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日経平均は3日続伸、出遅れ株や内需株に買い

配信元:フィスコ
投稿:2018/07/17 15:39
日経平均は3日続伸。16日の米国市場ではNYダウが3日続伸して44ドル高となる一方、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落するなど高安まちまちだった。連休明けとなる東京市場でも日経平均は8円高と小動きでスタートしたが、その後上げ幅を広げる展開となった。金融株や自動車株といった出遅れ感の強い銘柄が買われ、内需・ディフェンシブセクターの一角にも資金が向かった。後場に入ると日経平均は一時
22832.22円(前週末比234.87円高)まで上昇したが、引けにかけて伸び悩んだ。

大引けの日経平均は前週末比100.01円高の22697.36円となった。東証1部の売買高は14億0373万株、売買代金は2兆5651億円だった。業種別では、陸運業、食料品、海運業が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属など5業種が下落した。

個別では、任天堂<7974>三菱UFJ<8306>が2%を超える上昇となった。任天堂は一部証券会社のレーティング引き上げが観測され、三菱UFJは米金融大手の好決算を受けて買われた。トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>もしっかり。また、ネオス<3627>SKジャパン<7608>、古野電気
<6814>などがストップ高水準で取引を終え、中期経営計画が評価されたタマホーム
<1419>や好決算のパソナ<2168>も東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのソフトバンクG<9984>は朝高後に失速して12日ぶりに反落。安川電<6506>
は7%超安と大幅続落し、ファナック<6954>SMC<6273>といった設備投資関連株も大きく売られた。海外需要の先行き懸念が強まったようだ。また、決算を受けた売りが続いたIDOM<7599>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ
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