987円
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日経平均株価
始値 21029.93
高値 21213.74(12:30)
安値 20992.88(09:30)
大引け 21144.48(前日比 +280.27 、 +1.34% )
売買高 14億1320万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7221億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急伸、約2ヵ月ぶりにフシ目の2万1000円ラインを突破
2.米株市場でNYダウ、ナスダック指数とも大幅上昇、主力株中心に追い風
3.米政府機関の再閉鎖が回避される可能性高まり、米中貿易交渉も状況好転
4.ヘッジファンドの先物買い戻し加速、日経平均は2日間で800円超上昇
5.投資家心理改善で、全体売買代金も2兆7000億円台と活況商いが続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは372ドル高と5日ぶりに反発した。米政府機関の再閉鎖が回避されるとの期待や、米中の貿易交渉が進展しているとの観測で買いが優勢となった。
東京市場では主力株中心にリスクを取る動きが続き、日経平均株価は上昇加速。フシ目として意識されていた2万1000円ラインを突破した。
13日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数いずれも大幅高に買われた流れを受けリスクオンの相場環境が継続した。米政府機関が再閉鎖される懸念が後退したほか、米中貿易協議についてもトランプ米政権が3月1日の期限を延長することに柔軟な姿勢をみせ、当面は中国の関税引き上げを先送りする可能性が高まった。これが、投資家のセンチメントを大きく改善させた。先物にショートポジションをとっていたヘッジファンドなどの買い戻しが全体相場を押し上げる形となり、日経平均は2日間で800円を超える上昇をみせ、約2ヵ月ぶりに2万1000円大台を回復。個別は引き続き決算発表で明暗を分ける展開となったが、為替が円安方向に振れていることで、輸出主力株に追い風が強い。東証1部の売買代金も2兆7000億円台と連日で活況が続いている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなし大幅高となったほか、ソニー<6758>、任天堂<7974>も物色人気となった。武田薬品工業<4502>、資生堂<4911>も上昇した。国際石油開発帝石<1605>が値を飛ばし、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連株の上げも目立つ。新川<6274>、船井電機<6839>、サニーサイドアップ<2180>、日本カーボン<5302>がストップ高に買われ、GMOペイメントゲートウェイ<3769>なども高い。
半面、ZOZO<3092>が売られ、マクロミル<3978>、ホシザキ<6465>が急落。レオパレス21<8848>は3日連続のストップ安で売り物を残した。ブイ・テクノロジー<7717>、リョービ<5851>が大幅安、クボテック<7709>、日産車体<7222>なども大きく値を下げた。タカラトミー<7867>、ヤマハ発動機<7272>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、リクルート <6098> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約122円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はヤマハ発 <7272> 、ユニファミマ <8028> 、ファストリ <9983> 、塩野義 <4507> 、アステラス <4503> 。押し下げ効果は約13円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)ゴム製品、(4)サービス業、(5)電気機器。一方、下落は4業種のみで下落率の上位から(1)電気・ガス業、(2)パルプ・紙、(3)陸運業、(4)空運業。
■個別材料株
△サニーサイド <2180>
上期経常は3.7倍増益で上振れ着地・通期計画を超過。
△システム情報 <3677> [東証2]
10-12月期(1Q)経常は71%増益で着地。
△ラクオリア <4579> [JQG]
テゴプラザン導出先の韓国CJ社がメキシコ社とサブライセンス契約を締結。
△MRT <6034> [東証M]
今期税引き前を一転2.5倍増益に上方修正。
△アピクヤマダ <6300> [東証2]
新川 <6274> がTOBを実施。
△ヴィスコ <6698> [東証2]
今期経常を一転13%増益に上方修正。
△堀場製 <6856>
今期経常は3期連続最高益更新へ。
△テノ.HD <7037> [東証M]
今期経常は25%増で4期連続最高益、23円で初配当へ。
△イーレックス <9517>
10-12月期(3Q)経常は15%増益。
△リリカラ <9827> [JQ]
今期経常は4.7倍増益、9期ぶり6円で復配へ。
▼価値開発 <3010> [東証2]
株主優待制度を廃止。
▼マクロミル <3978>
今期税引き前を一転4%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サニーサイド <2180> 、(2)新川 <6274> 、(3)船井電 <6839> 、(4)イーレックス <9517> 、(5)カーボン <5302> 、(6)堀場製 <6856> 、(7)Jマテリアル <6055> 、(8)DNC <4246> 、(9)オルトP <3672> 、(10)大気社 <1979> 。
値下がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848> 、(2)ワールドHD <2429> 、(3)日本管理C <3276> 、(4)マクロミル <3978> 、(5)ホシザキ <6465> 、(6)星和電 <6748> 、(7)ランド <8918> 、(8)リョービ <5851> 、(9)Vテク <7717> 、(10)大倉工 <4221> 。
【大引け】
日経平均は前日比280.27円(1.34%)高の2万1144.48円。TOPIXは前日比16.73(1.06%)高の1589.33。出来高は概算で14億1320万株。東証1部の値上がり銘柄数は1343、値下がり銘柄数は709となった。日経ジャスダック平均は3417.71円(21.92円高)。
[2019年2月13日]
株探ニュース
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