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タツモのニュース
*12:12JST 日経平均は続伸、米株高引継いで買い優勢の展開
日経平均は続伸。404.57円高の31466.92円(出来高概算6億957万株)で前場の取引を終えている。
24日の米国株式市場のダウ平均は204.97ドル高(+0.62%)、S&P500は30.64ポイント高(+0.73%)とそれぞれ反発、ナスダック総合指数は121.55ポイント高(+0.93%)と続伸した。中東情勢悪化への警戒感が緩和するなか、10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、企業の好決算を好感した買いも目立った。また、金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテク株も強くナスダック総合指数は続伸、終日堅調に推移した米株市場を横目に、日経平均は240.16円高の31302.51円と上昇してスタート。その後もプラス圏で堅調に推移した。
個別では、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が上昇。ほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、INPEX<1605>なども上昇した。想定以上の上方修正がポジティブなインパクトとなった野村マイクロ<6254>や上半期業績予想が再度の上方修正となったラクス<3923>が急騰、サムコ<6387>、タツモ<6266>が値上り率上位となった。
一方、第一三共<4568>、ニデック<6594>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>などが軟調に推移した。また、想定以上の業績下方修正をネガティブ視されたKOA<
6999>や業績下方修正で一転2ケタ営業減益見通しとなったコメリ<8218>が急落。そのほか、霞ヶ関キャピタル<3498>、ファインデックス<3649>、ミダックHD<6564>、ウェルビー<6556>などが値下がり率上位となった。
セクターでは、石油・石炭製品、輸送用機器、卸売業が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は86%、対して値下がり銘柄は12%となっている。
今日の東京株式市場は買いが先行した。前日の米株高を引き継いでおり、ハイテク株比率が高いナスダック及び主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となっている。また、今後本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感に加えて、前日の日経平均が日足で長めの下ひげを形成したことから、テクニカル的に下値は堅いとの見方もあった。そのほか、アジア市況では香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇しており、これらも追い風となっている。ただ、ハンセン指数が2%を超える上昇となっている中、上海総合指数の上昇は限定的で節目の
3000ptには届いておらず上値は重い。
さて、後場の日経平均は上げ幅を広げる展開となるか。アジア市況の動向や米株先物の推移を見極めつつ、直近軟調に推移していた銘柄中心に買い進む動きが継続するか注目しておきたい。一方で、長期金利の上昇は一服しているものの、日米長期金利の先高観や中東情勢の緊迫化など警戒材料が払しょくできていない。そのほか、時間外でのアルファベット株の急落に加えて、全米自動車労組(UAW)のスト収束は見通せておらず、UAWは各社が収益源とする主力工場をスト対象に加え始めている。総じて、外部環境の不透明感が依然として漂っているものの、本日は幅広い銘柄で買い戻しが続きそうだ。
(山本泰三)
<AK>
24日の米国株式市場のダウ平均は204.97ドル高(+0.62%)、S&P500は30.64ポイント高(+0.73%)とそれぞれ反発、ナスダック総合指数は121.55ポイント高(+0.93%)と続伸した。中東情勢悪化への警戒感が緩和するなか、10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、企業の好決算を好感した買いも目立った。また、金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテク株も強くナスダック総合指数は続伸、終日堅調に推移した米株市場を横目に、日経平均は240.16円高の31302.51円と上昇してスタート。その後もプラス圏で堅調に推移した。
個別では、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が上昇。ほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、INPEX<1605>なども上昇した。想定以上の上方修正がポジティブなインパクトとなった野村マイクロ<6254>や上半期業績予想が再度の上方修正となったラクス<3923>が急騰、サムコ<6387>、タツモ<6266>が値上り率上位となった。
一方、第一三共<4568>、ニデック<6594>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>などが軟調に推移した。また、想定以上の業績下方修正をネガティブ視されたKOA<
6999>や業績下方修正で一転2ケタ営業減益見通しとなったコメリ<8218>が急落。そのほか、霞ヶ関キャピタル<3498>、ファインデックス<3649>、ミダックHD<6564>、ウェルビー<6556>などが値下がり率上位となった。
セクターでは、石油・石炭製品、輸送用機器、卸売業が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は86%、対して値下がり銘柄は12%となっている。
今日の東京株式市場は買いが先行した。前日の米株高を引き継いでおり、ハイテク株比率が高いナスダック及び主要な半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となっている。また、今後本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感に加えて、前日の日経平均が日足で長めの下ひげを形成したことから、テクニカル的に下値は堅いとの見方もあった。そのほか、アジア市況では香港ハンセン指数や上海総合指数が上昇しており、これらも追い風となっている。ただ、ハンセン指数が2%を超える上昇となっている中、上海総合指数の上昇は限定的で節目の
3000ptには届いておらず上値は重い。
さて、後場の日経平均は上げ幅を広げる展開となるか。アジア市況の動向や米株先物の推移を見極めつつ、直近軟調に推移していた銘柄中心に買い進む動きが継続するか注目しておきたい。一方で、長期金利の上昇は一服しているものの、日米長期金利の先高観や中東情勢の緊迫化など警戒材料が払しょくできていない。そのほか、時間外でのアルファベット株の急落に加えて、全米自動車労組(UAW)のスト収束は見通せておらず、UAWは各社が収益源とする主力工場をスト対象に加え始めている。総じて、外部環境の不透明感が依然として漂っているものの、本日は幅広い銘柄で買い戻しが続きそうだ。
(山本泰三)
<AK>
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