435円
ユー・エム・シー・エレクトロニクスのニュース
日経平均株価
始値 26834.10
高値 26905.67(09:06)
安値 26533.63(10:51)
大引け 26714.42(前日比 -48.97 、 -0.18% )
売買高 10億4210万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0153億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、朝方こそ高く始まるも買いは続かず
2.米国で93兆円規模の追加経済対策の与野党合意が伝わる
3.英国で新型コロナの変異種が確認され投資家心理を冷やす
4.後場は日銀ETF買いの期待から一貫して下げ渋る展開に
5.売買代金はかろうじて2兆円大台をキープしたものの低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比124ドル安と反落した。米追加経済対策に対する不透明感を背景に利益確定売りが優勢となった。
週明けの東京市場では買い先行で始まったが、日経平均株価はすぐにマイナス圏に沈む展開に。後場は下げ渋ったものの続落となった。
21日の東京市場は、朝方は米国で93兆円規模の追加対策発動で与野党が合意に近づいたとの報道がポジティブ視され日経平均は高く始まったが、買いは続かずその後はすぐに値を消す展開を強いられた。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が高まっており、日本国内でもここにきて感染者数の増加が顕著となり市場のセンチメントを悪化させている。ワクチン普及に対する期待はあるものの、英国で新型コロナの変異種による感染拡大が広がっており、欧州でも変異種の感染が確認されたことで、新たな不安を呼んでいる。ただ、後場に入ると日銀のETF買いに対する期待などもあって、押し目買いが顕在化し一貫して下げ渋る展開となった。非鉄や鉄鋼株などに買われるものが目立つ。東証1部の売買代金は、2兆円はかろうじてキープしたものの低調だった。
個別では、任天堂<7974>が利益確定売りに押され、トヨタ自動車<7203>も軟調。ファーストリテイリング<9983>が安く、SUMCO<3436>、ファナック<6954>、も冴えない。オリエンタルランド<4661>も値を下げた。キャリアインデックス<6538>が急落、新日本理化<4406>も大きく売られた。TAC<4319>などの下げも目立つ。名村造船所<7014>、ネクソン<3659>なども下落した。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、ソニー<6758>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も堅調。ダイキン工業<6367>も買い優勢だった。シンシア<7782>、ジーンズメイト<7448>などが物色人気、長野計器<7715>は商いを伴い大幅高。東邦亜鉛<5707>、東邦チタニウム<5727>、住友林業<1911>なども大幅高となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ダイキン <6367> 、中外薬 <4519> 、東エレク <8035> 、ソニー <6758> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約72円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、ネクソン <3659> 、オムロン <6645> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約62円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)倉庫運輸関連、(3)鉄鋼、(4)パルプ・紙、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)その他製品、(3)鉱業、(4)不動産業、(5)その他金融業。
■個別材料株
△田中建設工業 <1450> [JQ]
21年3月期業績予想を上方修正。
△SYSHD <3988> [JQ]
上期業績予想を上方修正。
△アイピーエス <4390> [東証M]
12月25日付で東証1部へ市場変更。
△ギフティ <4449> [東証M]
12月25日付で東証1部へ市場変更。
△ビザスク <4490> [東証M]
社外取締役や社外監査役を企業にマッチングする新サービス開始。
△そーせい <4565> [東証M]
GSKとグローバルな研究開発提携及びライセンス契約を締結。
△アサカ理研 <5724> [JQ]
1月31日を基準日に1→2の株式分割。
△リファインV <6531> [東証M]
北海道で資源リサイクル事業を行う鈴木商会と業務提携。
△ハピンズ <7577> [JQ]
RIZAP <2928> [札証A]傘下3社が経営統合へ。
△シンシア <7782>
20年12月期期末配当は特別配当6円実施して10円へ。
▼久光薬 <4530>
「第3四半期営業利益6割減」との報道。
▼朝日ラバー <5162> [JQ]
子会社で棚卸資産の過大計上の疑義が発生。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)シンシア <7782> 、(2)長野計器 <7715> 、(3)ジンズメイト <7448> 、(4)スタティアH <3393> 、(5)稀元素 <4082> 、(6)東邦鉛 <5707> 、(7)ウィズメタク <9260> 、(8)邦チタ <5727> 、(9)住友林 <1911> 、(10)MSOL <7033> 。
値下がり率上位10傑は(1)ヤマシタHD <9265> 、(2)キャリインデ <6538> 、(3)CVSベイ <2687> 、(4)日理化 <4406> 、(5)未来工業 <7931> 、(6)愛眼 <9854> 、(7)TAC <4319> 、(8)レオン <6272> 、(9)サイバーリン <3683> 、(10)UMCエレ <6615> 。
【大引け】
日経平均は前日比48.97円(0.18%)安の2万6714.42円。TOPIXは前日比4.19(0.23%)安の1789.05。出来高は概算で10億4210万株。東証1部の値上がり銘柄数は842、値下がり銘柄数は1237となった。日経ジャスダック平均は3700.59円(14.98円安)。
[2020年12月21日]
株探ニュース
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