前日比3.45(0.19%)高の1866.71。出来高は概算で13億2098万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1019、値下がり銘柄数は760となった。東証マザーズ指数は645.46(12.37ポイント安)。
[2022年5月17日]
株探ニュース
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