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アルインコのニュース
日経平均株価
始値 23615.52
高値 23702.30(09:22)
安値 23611.33(10:32)
大引け 23639.46(前日比 +72.42 、 +0.31% )
売買高 9億4331万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8718億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、米株高を受け上昇も上値重い展開
2.米追加経済対策の協議進展期待で再びリスク選好の流れ
3.円高に加えアジア株が高安まちまちで物色意欲も限定的
4.鉄鋼、海運など景気敏感セクター買われ31業種が上昇
5.個別株も全体の7割上昇するも売買代金2兆円割れ続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比113ドル高と反発した。民主党のペロシ下院議長が追加経済対策を巡り、来月初旬までに合意が見込めるとの見解を示したことが好感された。
東京市場では、前日の米株高を受け終始買い優勢の展開となったが日経平均株価の上値も重く、2万3600円台で売り買いを交錯させる地合いだった。
21日の東京市場は、朝方から主力株をはじめ広範囲に買いが先行した。前日の米国株市場で主要株指数が揃って切り返したことで投資家心理が改善した。米追加経済対策の与野党協議が進展しているとの思惑を背景に米株価指数先物が上昇し、それを横目にリスクを取る動きが優勢となった。ただ、取引時間中に外国為替市場ではドル安・円高方向に振れたほか、アジア株市場も高安まちまちで、上値を買い進む動きも限定的だった。国内企業の決算発表が来週から本格化することもあり、この結果を見極めたいとの思惑も上値を重くしている。業種別では33業種中31業種が上昇し、鉄鋼や非鉄、海運などグローバル景気に敏感なセクターが値上がり上位となった。個別でも東証1部全体の7割強の銘柄が上昇した。しかし、全体商いは盛り上がらず、売買代金は1兆8000億円台と8日連続で2兆円台を下回っている。
個別では、トヨタ自動車<7203>が上昇、KDDI<9433>も買いが優勢。ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>なども堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。ソフトクリエイトホールディングス<3371>が値上がり率トップに買われ、島忠<8184>が商いを伴い急騰。サンデンホールディングス<6444>、Genky DrugStores<9267>も値を飛ばした。
半面、任天堂<7974>が下落、ファーストリテイリング<9983>も安い。キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>も冴えない。ニトリホールディングス<9843>も軟調だった。キャリアリンク<6070>が大幅安となり、グッドコムアセット<3475>、DCMホールディングス<3050>なども大きく値を下げた。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、ファナック <6954> 、信越化 <4063> 、ダイキン <6367> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約46円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、SBG <9984> 、テルモ <4543> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約77円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は精密機器、その他製品の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)鉱業、(3)海運業、(4)空運業、(5)保険業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)情報・通信業、(2)医薬品、(3)サービス業、(4)小売業、(5)卸売業。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
日本マイクロソフトと高齢化社会に向け医療DXで協業へ。
△博展 <2173> [JQG]
コロナ禍での新卒採用活動向けコミュニケーションサービスを提供。
△宝HLD <2531>
コロナ禍の影響想定下回り上期業績は計画上振れ。
△タスキ <2987> [東証M]
「タスキFunds」で会員登録の受付を開始。
△ソフトクリエ <3371>
21年3月期業績予想の上方修正と配当増額を発表。
△タカラバイオ <4974>
上半期上方修正で一転増益転換に。
△ノジマ <7419>
上期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
△サイバダイン <7779> [東証M]
台湾でHAL医療用下肢タイプの医療機器承認を取得。
△Genky <9267>
21年6月期業績予想を上方修正。
△アルファP <9467> [東証M]
「月が導く異世界道中」アニメ化決定を発表。
▼ロングライフ <4355> [JQ]
株主優待制度の変更を発表。
▼アルインコ <5933>
上期業績は52%営業減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ソフトクリエ <3371> 、(2)島忠 <8184> 、(3)ランド <8918> 、(4)サンデンHD <6444> 、(5)北興化 <4992> 、(6)TYK <5363> 、(7)Genky <9267> 、(8)イマジカG <6879> 、(9)日本アジアG <3751> 、(10)宝HLD <2531> 。
値下がり率上位10傑は(1)キャリアL <6070> 、(2)ファイバーG <9450> 、(3)グッドコムA <3475> 、(4)DCM <3050> 、(5)日電波 <6779> 、(6)イントラスト <7191> 、(7)エイジア <2352> 、(8)エスクロAJ <6093> 、(9)オイシックス <3182> 、(10)マイネット <3928> 。
【大引け】
日経平均は前日比72.42円(0.31%)高の2万3639.46円。TOPIXは前日比11.86(0.73%)高の1637.60。出来高は概算で9億4331万株。東証1部の値上がり銘柄数は1553、値下がり銘柄数は552となった。日経ジャスダック平均は3649.20円(8.72円高)。
[2020年10月21日]
株探ニュース
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