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日本電子のニュース
日経平均株価
始値 29573.90
高値 29787.66(09:51)
安値 29558.55(09:00)
大引け 29642.69(前日比 +21.70 、 +0.07% )
売買高 9億4138万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0200億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小反発、手掛かり材料難のなか売り買いとも手控え
2.朝方は売り先行後すぐにプラス圏に切り返したが上値も重い展開
3.グローバル景気回復期待から海運や鉄鋼など景気敏感株買われる
4.16日の日米首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から模様眺め
5.商い低調で、売買代金は2兆円をわずかに上回る水準にとどまる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比53ドル高と3日ぶりに反発した。新型コロナワクチン接種進展による経済正常化が期待され、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、方向感の定まらない不安定な展開となった。日経平均株価は朝方売り先行で始まった後急速にプラス圏に切り返したが、その後は再び値を消し大引けは小幅プラス圏で着地した。
15日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちとなったこともあり、手掛かり材料難のなか売り買いともに手控えられる展開となった。寄り付きは売りが優勢だったが、その後は切り返し急で170円程度の上昇をみせる場面もあった。しかし買いは続かず、そこから次第安の展開に変わり、後場は前日終値を挟んで狭いゾーンでの往来となった。米国を中心とするグローバル景気の回復期待から海運や鉄鋼などの景気敏感株が買われる一方、半導体関連などが利食われる格好となり全体相場の上値を重くした。16日の日米首脳会談の結果を見極めたいとの思惑もあり、買いが手控えられた。国内で大阪府をはじめ新型コロナウイルスの感染者数が再び拡大傾向にあることも警戒されている。東証1部の値上がり銘柄数は全体の57%を占めたが、売買代金は2兆円をわずかに上回る水準で低調だった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買いが優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇した。日本電産<6594>がしっかり、郵船<9101>など海運株も買われた。RPAホールディングス<6572>が値上がり率トップに買われ、紀文食品<2933>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、日本電子<6951>などが値を飛ばした。ダイセキ環境ソリューション<1712>が買われ、コメダホールディングス<3543>も高い。
半面、任天堂<7974>が軟調、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連も値を下げた。良品計画<7453>の下落も目立った。ベクトル<6058>、テラスカイ<3915>が急落、北の達人コーポレーション<2930>、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>も大きく値を下げた。マネックスグループ<8698>も大幅反落となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、セブン&アイ <3382> 、デンソー <6902> 、KDDI <9433> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約65円。うち41円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、安川電 <6506> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約74円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)非鉄金属、(5)鉄鋼。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)その他製品、(2)精密機器、(3)電気機器、(4)機械。
■個別材料株
△ラクトJ <3139>
第1四半期6%営業増益。
△コメダ <3543>
22年2月期は32%営業増益で12円増配を予定。
△ウォンテッド <3991> [東証M]
21年8月期業績予想を上方修正。
△Gunosy <6047>
第3四半期営業利益13%増で通期計画上回る。
△HyAS&C <6192> [東証M]
くふう <4399> [東証M]と資本・業務提携。
△ベイカレント <6532>
22年2月期は2ケタ営業増益と増配見通しで自社株買いも実施へ。
△RPA <6572>
21年2月期営業2ケタ伸長で今期も37%増益予想。
△プリントN <7805> [JQ]
3月売上高10%増と自社株買い発表を好感。
△関通 <9326> [東証M]
今2月期営業益も6割増見込む。
△セキド <9878> [東証2]
21年3月期業績は計画上振れで着地。
▼ロコンド <3558> [東証M]
22年2月期は41%営業減益となる可能性。
▼テラスカイ <3915>
22年2月期営業利益は31%減を見込む。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)RPA <6572> 、(2)紀文食品 <2933> 、(3)ベイカレント <6532> 、(4)日電子 <6951> 、(5)ラクトJ <3139> 、(6)メディシス <4350> 、(7)コジマ <7513> 、(8)Gunosy <6047> 、(9)FIG <4392> 、(10)ダイセキS <1712> 。
値下がり率上位10傑は(1)ベクトル <6058> 、(2)テラスカイ <3915> 、(3)北の達人 <2930> 、(4)T-BASE <3415> 、(5)クリレスHD <3387> 、(6)串カツ田中 <3547> 、(7)セレス <3696> 、(8)マネックスG <8698> 、(9)日本通信 <9424> 、(10)PRTIME <3922> 。
【大引け】
日経平均は前日比21.70円(0.07%)高の2万9642.69円。TOPIXは前日比6.95(0.36%)高の1959.13。出来高は概算で9億4138万株。東証1部の値上がり銘柄数は1259、値下がり銘柄数は845となった。日経ジャスダック平均は3948.17円(2.27円高)。
[2021年4月15日]
株探ニュース
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