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ユニバーサルエンターテインメントのニュース
日経平均株価
始値 23946.43
高値 24089.32(10:28)
安値 23778.04(14:44)
大引け 23796.74(前日比 -237.05 、 -0.99% )
売買高 13億9056万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8110億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は9日ぶり急反落、主力株はじめ利益確定売り圧力強まる
2.FOMC通過後の米株市場は金融株など中心に下落、足もとリスクオフに
3.騰落レシオなど指標面も過熱感強く、後場に入り先物絡みで崩れる展開
4.日米首脳会談で自動車関税引き上げは当面回避、自動車株の一角は高い
5.市況関連のほか電機、建設など幅広く売り込まれ、全体の8割超が下落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは106ドル安と3日続落した。FOMC後の米長期金利の低下を受け、ゴールドマン・サックスなど金融株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では目先過熱感から、日経平均株価は後場に入り大きく値を崩し大幅反落となった。前日まで8日続伸していたことで、利益確定の動きを促した。
27日の東京市場は、前日の米国株市場ではFOMC通過後の金融株の下落を背景にNYダウが3日続落。これを受け日経平均は朝方安く始まったが、その後切り返し一時プラス圏で推移する場面もあった。しかし、前日までの連騰疲れに加え、騰落レシオなどのテクニカル指標も買われ過ぎを示唆していたことで、後場に入ると国内外の機関投資家から利益確定を急ぐ動きが顕在化した。中間期末接近に伴う先物への手仕舞い売りも影響したとみられる。日米首脳会談を経て米国による自動車の追加関税が当面回避されたことで、自動車株の一角が買われたものの、石油、非鉄など市況関連のほか電機、建設などに幅広く売りが広がった。東証1部全体の8割を超える銘柄が下落する売り圧力の強い地合いだった。
個別では、任天堂<7974>が値を下げ、ソニー<6758>も軟調。トヨタ自動車<7203>も後場になってマイナス圏に沈んだ。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>などが売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。フジクラ<5803>が大幅安、TATERU<1435>も大幅反落となった。スター・マイカ<3230>、太陽誘電<6976>などの下げもきつい。
半面、ファーストリテイリング<9983>が買い優勢、武田薬品工業<4502>も上値を追った。SUBARU<7270>、スズキ<7269>なども高い。田淵電機<6624>は連日のストップ高に買われ、ダブル・スコープ<6619>、ショーケース・ティービー<3909>などが値を飛ばした。バリューコマース<2491>、ブレインパッド<3655>が大幅高となり、東洋エンジニアリング<6330>も物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、エーザイ <4523> 、デンソー <6902> 、SUBARU <7270> 、武田 <4502> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。うち16円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、東エレク <8035> 、リクルート <6098> 、ダイキン <6367> 、ソフトバンク <9984> 。押し下げ効果は約89円。
東証33業種のうち上昇は空運業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)海運業、(2)輸送用機器、(3)水産・農林業、(4)医薬品、(5)鉄鋼。一方、下落率の大きかった5業種は(1)石油石炭製品、(2)非鉄金属、(3)電気機器、(4)建設業、(5)サービス業。
■個別材料株
△メディネット <2370> [東証M]
ライセンス契約先がFDAとの協議実施を発表。
△ピクスタ <3416> [東証M]
出張撮影プラットフォームのサービスエリアを拡大。
△AMI <3773> [東証M]
「AmiVoice」がソフトバンクの留守番電話文字化機能として採用。
△ショーケース <3909>
「ビットにゃんたーず」のフィールドテスト開始。
△トリケミカル <4369>
三菱UFJ証券が目標株価7200円に増額。
△シンバイオ <4582> [JQG]
抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」を一部変更承認申請。
△トーヨアサノ <5271> [東証2]
今期経常を一転77%増益・最高益に上方修正。
△ユニバーサル <6425> [JQ]
カジノゲーム「SLOTS STREET」を米国などで配信開始。
△ニューテック <6734> [JQ]
上期経常を一転54%増益に上方修正。
△ムラキ <7477> [JQ]
ムラキ・エージェンシーの清算手続きが結了。
▼DNC <4246>
SMBC日興証券が目標株価を1550円に引き下げ。
▼フジクラ <5803>
今期経常を一転24%減益に下方修正、配当も2円減額。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)田淵電 <6624> 、(2)WSCOPE <6619> 、(3)オプトHD <2389> 、(4)ショーケース <3909> 、(5)オルトP <3672> 、(6)トリケミカル <4369> 、(7)MSジャパン <6539> 、(8)Vコマース <2491> 、(9)イントラスト <7191> 、(10)キムラタン <8107> 。
値下がり率上位10傑は(1)フジクラ <5803> 、(2)TATERU <1435> 、(3)C&Fロジ <9099> 、(4)スターマイカ <3230> 、(5)カネコ種 <1376> 、(6)ヨシムラHD <2884> 、(7)太陽誘電 <6976> 、(8)平田機工 <6258> 、(9)綿半HD <3199> 、(10)ファストロジ <6037> 。
【大引け】
日経平均は前日比237.05円(0.99%)安の2万3796.74円。TOPIXは前日比21.56(1.18%)安の1800.11。出来高は概算で13億9056万株。東証1部の値上がり銘柄数は342、値下がり銘柄数は1730となった。日経ジャスダック平均は3812.35円(6.47円安)。
[2018年9月27日]
株探ニュース
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