168円
フリージア・マクロスのニュース
日経平均株価
始値 27092.82
高値 27401.24(14:11)
安値 27057.20(09:08)
大引け 27369.43(前日比 +587.75 、 +2.19% )
売買高 16億8174万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆3018億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、米株高受け2万7000円台を大きく回復
2.米株市場では過度なインフレ懸念後退、ハイテクなどに買い戻し
3.NYダウは570ドル超上昇で6連騰、3万3000ドル台回復
4.日経平均は一時600円を超える上昇、半導体関連など買われる
5.全体の84%の銘柄が上昇し、売買代金は4兆円を上回る活況に
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比575ドル高と6日続伸した。米物価指標の伸び率が縮小したことによるインフレ加速への懸念が後退し、消費関連やハイテク株を中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、リスクオンの流れのなか主力株中心に幅広く買われ、日経平均株価は一時600円を超える上昇をみせた。終値でフシ目の2万7000円台を大きく回復した。
30日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数が大幅高に買われたことを受け、空売りの買い戻しを誘発し、日経平均は先物を絡め続急伸。上げ幅は一時600円を上回り、大引けも580円あまりの上昇をみせ高値圏での着地となった。前週末の米国株市場では4月の個人消費支出の伸び率が鈍化したことで、過度なインフレ懸念が後退、ハイテク株などを中心に幅広く買い戻しが入り、NYダウは570ドルを超える上昇で6連騰となり3万3000ドル台を回復した。東京市場もこれに刺激され、朝方からリスク選好ムードが強まり、出遅れ修正狙いの買いとショートカバーが連動して上値追いが加速。売買代金は4兆円を上回る活況となった。業種別ではハイテク株や機械株などが買われ、33業種中で30業種が高い。個別株もプライム市場全体の84%の銘柄が上昇した。
個別では、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が上値を伸ばしたほか、東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>など半導体関連株が高い。また、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども買いを集めた。日本電産<6594>が高く、任天堂<7974>も買い優勢、リクルートホールディングス<6098>も大きく上昇した。パイオラックス<5988>がストップ高に買われたほか、SREホールディングス<2980>が急騰、キャリアリンク<6070>、アトラエ<6194>なども値を飛ばした。
半面、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが利食われ、東京海上ホールディングス<8766>も売りに押された。JR東海<9022>も軟調だった。小野薬品工業<4528>も値を下げた。タツモ<6266>、タマホーム<1419>が急落したほか、日医工<4541>が大幅安、新日本科学<2395>などの下げも目立つ。東京電力ホールディングス<9501>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、ファナック <6954>、リクルート <6098>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約200円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は郵船 <9101>、商船三井 <9104>、東京海上 <8766>、SOMPO <8630>、川崎汽 <9107>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約5円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は海運業、電気・ガス業、保険業の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)サービス業、(2)電気機器、(3)機械、(4)その他製品、(5)化学。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)石油石炭製品、(2)空運業、(3)陸運業、(4)パルプ・紙、(5)銀行業。
■個別材料株
△シンワワイズ <2437> [東証S]
高額美術品などの売れ行きに追い風吹く。
△メディカルN <3645> [東証G]
「骨太の方針」に「国民皆歯科健診」導入を検討との報道。
△ブロドリーフ <3673> [東証P]
光通信が5.08%保有で思惑働く。
△sMedio <3913> [東証G]
「切羽AI評価システムサービス」がNETISに登録。
△パイオラック <5988> [東証P]
23年3月期配当予想を増額修正。
△フリージア <6343> [東証S]
22年3月期営業4割近い増益。
△ソニーG <6758> [東証P]
イメージセンサーの生産能力アップなどを発表。
△ファナック <6954> [東証P]
上海市の経済再開期待が追い風に。
△セルム <7367> [東証S]
90万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△アルファP <9467> [東証G]
タテ漫画の投稿・閲覧サービスを開始。
▼アクシージア <4936> [東証G]
22年7月期第3四半期の決算発表延期。
▼タツモ <6266> [東証P]
公募増資実施による株式価値の希薄化をマイナス視。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)パイオラック <5988>、(2)SREHD <2980>、(3)フロンティM <7038>、(4)キャリアL <6070>、(5)ユニデンHD <6815>、(6)ベイカレント <6532>、(7)アトラエ <6194>、(8)RPA <6572>、(9)ギークス <7060>、(10)レノバ <9519>。
値下がり率上位10傑は(1)タツモ <6266>、(2)タマホーム <1419>、(3)東名 <4439>、(4)住江織 <3501>、(5)日医工 <4541>、(6)新日本科学 <2395>、(7)シナネンHD <8132>、(8)三陽商 <8011>、(9)ユナイテド海 <9110>、(10)ソーダニッカ <8158>。
【大引け】
日経平均は前日比587.75円(2.19%)高の2万7369.43円。TOPIXは前日比35.14(1.86%)高の1922.44。出来高は概算で16億8174万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1551、値下がり銘柄数は253となった。東証マザーズ指数は677.26(32.15ポイント高)。
[2022年5月30日]
株探ニュース
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