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日立製作所のニュース
【↓】日経平均 大引け| 大幅反落、米ハイテク株安や円高で利益確定売り優勢 (7月12日)
日経平均株価
始値 41668.86
高値 41754.76(09:01)
安値 41188.29(10:00)
大引け 41190.68(前日比 -1033.34 、 -2.45% )
売買高 18億3255万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆2369億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は1033円安と4日ぶり大幅反落、4万2000円割る
2.前日の米国ではナスダック指数が大幅安、為替も大幅な円高進む
3.ディスコや東エレクなど半導体関連株に利益確定売りが膨らむ
4.トヨタなど自動車株や三菱UFJなど大手銀行株も軟調に推移
5.円高メリット株のニトリHDには見直し買いが入り値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比32ドル高と続伸した。米CPIが市場予想を下回ったことを受け景気敏感株の一角が買われた。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに大幅反落。半導体関連などハイテク株で利益確定売りが膨らんだほか、急激な円高の進行も警戒された。
前日の米株式市場では、NYダウは小幅に続伸したものの、半導体関連株などハイテク株が下落しナスダック指数は8日ぶりに急反落した。為替も一時1ドル=157円台へ急激な円高が進行した。政府・日銀による為替介入が実施されたとの観測も浮上した。これを受けた東京市場は値を下げてスタート。前日まで連日で史上最高値を更新していたこともあり利益確定売りが膨らんだ。円高の進行も警戒されるなか半導体関連株などに売りが膨らみ、日経平均は4万2000円を割り込み前日比で1000円を超す下落となった。本日は株価指数オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日で出来高も膨らんだ。半導体関連や自動車、銀行、機械株などが安く、不動産株がしっかり。
個別銘柄では、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>が安く、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、日産自動車<7201>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が売られ、ソニーグループ<6758>や日立製作所<6501>、TDK<6762>が軟調。キーエンス<6861>やニデック<6594>も下落した。
半面、SHIFT<3697>やリクルートホールディングス<6098>、メルカリ<4385>が高く、ベイカレント・コンサルティング<6532>やオリエンタルランド<4661>が値を上げた。円高メリット株のニトリホールディングス<9843>が見直し買いで上昇。三井不動産<8801>や三菱地所<8802>が買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はニトリHD <9843>、住友不 <8830>、リクルート <6098>、三井不 <8801>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約32円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、ディスコ <6146>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約687円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)不動産業、(2)水産・農林業、(3)サービス業、(4)建設業、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)電気機器、(3)海運業、(4)非鉄金属、(5)銀行業。
■個別材料株
△タマホーム <1419> [東証P]
今期最終益は連続最高益更新・5円増配予想。
△いちご <2337> [東証P]
3~5月期最終益2.5倍で独社への出資も発表。
△PRTIME <3922> [東証P]
3~5月期大幅増収増益を好感。
△ボードルア <4413> [東証G]
3~5月期最終67%増益を評価。
△Sansan <4443> [東証P]
25年5月期好調見通しを好感。
△ベイカレント <6532> [東証P]
既存顧客の取引拡大などで第1四半期営業益18%増。
△三光合成 <7888> [東証P]
25年5月期も営業2ケタ増益で過去最高更新へ。
△イオンモール <8905> [東証P]
国内既存モール収益力回復し3~5月期経常利益8%増。
△極東証券 <8706> [東証P]
4~6月期業績速報値開示し営業利益は99%増。
△ビーウィズ <9216> [東証P]
25年5月期営業益予想26%増で24円増配へ。
▼地主 <3252> [東証P]
公募増資による株式価値の希薄化を嫌気。
▼セブン&アイ <3382> [東証P]
第1四半期営業減益でコンセンサス大幅下振れ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Sansan <4443>、(2)ベイカレント <6532>、(3)SHIFT <3697>、(4)タマホーム <1419>、(5)三光合成 <7888>、(6)PRTIME <3922>、(7)ラクス <3923>、(8)極東証券 <8706>、(9)PAコンサル <4071>、(10)イオンモール <8905>。
値下がり率上位10傑は(1)地主 <3252>、(2)ローツェ <6323>、(3)ディスコ <6146>、(4)日東紡 <3110>、(5)日東精 <5957>、(6)セブン&アイ <3382>、(7)東エレク <8035>、(8)ミマキエンジ <6638>、(9)アドテスト <6857>、(10)TOWA <6315>。
【大引け】
日経平均は前日比1033.34円(2.45%)安の4万1190.68円。TOPIXは前日比34.61(1.18%)安の2894.56。出来高は概算で18億3255万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1020、値下がり銘柄数は573となった。東証グロース250指数は677.13ポイント(21.27ポイント高)。
[2024年7月12日]
株探ニュース
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